京福電気鉄道は21日、嵐電(京福電気鉄道嵐山線)に2025年2月から導入している新型車両モボ1形「KYOTRAM(きょうとらむ)」が、2026年の鉄道友の会ブルーリボン賞(最優秀車両)を受賞したと発表した。
鉄道友の会は、鉄道車両の進歩発展に寄与することを目的として、優れた鉄道車両を対象にブルーリボン賞(最優秀車両)・ローレル賞(優秀車両)を選定。日本における鉄道車両に対する顕彰において、鉄道事業者も含めて最も認知度が高く、広く支持されている栄誉ある賞とされている。今回で69回目を迎えるブルーリボン賞に関して、JRグループ(旧国鉄を含む)・大手私鉄以外の事業者が受賞するのは5例目。関西以西に本社を置く中小事業者の受賞は史上初、車両の前後に運転台があり、1両で運行する路面電車の車両の受賞も史上初という。
嵐電の新型車両「KYOTRAM」は、2025年2月28日に1両目が営業運転を開始。現在は3両を運行しており、2028年度までに計7両の導入を予定している。京都の景観と調和する外観デザイン、安全・安心・快適のさらなる向上、環境負荷の低減を特徴に挙げている。
鉄道友の会は「KYOTRAM」について「吟味されたデザインコンセプトをはじめとして、車外設備では薄型のガラス一体型LCD案内表示器を用いた多言語案内の導入や、座り心地を熟慮したバケットシートの採用を行うなど、各所が作り込まれた完成度の高い秀逸な車両」と評価した。





