女優・橋本環奈がWOWOWで放送される連続ドラマ『インフルエンス』(放送日未定)で主演を務めることが明らかになった。

原作は近藤史恵の同名小説で、友情が引き金となって3つの殺人事件を犯した3人の女性の生涯を描いた感動サスペンス。今回、橋本が演じるのは主人公の戸塚友梨で、暴漢に襲われた親友を守るため男を刺してしまうという、影のある難役で新境地に挑む。また、友梨が暴漢から助けた親友・坂崎真帆を葵わかな、友梨の幼なじみの日野里子を吉川愛がそれぞれ演じる。

  • 連続ドラマ『インフルエンス』に出演する葵わかな、橋本環奈、吉川愛

    左から、葵わかな、橋本環奈、吉川愛

橋本は「もともとこのお話をいただく前から原作は読んでいて、そのストーリーもさることながら複雑に絡み、重なる時代におけるそれぞれの出来事がすべて伏線となって全体が構成されている妙、最後に読者を裏切る驚きの結末と、すべてのサスペンスの要素が詰まった作品だなと感じ入っていました。私が演じる友梨は葵わかなさん演じる真帆に憧れを持っていて、吉川愛さん演じる里子に罪悪感を持っている役です。偏った気持ちが交差して、他の人には理解されなくても、殺人を通して自分たちの友情はこれだと悩みながらも近づいたり離れたりしながら異質な友情の形を構築してゆく役となります。 この時代と運命に翻弄されながら異質の友情で結ばれた3人の、意外な結末や人間模様をぜひご覧いただけるとうれしい限りです」とドラマの見どころを語る。

葵は「橋本環奈さんと吉川愛さんと共演で友だち役と聞いた時からとてもワクワクしていました。同年代ですし、活躍をいつも拝見していたのですが、がっつりお仕事をご一緒する機会が今までありませんで した。私が演じる真帆は、優等生で負けん気が強くて友梨のことが大好きで、里子に嫉妬しつつも共感しています。キャラクターも持っているものも違う3人が“孤独”を通して共鳴している姿が、観てくださる方の目にさみしく、そして美しく映ると幸せです」と、橋本と吉川との共演についてコメント。

吉川は「私が演じる里子は決して幸せとは言えない複雑な家庭環境で育った女性です。強がりで本心を素直に表現できない里子は、友梨や真帆ともうまく関係を築けず、複雑な心情を抱えています。そんな繊細 な役柄を上手く演じられるように頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

そして原作者の近藤は「思い入れのある作品ですので、ドラマ化という形で世界が広がることになって作者としてとても幸せです。橋本環奈さんはとてもキュートな方ですが、世界から疎外された女の子たちの哀しみなども演じてくださると思うので、配役を聞いて楽しみになりました。彼女たち三人の物語がどこに辿り着くのか、視聴者のみなさんに見守っていただけるとうれしく思います」とドラマへの期待を語っている。脚本は篠﨑絵里子。監督は水田成英、ヤングポール。