アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの八乙女光が29日、パーソナリティを務める『らじらー! サタデー』(NHKラジオ第1・毎週土曜20:05~)で、突発性難聴の治療に専念するため活動を休止することを発表。発症後、KinKi Kidsの堂本剛へ相談していたことも明かした。

昨年12月に左耳が突発性難聴であると診断され、12月末に東京ドームで行われたコンサート『Johnny's Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~』のリハーサルでは、アーティストが着用するイヤーモニターから聞こえる音も、何が鳴っているのか分からない状態だったという八乙女。同じコンサートに出演しており、突発性難聴を患っているジャニーズ事務所の先輩・KinKi Kidsの堂本剛のもとへ急きょ相談に行ったところ、「15分くらい、(イヤーモニターをつけるときの)耳の中はどうしているのかなと聞こうと思ったんですけど、剛くんが2時間くらい、突発性難聴との向き合い方とかくわしく教えてくださって、『本当は休めたらいいんやけどな』と言ってくれたり」と、助言を受けたことを告白した。

その後1月上旬に開催されたHey! Say! JUMPコンサートの宮城公演では、「イコライザー(音響機器)をいじるということも剛くんに教えてもらいました。僕は今高音と低音が苦手なので、中音域だけを左耳で聞いてその前に耳栓をして、会場の重低音がどうしてもダメなのでイヤーマフっていう防音のヘッドホンみたいなものをつけて。それだと軽くてダンスもできるので」と、アドバイス通りに環境を整えたことを語った。

共に『らじらー!』に出演していた薮宏太に「バラエティが大変なのかな」と、バラエティ番組出演について気遣われると「5、6人が同時にしゃべっているとき、俺に何かツッコんでいるときは、何語をしゃべっているのか分からない状態になっちゃって。自分に振られているのか分からなくてスルーしちゃったりとか」と答えた八乙女。「そうやって活動していくのもありだと思ったんですけど、関係者やメンバーを心配させてしまう」と改めて活動休止の経緯を話すと、薮は「人生長いですし。これからもHey! Say! JUMPという長い時間を過ごす仲間ですから、本当にゆっくり休んで。いつでも待ってますから」「治さなきゃというプレッシャーより、光らしくストレスフリーでやってくれるのが一番いいかなと思います」とエールを送った。