東武鉄道は7日、新型特急車両「スペーシア X」について、車両製作の様子を同社の公式YouTubeチャンネルで初公開すると発表した。「スペーシア X」は2023年7月15日のデビューに向け、現在は日立製作所笠戸事業所にて車両本体の製作が進められている。

  • 日立製作所笠戸事業所での「スペーシア X」車両製作の様子

「スペーシア X」は、先代の特急車両「スペーシア」が築いてきた伝統とブランドイメージを維持継承しつつ、より上質なフラッグシップ特急として、利用者が車両に乗り込んだ瞬間から「自分だけの最適な日光・鬼怒川エリア」とつながることをコンセプトとしている。

その製作過程を紹介する動画の第1弾が11月7日に公開され、車両構体の製作・組立ての様子を紹介。組み上がった構体と内部をはじめ、着々と存在感の一角を現し始めた「スペーシア X」を見ることができる。ひと足先に「スペーシア X」の旅に思いを馳せつつ、普段見ることのできない車両製作の様子を楽しめるとのこと。

  • 組み上がった構体

  • 構体内部

  • 天板取り付け

今後、東武鉄道の公式YouTubeチャンネルにて、「スペーシア X」のデビューまでの様子を順次公開する予定。「スペーシア X」がつむぐ旅への期待感を醸成していく。