12月5日からWOWOWプライムでスタートする『連続ドラマW コールドケース3~真実の扉~』(毎週土曜 22:00~ 全10話※第1話は無料放送)の完成報告会見が28日、都内で行われ、吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和、波多野貴文監督が登場した。

  • 左から波多野貴文監督、光石研、三浦友和、吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一

    左から波多野貴文監督、光石研、三浦友和、吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一

同ドラマは、ワーナー・ブラザーズ・テレビジョン制作の世界的人気ドラマ『コールドケース』の日本版で、吉田羊扮する女性刑事の石川百合をはじめ、神奈川県警捜査一課のメンバーが、難事件を解決するというもの。新シーズンでは吉田ら捜査一課の主要メンバー5人が再結集してチームの結束力は更に高まり、闇に葬られた悲しき事件の真実を突き止める。また、今シリーズでは今まで語られることのなかった各キャラクターの物語も描く。

2018年のシーズン2以来、2年ぶりの続編となった同ドラマ。主演の吉田が「シーズン1からほとんどスタッフさんも変わらないので、ホームに帰ってきたという安心感がありました。この5年間チームとして作り上げてきた関係性やあうんの呼吸がシーズン3にもたくさんあって、より絆が深まったシーズンになったと実感しています」と2年前よりもさらにチームワークの良さを感じたという。

コロナ禍の最中に行われた同ドラマの撮影は、自粛期間に中断も余儀なくされたが、「私は『コールドケース』という作品に生命力を信じていて、コロナ禍においても絶対に撮り切るんだろうと信じて疑いませんでした。自粛している間は不安もなく過ごせましたし、5年間かけて築き上げてきた信頼関係もあり、このチームだからこそこの困難を乗り越えたという実感があります。昨日今日に誕生したチームならこうならなかったと思うほど、チームワークが我々にはあると思いました」と自信をのぞかせた。

コロナ禍にも負けず絆を深めて撮影を行ったという吉田たち。その一例として吉田が「一緒にお昼ごはんをよく食べました。でも喋ると怒られるので、みんな無言でひたすら食べてましたね(笑)」とエピソードを披露。また、キャスト陣の中で光石とともに現場入りが早かったという永山は「飲みにも行けなくなりましたし、自分の体内時計が正常に戻ってすごく早起きになり、最初に現場に着きました。ロケバスと一緒になった時はどんだけ早いんだと言われました(笑)」と苦笑いを浮かべると、波多野監督は「迷惑ですよね。終わっても帰らないんですから」と笑いを誘っていた。