TBSの「日曜劇場」は1956年に放送枠が誕生して以来、世相を反映した社会派ドラマからファミリードラマ、恋愛ドラマまで、数々の名作を生み出してきた歴史あるドラマ枠です。毎週日曜日の夜は日曜劇場を見ることが習慣になっている人も多いのではないでしょうか。
今回は、マイナビニュース会員を対象に、2000年以降に放送された日曜劇場の中で最も好きな作品はどれか、アンケート調査を実施しました。
TBS「日曜劇場」の歴代ドラマ作品人気ランキング(2000年~2024年)
マイナビニュース会員に、これまでにTBSで放送された「日曜劇場」の歴代ドラマの中で好きな作品について聞いてみたところ、上位はこのような結果になりました。
- 1:半沢直樹(主演:堺雅人)(17.3%)
- 2:JIN-仁-(主演:大沢たかお)(9.2%)
- 3:VIVANT(主演:堺雅人)(5.1%)
- 4:この中にはない(4.9%)
- 5:オヤジぃ。(主演:田村正和、黒木瞳)(3.8%)
- 5:GOOD LUCK!!(主演:木村拓哉)(3.8%)
- 7:半沢直樹(2)(主演:堺雅人)(3.7%)
- 7:ドラゴン桜(主演:阿部寛)(3.7%)
- 9:サラリーマン金太郎3(主演:高橋克典)(3.2%)
- 10:下町ロケット(主演:阿部寛)(3%)
- 11:催眠(主演:稲垣吾郎)(2.7%)
- 12:オレンジデイズ(主演:妻夫木聡、柴咲コウ)(2.3%)
- 13:JIN-仁-完結編(主演:大沢たかお)(2.2%)
- 14:パパとムスメの7日間(主演:舘ひろし)(2.1%)
- 14:新参者(主演:阿部寛)(2.1%)
- 16:華麗なる一族(主演:木村拓哉)(1.9%)
- 16:ノーサイド・ゲーム(主演:大泉洋)(1.9%)
- 18:TOKYO MER ~走る緊急救命室~(主演:鈴木亮平)(1.8%)
- 19:ラストマンー全盲の捜査官ー(主演:福山雅治)(1.6%)
- 20:砂の器(主演:中居正広)(1.5%)
- 21:天国と地獄~サイコな2人~(主演:綾瀬はるか)(1.4%)
- 22:白い影~Love and Life in the White~(主演:中居正広)(1.2%)
- 23:99.9(主演:松本潤)(1.2%)
- 24:Love Story(主演:中山美穂、豊川悦司)(1%)
- 24:空飛ぶ広報室(主演:新垣結衣)(1%)
- 24:下町ロケット 第2シリーズ(主演:阿部寛)(1%)
- 27:逃亡者(主演:江口洋介)(0.8%)
- 27:ルーズヴェルト・ゲーム(主演:唐沢寿明)(0.8%)
- 27:マイファミリー(主演:二宮和也)(0.8%)
- 30:恋がしたい恋がしたい恋がしたい(主演:渡部篤郎)(0.7%)
- 30:末っ子長男姉三人(主演:深津絵里、岡田准一)(0.7%)
- 30:陸王(主演:役所広司)(0.7%)
- 33:元カレ(主演:堂本剛)(0.5%)
- 33:ATARU(主演:中居正広)(0.5%)
- 33:とんび(主演:内野聖陽)(0.5%)
- 33:天皇の料理番(主演:佐藤健)(0.5%)
- 33:99.9 SEASON II(主演:松本潤)(0.5%)
- 33:日本沈没ー希望のひとー(主演:小栗旬)(0.5%)
- 39:ガッコの先生(主演:堂本剛)(0.4%)
- 39:南極大陸(主演:木村拓哉)(0.4%)
- 39:安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~(主演:木村拓哉)(0.4%)
- 39:この世界の片隅に(主演:松本穂香、松坂桃李)(0.4%)
- 39:DCU(主演:阿部寛)(0.4%)
- 39:オールドルーキー(主演:綾野剛)(0.4%)
- 39:アトムの童(主演:山﨑賢人)(0.4%)
「日曜劇場」の歴代作品(2019~2024)の主演・あらすじ一覧
ここからは2019年から2024年に放送された日曜劇場歴代作品のキャストやあらすじ、作品を支持したマイナビニュース会員のコメントを紹介していきます。
2024年放送のドラマ
ブラックペアン シーズン2【二宮和也主演】
『ブラックペアン シーズン2』は、2024年7月期の日曜劇場で放送中の二宮和也さん主演の医療ドラマです。前作は2018年に放送され、天才外科医・渡海征司郎を演じた二宮さんの演技が高く評価されました。
今回の原作は海堂尊さんの小説『ブレイズメス1990』『スリジエセンター1991』で、日本の医療現場が抱えている問題を提起する内容です。シーズン2では、前作を超えるスケールと興奮を提供するメディカルエンターテインメントが展開されています。
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出演/二宮和也、竹内涼真、葵わかな、キム・ムジュン
放送時期/2024年7月~2024年7月31日現在放送中
アンチヒーロー【長谷川博己主演】
TBS系日曜劇場『アンチヒーロー』は、2024年の4月から6月まで放送開始されました。「殺人犯をも無罪にしてしまう」という、極めてダークな弁護士・明墨正樹を長谷川博己さんが熱演しています。
同作は「本当の正義」や「真実の重要性」をテーマとしています。現代社会では、人々の評価は一瞬にして覆されてしまいますが、ドラマではそんな表面的な判断の危険性を訴えています。
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出演/長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子、林泰文
放送時期/2024年4月~6月
さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜【西島秀俊主演】
日曜劇場「さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜」は、西島秀俊さん演じる天才指揮者・夏目俊平と、芦田愛菜さん演じる娘・響の物語です。5年前のある「悲劇」によって音楽への情熱を失った父娘が、地方オーケストラ「晴見フィル」を通じて絆を取り戻していく姿を描いたヒューマンドラマです。
俊平が晴見フィルの指揮者として赴任したことをきっかけに、物語は動き出します。親子の確執や和解、オーケストラの存続危機など、さまざまな困難に直面しながら成長していく姿が丁寧に描かれています。音楽を通じて人間模様を描いたこのドラマは、多くの視聴者の心に響く作品となっています。
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出演/西島秀俊、芦田愛菜、宮沢氷魚、石田ゆり子、新木優子
放送時期/2024年1月~3月
2023年放送のドラマ
『下剋上球児』【鈴木亮平主演】
鈴木亮平さんが2021年の『TOKYO MER ~走る緊急救命室~』以来、2度目の日曜劇場主演を果たしたのが、2023年10月スタートの『下剋上球児』です。三重県立越山高校野球部が、ある選手の入部と監督交代をきっかけに、甲子園を目指す姿を描いています。
鈴木亮平さんが演じるのは、教師になるために仕事を辞めて大学に入り直したにも関わらず、履修ミスで教員免許を取得できないまま、無免許で教師をしていた南雲という男性です。南雲をめぐる物語と高校球児たちの物語、両軸でストーリーが進んでいくことで、深みのあるヒューマンドラマとなっています。
出演/鈴木亮平、黒木華、井川遥、松平健、小泉孝太郎、小日向文世
放送時期/2023年10月~12月
『VIVANT』【堺雅人主演】
2023年7月から放送された『VIVANT』は「半沢直樹」シリーズを手がけた福澤克雄さんが演出を手がけ、堺雅人が主演を務めた話題作です。モンゴルロケを敢行した壮大なスケールの物語で、どんでん返しに続くどんでん返しで、視聴者は考察で盛り上がりました。
ストーリーは、堺雅人さん演じる商社マン・乃木憂助が中央アジアのバルカ共和国を訪れるところから始まります。そこで国際的なテロ組織や警視庁公安部、そして自衛隊の秘密部隊「別班」などが入り乱れ、誰が敵で誰が味方かわからない、複雑な因果の物語が展開。役所広司さん、二宮和也さん、阿部寛さんといった実力派俳優たちの豪華共演も話題となりました。
出演/堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司、二宮和也
放送時期/2023年7月~9月
『ラストマン-全盲の捜査官-』【福山雅治・大泉洋主演】
2023年放送の『ラストマン-全盲の捜査官-』は、福山雅治さん主演、大泉洋さん共演のバディドラマ。脚本は、『グランメゾン東京』や『TOKYO MER~走る緊急救命室~』など数々の日曜劇場を手掛けてきた黒岩勉さんによるオリジナルです。
福山さんが演じたのは、どんな難事件もかならず終わらせることから“ラストマン"と呼ばれる全盲のFBI捜査官・皆実。そんな皆実が正義感の強い刑事・護道(大泉さん)とバディを組み、難事件を解決していく姿が描かれました。
出演/福山雅治、大泉洋、永瀬廉、今田美桜
放送時期/2023年4月~6月25日
『Get Ready!』【妻夫木聡主演】
『Get Ready!』は、2023年1月期に放送された医療ドラマです。法外な治療費と引き換えにどんな手術も請け負う闇医者チームの暗躍が描かれました。
主人公の天才外科医を妻夫木聡さん、交渉人を藤原竜也さん、凄腕オペナースを松下奈緒さんが演じ、演出を「トリック」「SEPC」シリーズなどで知られる堤幸彦さんが担当。手塚治虫さんの「ブラックジャック」を彷彿とさせる世界観やキャラクターが話題を呼びました。
出演/妻夫木聡、松下奈緒、藤原竜也
放送時期/2023年1月~3月
2022年放送のドラマ
『アトムの童』【山崎賢人主演】
2022年に放送された『アトムの童』は、ゲーム業界を舞台に、若きゲーム開発者が巨大IT会社との覇権争いに挑む姿を描いたオリジナル作品です。
主演の山崎賢人さんが演じたのは、個人でゲームを制作する天才ゲームクリエイター・那由他。那由他とともにゲームづくりに関わる重要人物として、松下洸平さん、岸井ゆきのさんが出演しました。
出演/山崎賢人、松下洸平、岸井ゆきの、オダギリジョー
放送時期/2022年10月~12月
ユーザーコメント
・「展開が早くてとてもおもしろい」(46歳男性)
・「山崎賢人と岸井ゆきのの演技がよかった」(51歳女性)
・「見応えがあり、おもしろいです」(47歳男性)
・「シナリオが画期的だったから」(41歳女性)
・「痛快な内容だったので楽しめた」(57歳男性)
『オールドルーキー』【綾野剛主演】
2022年に放送された『オールドルーキー』は、元サッカー日本代表選手のセカンドキャリアを描いたオリジナル作品で、脚本はドラマ「HERO」シリーズなどで知られる福田靖さんです。
引退後のキャリアに一度はつまずきながらも、スポーツマネジメントという仕事にやりがいを見つけ、第2の人生を歩んでいく元アスリートを綾野剛さんが好演。サッカー監修は元日本代表の大久保嘉人さんが行いました。
出演/綾野剛、芳根京子、中川大志、榮倉奈々、反町隆史
放送時期/2022年6月~9月
ユーザーコメント
・「色んなスポーツをマネージメントする過程を見られるドラマを今まで見た事なく斬新だった。日頃から活躍されているスポーツ選手には陰で支えてくれているスタッフの存在があるのがとてもわかりやすく描かれていた事が印象的でした」(45歳男性)
・「日曜劇場によくあるドロドロ感がなくて、爽やかに元気になるドラマだった」(45歳女性)
・「感動したし、笑いもしたから」(60歳男性)
・「内容がおもしろく、毎週楽しみにしていました」(67歳男性)
『マイファミリー』【二宮和也主演】
二宮和也さん主演で2022年に放送された『マイファミリー』。日曜劇場での執筆が続いている脚本家・黒岩勉さんのオリジナル脚本で、誘拐事件に巻き込まれた家族の人間模様が描かれました。
娘を誘拐される夫婦役を演じたのは、二宮さんと多部未華子さん。2人の共演は、ドラマ『山田太郎ものがたり』で主人公とヒロイン役を演じて以来15年ぶりでした。
出演/二宮和也、多部未華子、賀来賢人、濱田岳、高橋メアリージュン、玉木宏
放送時期/2022年4月~6月
ユーザーコメント
・「毎週、驚きの展開でおもしろかった」(21歳女性)
・「ストーリーがおもしろかったです」(55歳女性)
・「毎週楽しみにしていて、かなりハマったから」(66歳男性)
・「最終回までドキドキできた久しぶりのドラマだったから」(55歳女性)
『DCU』【阿部寛主演】
『DCU』は2022年に放送されたミステリードラマです。『ドラゴン桜』や『下町ロケット』など「日曜劇場」常連の阿部寛さんが、水中で起こる事件や事故を捜査する「DCU」の隊長・新名を演じました。
舞台となった架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」のミッションは、水中での未解決事件を解明すること。撮影は海上保安庁の捜査協力のもと行われ、リアリティと迫力あふれる描写でさまざまな難事件が描かれました。
出演/阿部寛、横浜流星、中村アン
放送時期/2022年1月~3月
2021年放送のドラマ
『日本沈没-希望のひと-』【小栗旬主演】
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出典:amazon
2021年に放送された『日本沈没-希望のひと-』は、1973年に刊行された小松左京氏の同名小説に大きなアレンジが加えられ、日本沈没という未曽有の事態に立ち向かう人々の奮闘が描かれました。
主人公の環境省官僚・天海啓示を演じたのは小栗旬さん。共演には松山ケンイチさん、杏さん、仲村トオルさん、香川照之さんら実力派俳優が名を連ねました。
出演/小栗旬、松山ケンイチ、杏、仲村トオル、香川照之
放送時期/2021年10月~2021年12月
ユーザーコメント
・「現実に起こりうることと登場人物の熱さ」(49歳男性)
・「小説が好きだったため」(42歳男性)
・「キャストが皆さんひとつになっているようで毎回感動しました」(50歳女性)
・「現実に起きてもおかしくない事を描写している内容が印象に強く残っております。もし起きたらと考えさせられました」(46歳女性)
・「スケールが大きくて迫力があった」(59歳男性)
・「現実味があって作品に引き込まれた」(46歳男性)
・「毎週ハラハラドキドキして見ていたから」(58歳男性)
・「本当に日本沈没が起きそうな気がして、毎回ドキドキ、ハラハラして見ていました。防災意識が高まりました」(46歳男性)
・「ストーリーから目が離せなかったから」(33歳女性)
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』【鈴木亮平主演】
2021年に放送された『TOKYO MER~走る緊急救命室~』は、事故や災害の現場で命をかけて働く救命救急チーム“TOKYO MER"の活躍を描いた医療ドラマです。
TOKYO MERのリーダーで救命救急医の喜多見を演じたのは鈴木亮平さん。喜多見とともに働くMERのメンバーとして、賀来賢人さん、中条あやみさん、菜々緒さんらが出演しました。
出演/鈴木亮平、賀来賢人
放送時期/2021年7月~2021年9月
ユーザーコメント
・「カッコよさに引き込まれる」(30歳男性)
・「現実とは少し異なるが、もしこのような救命チームが存在していればと大変心強いドラマでした」(81歳男性)
・「おもしろかったしワクワクした」(26歳女性)
・「出演した俳優陣とドラマの内容及び特撮を含めた映像処理がよかった」(45歳男性)
・「とてもいい内容のドラマだった。現実的であり、これからは必要な医療かもしれないと思った」(60歳男性)
『ドラゴン桜』【阿部寛主演】
阿部寛さん主演の『ドラゴン桜』は、2005年にTBSの金曜ドラマ枠で放送された連続ドラマです。2021年には続編にあたるシーズン2が日曜劇場に枠を移して放送されました。
低偏差値で落ちこぼれの生徒たちを東大に合格させるため、独自の勉強法で生徒を導いていく弁護士・桜木健二の活躍が描かれています。
ドラマの原作は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で連載されていた三田紀房による人気コミックで、名言が数多く登場することでも知られています。
出演/阿部寛、長澤まさみ、高橋海人、南沙良、平手友梨奈、加藤清史郎、鈴鹿央士、志田彩良、細田佳央太
放送時期/2021年4月~2021年6月
ユーザーコメント
・「阿部寛の演技に引き込まれた。生徒の成長が頼もしくおもしろいドラマでした」(51歳男性)
・「やればできるという気持ちがよく伝わり、人情味あふれるいいドラマだと思います」(49歳男性)
・「阿部寛演じる桜木が、原作漫画以上に破天荒で、いい演技をしていた。受験生にも役立つ今どきのドラマでとてもよかった」(52歳男性)
・「決してあきらめないという考え方に共感した」(55歳男性)
・「スカッとしていて、見ていておもしろいです。また、夢があっていいと思います」(50歳女性)
・「懐かしくもあり、新鮮感もあった」(41歳女性)
・「阿部寛のドンピシャの役柄と演技がよく、入試に向けてのストーリーも最高におもしろい。何度もDVDで見るくらいハマったドラマだった」(54歳男性)
・「南沙良がとにかくかわいい。少し甘ったるいしゃべり方やハニカミ方が見ていてほっこりします。このドラマを見て、ファンになりました」(56歳女性)
・「やればできるを教えてくれるドラマ。仲間の大切さも描かれていた美しいドラマだった」(47歳男性)
『天国と地獄 ~サイコな2人~』【綾瀬はるか主演】
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出典:amazon
綾瀬はるかさん主演で2021年に放送された『天国と地獄 ~サイコな2人~』は、綾瀬さん演じる刑事の望月彩子と、高橋一生さん演じるサイコパスな殺人鬼・日高陽斗の魂が入れ替わるというスリリングなストーリーです。
男女で中身が入れ替わるという難しい役どころに挑んだ綾瀬さんと高橋さんの熱演も話題になりました。
出演/綾瀬はるか、高橋一生、柄本佑、溝端淳平
放送時期/2021年1月~2021年3月
ユーザーコメント
・「高橋一生と綾瀬はるかの、異性の人格の演技がすばらしかった」(48歳男性)
・「入れ替わりした主役二人が、本当に入れ替わっていると思わせる演技力で引き込まれたから」(26歳女性)
・「ドラマの展開がおもしろくてよい」(56歳女性)
・「綾瀬はるかの新しい一面を見れたから」(50歳男性)
・「綾瀬はるかと高橋一生が、体が入れ替わってしまって男女が逆になった後の演技が、とてもすばらしかった」(53歳男性)
2020年放送のドラマ
『危険なビーナス』【妻夫木聡主演】
妻夫木聡さん主演の『危険なビーナス』は、東野圭吾原作のミステリーのドラマ化作品です。妻夫木さん演じる主人公の獣医師の前に、失踪した異父弟の妻を名乗る女性が現れ、主人公を翻弄していきます。さらに、異父弟が相続する予定の莫大な遺産をめぐる遺産争いも絡み、謎が謎を呼ぶ物語が展開していきます。
異父弟の妻を演じるのは、吉高由里子さん。さらにディーン・フジオカさんや堀田真由さん、染谷将太さんと言った人気俳優が登場し、遺産をめぐる争いを盛り上げていきます。ドロドロした名家の内幕も楽しめる、ミステリードラマです。
出演/妻夫木聡、吉高由里子、ディーン・フジオカ、染谷将太、中村アン
放送時期/2020年10月~12月
「半沢直樹」シリーズ【堺雅人主演】
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出典:amazon
堺雅人さんが主演を務めた「半沢直樹」シリーズは、もはや「国民的ドラマ」と言っても過言ではないでしょう。2013年放送の第1シリーズは最終回で42.2%という驚異的な視聴率を記録し、ドラマで使われた決めゼリフ「倍返し」は2013年の新語・流行語大賞年間大賞に選ばれるなど社会現象を巻き起こしました。
ストーリーは、堺さん演じる銀行員・半沢直樹が、メガバンクの不正を暴いていくという勧善懲悪モノ。2020年に放送された第2シリーズでは、子会社に出向を命じられた半沢の新たな戦いが描かれました。
痛快でスカッとする展開や印象的なゼリフ、さらに堺さんや片岡愛之助さん、香川照之さんら俳優陣の“顔芸"もインパクト抜群で印象に残っている視聴者が多いようです。
出演/堺雅人、上戸彩、及川光博、片岡愛之助、香川照之
第1シリーズ放送時期/2013年7~2013年9月
第2シリーズ放送時期/2020年7~2020年9月
ユーザーコメント
・「こんなに夢中になったドラマないくらいハマった」(59歳女性)
・「見ているとスカッと、爽快な気分になる」(45歳男性)
・「ストーリー、セリフ、キャラクターなど忘れられないほど印象に残っているから」(45歳男性)
・「主人公や他の出演者たちの顔芸やオーバーアクションが大好きだから」(48歳男性)
・「痛快な気分にさせてくれる」(61歳女性)
・「堺雅人さんを筆頭に役者さんたちが快(怪?)演をみせ痛快なドラマを盛り上げていたから」(67歳男性)
・「感情移入できる作品だったから」(45歳男性)
・「決めゼリフの倍返しが爽快でした」(73歳女性)
・「圧倒的な堺雅人の演技力!」(21歳男性)
・「金融機関に対する認識を改めて考えさせられたドラマであった」(57歳男性)
・「下克上の逆転劇が痛快」(60歳男性)
・「逆転に次ぐ逆転のストーリーがおもしろい」(52歳男性)
『テセウスの船』【竹内涼真主演】
2020年に放送された竹内涼真さん主演の『テセウスの船』は、時空を越えて過去の殺人事件の真相を追う、東元俊哉さんによる同名漫画が原作のミステリーです。
竹内さんが演じたのは、警察官の父親(鈴木亮平)が起こした殺人事件により世間から厳しい視線を浴びて生きてきた田村心。そんな心が、ある日突然父が事件を起こす直前の31年前にタイムスリップし、事件を止めようと奔走する姿が描かれました。
出演/竹内涼真、鈴木亮平
放送時期/2020年1月~2020年3月
ユーザーコメント
・「最後までハラハラドキドキできて、よかった」(53歳男性)
・「話がおもしろかった。キャストもよかった」(59歳男性)
・「展開がおもしろく楽しめた」(40歳男性)
・「ストーリー展開が奇想天外で、キャスティングもよかったから」(47歳女性)
・「伏線が多く、謎解きのおもしろさと人間味のある展開がおもしろく、毎週楽しみにしていた」(64歳男性)
・「ハラハラしたストーリーがおもしろすぎ」(47歳男性)
・「最後の最後まで犯人がわからず、どんな展開で終了するのかが楽しみに見ていた」(59歳男性)
2019年放送のドラマ
『グランメゾン東京』【木村拓哉主演】
『グランメゾン東京』は、2019年に放送された木村拓哉さん主演のヒューマンドラマです。フランス料理のシェフ・尾花(木村さん)が東京でレストランを開店し、ミシュラン三つ星を目指す姿が描かれました。
他人にも自分にも厳しい尾花とともに三つ星を目指すことになるのが、鈴木京香さん演じる女性シェフ・倫子。2人を取り巻く人間関係や見目麗しいフランス料理の数々がドラマを盛り上げました。
出演/木村拓哉、鈴木京香、玉森裕太
放送時期/2019年10月~12月
ユーザーコメント
・「出演者も好きだし、ストーリーもよくて好きなドラマだった」(58歳女性)
・「主演の木村拓哉が料理人として活躍するストーリーがおもしろかった」(69歳男性)
・「キムタクがカッコよかったー」(47歳女性)
・「キムタクと料理人の役がマッチしていてカッコよかったから」(38歳男性)
『ノーサイド・ゲーム』【大泉洋主演】
大泉洋さんが初の日曜劇場主演を務めた『ノーサイド・ゲーム』は、池井戸潤さんの原作小説をドラマ化したスポーツビジネス・ドラマです。大手自動車メーカーの出世争いに敗れ、工場に左遷された主人公・君嶋が、そこで社会人ラグビーチームのゼネラルマネジャーとなってチーム再建を目指す姿が描かれています。
ラグビー選手役で高橋光臣さん、眞栄田郷敦さんらが登場するほか、ラグビー元日本代表主将の廣瀬俊朗さんがチームの司令塔である浜畑役を演じたことでも話題となりました。演出を手がけた福澤克雄さんも慶應大学ラグビー部出身ということで、ラグビーの試合映像も本格的な迫力あふれるものとなっています。
出演/大泉洋、松たか子、高橋光臣、眞栄田郷敦、大谷亮平、上川隆也
放送時期/2019年7月~9月
『集団左遷!!』【福山雅治主演】
平成最後、そして令和最初の日曜劇場作品となったのが、福山雅治さん主演の『集団左遷!!』です。福山さんにとっては、初の日曜劇場主演作となります。
本作の舞台は、既に廃店が内定している三友銀行蒲田支店。「ノルマの100億円を達成しなければ廃店」「廃店は決定事項なので張らなくてもいい」と言い渡された新任支店長の片岡(福山さん)が、行員たちを鼓舞し、ノルマ達成を目指す姿が描かれています。
出演/福山雅治、香川照之、神木隆之介、中村アン、三上博史、市村正親
放送時期/2019年4月~6月
『グッドワイフ』【常盤貴子主演】
2000年の『ビューティフルライフ』以来、19年ぶりに常盤貴子さんが日曜劇場の主役を務めた『グッドワイフ』は、主婦から弁護士に復帰した女性を主人公とするリーガルドラマです。ジュリアナ・マルグリーズさんが主演したアメリカのドラマ『The Good Wife』の日本版リメイクとなります。
常盤さん演じる主人公の蓮見杏子は、唐沢寿明さん演じる夫が収賄罪で逮捕されたことから、主婦として弁護士に復帰することになります。弁護士として担当する難事件、夫のスキャンダル、子ども二人の子育て、事務所の同僚との問題など、さまざまな問題にタフに立ち向かっていく姿が描かれています。
出演/常盤貴子、小泉孝太郎、水原希子、北村匠海、唐沢寿明
放送時期/2019年1月~3月
「日曜劇場」の歴代視聴率ランキング
マイナビニュース会員による「日曜劇場」のドラマ人気ランキングは上記のようになりましたが、作品の視聴率によるランキングはどのようになっているのでしょうか。
以下に歴代作品の放送回ごとの最高視聴率のトップ5をランキングにしてまとめました。自身のお気に入りの作品が入っているかどうかをチェックしてみてください(※ビデオリサーチ調べ、関東地区の番組平均世帯視聴率をもとに作成)。
順位 | 番組名 | 放送日 | 視聴率 |
---|---|---|---|
1位 | 『半沢直樹』(最終回) | 2013年9月22日 | 42.2% |
2位 | 『ビューティフルライフ』(最終回) | 2000年3月26日 | 41.3% |
3位 | 『GOOD LUCK!』(最終回) | 2003年3月23日 | 37.6% |
4位 | 『半沢直樹<2020年版>』(最終回) | 2020年9月27日 | 32.7% |
5位 | 『華麗なる一族』(最終回) | 2007年3月18日 | 30.4% |
「日曜劇場」シリーズの人気ランキングやキャストを紹介しました
2000年以降にTBSの日曜劇場で放送された歴代のドラマを、人気順のランキング形式で振り返りました。
日本のドラマ史に残るような名作や、驚異的な視聴率を獲得した作品が多くランクインしており、日曜劇場のドラマ枠としての実力の高さがうかがえました。
また、池井戸潤さんの小説が原作の作品や、阿部寛さん、木村拓哉さん主演の作品が複数ランクインするなど、人気ドラマの傾向が垣間見える結果にもなりました。
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- 調査時期: 2023年5月1日
- 調査対象: マイナビニュース会員
- 調査数:男女合計506人(男性: 382人、女性: 124人)
- 調査方法: インターネットログイン式アンケート
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