最近では動画配信サービスの充実により、劇場での鑑賞やテレビ放送だけでなく、さまざまな形で映画を視聴できるようになりました。昔の作品から最新作まで、気軽に楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。泣きたい気分の時に泣ける映画を視聴する“涙活”で、日ごろのストレスを発散しているという人も少なくないそうです。

そこで今回はマイナビニュース男女会員513人にアンケートを実施。「泣いた映画のタイトル」とその理由を聞いてみました。ぜひ“涙活”の参考にしてくださいね。

  • マイナビニュース会員に聞いた「泣ける邦画ランキング」を一挙紹介!

Q.映画を視聴して泣いたことはありますか?

『はい』(68.0%)
『いいえ』(32.0%)

調査の結果、マイナビニュース会員のうち映画を観て泣いたことがある人は68.0%と、7割近くの人が映画を観て泣いたことがあることがわかりました。

そして、泣いた映画作品を教えてもらったところ、邦画作品のランキングは以下のようになりました。

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泣ける映画(邦画)ランキング結果

1位『火垂るの墓』(1988年公開:36.3%)
2位『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年公開:13.3%)
3位『おくりびと』(2008年公開:12.7%)
4位『君の膵臓を食べたい』(2013年公開:11.5%)
5位『永遠の0』(2017年公開:11.2%)
6位『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005年公開:10.9%)
7位『幸せの黄色いハンカチ』(1977年公開:10.3%)
8位『八日目の蝉』(2011年公開:9.4%)
9位『いま、会いにゆきます』(2004年公開:9.1%)
9位『鉄道員(ぽっぽや)』(1999年公開:9.1%)
11位『余命1ヶ月の花嫁』(2009年公開:8.6%)
12位『この世界の片隅に』(2016年公開:6.8%)
13位『そして父になる』(2013年公開:5.9%)
14位『ROOKIES-卒業-』(2009年公開:5.6%)
15位『万引き家族』(2018年公開:5.0%)
16位『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』(2007年公開:4.7%)
17位『手紙』(2006年公開:4.4%)
18位『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(2017年公開:4.1%)
18位『おおかみこどもの雨と雪』(2012年公開:4.1%)
20位『映画 聲の形』(2016年公開:3.8%)

続いて、その作品を選んだ理由を作品ごとに紹介していこう。

1位『火垂るの墓』

直木賞を受賞した野坂昭如の短編小説をアニメ映画化。終戦が近づく神戸を舞台に、戦災孤児となった兄妹の運命を描く。

声の出演:辰巳努、白石綾乃、志乃原良子、山口朱美
監督:高畑勲
公開年:1988年

・「戦争のせいで貧しくなり、最後に妹が亡くなったことが悲しくて泣いた」(44歳男性/精密機器/技能工・運輸・設備関連)
・「戦時中、親を無くした子供が沢山いただろう、苦労しただろうことを思うと、泣けた」(60歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「戦時中、助けあって生きる兄弟の姿がいじらしい。最後、病気で亡くなってしまう節子がかわいそうすぎる」(46歳女性/教育/事務・企画・経営関連)
・「戦争の悲劇と虚しさ、兄弟だけで生きていこうとするのにそれができなくなった切なさが描かれていて、戦争はよくないと考えさせられる映画でした」(46歳男性/環境・リサイクル/公共サービス関連)
・「子供のとき観たときは主人公と妹が可哀想だったが、大人になって観たとき主人公に対して印象が変わった。だがやっぱりつらくて悲しい作品」(42歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「現代では思いもよらない、過去に生きた人たちのつらさや悲しさを学習できる傑作だと思います。平穏な日々がある日突然、正反対の地獄絵に変わる様子や、兄が妹を思う気持ちが如実に描かれており、途中から涙が止まらなくなります」(58歳男性/教育/事務・企画・経営関連)
・「悲惨な戦争を二度と繰り返してはならないと思った」(55歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「最後の終わり方が切なすぎていつも泣いてしまいます」(39歳男性/放送・新聞/営業関連)
・「戦争の犠牲になるのはまず弱いもの。いたいけな子供があんな目にあうのはやりきれない」(59歳女性/繊維・アパレル/販売・サービス関連)
・「一度は観るべき映画。でも、二度と観られないと思うくらい悲しい映画だった」(55歳女性/その他/その他・専業主婦等)

2位『世界の中心で、愛をさけぶ』

片山恭一のベストセラー小説に、新たなストーリーを加え映画化。白血病に倒れた初恋の相手との思い出を辿っていくラブストーリー。

出演:大沢たかお、柴咲コウ、長澤まさみ、森山未來、天海祐希、杉本哲太
監督:行定勲
公開年:2004年

・「恋愛だけでなく自然の美しさもよかった」(55歳男性/鉱業・金属製品・鉄鋼/その他技術職)
・「主人公の悲しい境遇にもかかわらず生きようとする姿勢に泣けました」(50歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「愛する人を亡くした喪失感がすごかった」(55歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「悲しいシーンでの音楽が素晴らしかった」(52歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「自分の経験に重ね合わせたことがある」(52歳男性/銀行/営業関連)
・「年代設定が自身にぴったりだった」(49歳男性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)
・「長澤まさみが好き」(51歳男性/フードビジネス/販売・サービス関連)

3位『おくりびと』

  • (C)2008映画「おくりびと」製作委員会

    (C)2008映画「おくりびと」製作委員会

とあるきっかけで納棺師となった男が、仕事を通じて死と向き合う中で自らの人生を見つめなおしていくヒューマンドラマ。

出演:本木雅弘、広末涼子、山崎努、余貴美子、杉本哲太、峰岸徹、吉行和子、笹野高史
監督:滝田洋二郎
公開年:2008年

・「納棺師という職業を知ることができて、奥深い内容でした」(42歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「裏方さんの違う角度からの作品。勉強になったし、その方の生きざまに感動しました」(58歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「人間の最後の姿、あの世に送る過程、考えさせられた」(50歳女性/教育/事務・企画・経営関連)
・「演技のうまさにのめりこむ」(48歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「キャストが良かった」(54歳男性/建築・土木/建築・土木関連技術職)

4位『君の膵臓を食べたい』

  • (C)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 (C)住野よる/双葉社

    (C)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 (C)住野よる/双葉社

病を抱える少女の言葉をきかっけに教師になった男が、彼女との数カ月間の思い出をめぐらせていく青春ドラマ。翌年にはアニメ映画も公開。

出演:浜辺美波、北村匠海、大友花恋、矢本悠馬、桜田通、森下大地、上地雄介、北川景子、小栗旬
監督:月川翔
公開年:2017年

・「単に『死』というものに対しての悲しみだけでなく、その後の主人公の動き、心の機微などが泣けた」(41歳男性/その他/事務・企画・経営関連)
・「浜辺美波の演技が素晴らしく、引き込まれました」(51歳男性/ガラス・化学・石油/その他技術職)
・「原作知らず見て泣いた」(47歳男性/精密機器/メカトロ関連技術職)
・「人生の儚さを今一度知った」(44歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「とても切ない青春映画だった」(59歳男性/その他/その他・専業主婦等)

5位『永遠の0』

百田尚樹のベストセラー小説を映画化。人生に迷う男が、実は祖父が太平洋戦争で戦死した男だと知ってその人生を調べ始める。

  • (C)2013「永遠の0」製作委員会

    (C)2013「永遠の0」製作委員会

出演:岡田准一、三浦春馬、井上真央、濱田岳、染谷将太、三浦貴大、上田竜也
監督:山崎貴
公開年:2013年
・「夏に観たので、ますます胸に来るストーリーだった」(53歳男性/教育/公共サービス関連)
・「知られざる日本人の話と、その臆病ながらもストイックな姿勢に惹かれた」(50歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/事事務・企画・経営関連)
・「戦争の悲しみが岡田准一さんの演技力で引き出された」(55歳男性/不動産/事務・企画・経営関連)
・「感動より怒りで泣けた」(39歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

6位『ALWAYS 三丁目の夕日』

西岸良平のコミックに脚色を加えて実写化。昭和33年の下町を舞台に、そこに生きる人々の暮らしや悲喜こもごもを綴る群像劇。
出演:吉岡秀隆、須賀健太、小清水一揮、堤真一、薬師丸ひろ子、小雪、堀北真希
監督:山崎貴
公開年:2005年
・「懐かしい気持ちでいっぱいになる。早く大人になりたいと思ってた頃には戻れないので感慨深くせつない」(56歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「知らない時代なのに懐かしさがこみ上げる」(41歳女性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「昭和の世界が垣間見れてよかった」(59歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「とても懐かしく子供の頃の苦労を思い出した」(51歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
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7位『幸せの黄色いハンカチ』

刑務所で刑期を終えた中年男性と、偶然出会った若い男女のそれぞれの愛の形を描いたロードムービー。

出演:高倉健、倍賞千恵子、武田鉄矢、桃井かおり
監督:山田洋次
公開年:1977年

・「帰ってくることを信じて待っている女性の姿を見て、なんとも言い難い切なさを感じました。高倉健さんの不器用な演技もとても哀愁が漂っていて泣けました」(53歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「高倉健、桃井かおり、武田鉄矢とのコンビネーションがバツグン」(55歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)
・「刑務所を出た主人公が妻の待つ家に戻ったときに、黄色いハンカチが所狭しにぶら下がっていたラストシ-ンが最も泣ける瞬間でした」(60歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「健さんの演技がすばらしかったです。夕張のロケ地にも行きました」(58歳男性/官公庁/公共サービス関連)

8位『八日目の蝉』

角田光代の小説を映画化。実母の不倫相手に誘拐されて4歳まで育てられた恵理菜は、21歳になり家庭のある男の子を妊娠してしまう。

出演:井上真央、永作博美、小池栄子、森口瑤子、田中哲司
監督:成島出
公開年:2011年

・「誰も救われない悲しさがあった。でも優しい瞬間があったことが救いかもしれない」(48歳女性/広告・出版・印刷/事務・企画・経営関連)
・「人間の奥深さを見せてくれた映画」(69歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「生活というのは綺麗事でなく、ものすごく重いものだと思った」(58歳女性/官公庁/事務・企画・経営関連)
・「育ての親と娘の別れのシーンが切なかった」(46歳女性/その他/その他・専業主婦等)

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9位『いま、会いにゆきます』

市川拓司の小説を映画化。亡くなったはずの妻が戻って来たことで、失意に沈んでいた父と息子が妻の本心を知っていく奇跡のドラマ。

出演:竹内結子、中村獅童、武井証、浅利陽介、平岡祐太
監督:土井裕泰
公開年:2004年
・「泣きそうな震えるような声でいわれたセリフにぐっときてしまった」(47歳女性/コンピューター機器/IT関連技術職)
・「竹内結子が好きで見た記憶があるけど感動したことしか覚えてない」(41歳女性/建築・土木/建築・土木関連技術職)
・「悔しいが、泣くだけなら一番泣けた」(42歳男性/インターネット関連/IT関連技術職)

9位『鉄道員(ぽっぽや)』

浅田次郎の短編小説を実写化。廃線間近のローカル線の駅で、定年を控えた鉄道員に訪れる奇蹟を静かに捉えた人間ドラマ。
出演:高倉健、大竹しのぶ、広末涼子、吉岡秀隆、安藤政信、志村けん
監督:降旗康夫
公開年:1999年
・「志村けんさんの演技がとても印象に残っている。高倉健さんも名演技だと思う」(56歳男性/広告・出版・印刷/営業関連)
・「高倉健の演技に泣けた」(56歳女性/その他/その他・専業主婦等)
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