モデルで女優の土屋アンナが14日、初主演舞台『誓い~奇跡のシンガー~』中止騒動に触れた7月31日以来、2週間ぶりにオフィシャルブログを更新し、ファンに向けて感謝の言葉をつづった。

初主演舞台が中止となった土屋アンナ

土屋は「ありがとう」と題し、「みんな沢山の応援メッセージありがと みんなの応援があるからこそ、アンさんは頑張れます 心をこめてありがとうを言いたいです」と感謝の言葉をつづった。7月31日に更新した前回のブログでは、原作者・濱田朝美氏を気遣いながら、初主演舞台が中止になったことを謝罪。「事実・経緯については、弁護士さんに対応して頂いています」とし、「話せるタイミングがきたらきちんと報告させていただきますので、少しの間だけ待っていて下さい。今はこれしか言えなくてごめんなさい」と伝えていた。この投稿には1,000件を超えるコメントが寄せられた。

14日付けのブログは、11日に神奈川・リビエラ逗子マリーナで開催された音楽フェス「MTV ZUSHI FES 13」に出演したことも報告。「この日は38度で、アンナもバンドもお客さんも汗だく 二曲目でヒールを脱いだら太陽の熱で、ステージが激アツ、軽く火傷しました(笑)」と当日のエピソードを明かし、「お客さんが笑ってくれたから本当に笑顔で、ハッピーなライブができた~THANK YOU」と振り返っている。

また、12日には番組企画の取材で福島・富岡町を訪れたという土屋は、「二年半経ってもまだ自宅に戻れない人達の話しや、除染作業で排除した土の行方や、色々な問題が何も解決できてなかった‥」と震災後の現状に触れた。そして、熊耳仮設での子どもたちとの触れ合いを思い返し、「みんなとても優しく、出迎えてくれたよ 子供達と話したり、歌を歌ったり楽しい時間が過ごせて嬉しかった」とコメント。24日から日本テレビ系で放送される『24時間テレビ 愛は地球を救う』で再び福島でライブを行うという土屋は「少しでも沢山の人が笑顔になってもらえる様うちらも全力で音楽を奏でるね!」と決意をつづり、この日のブログを「皆様本当にありがと」と締めくくっている。

濱田氏の自叙伝『日本一ヘタな歌手』(光文社刊)を原案とした土屋の初主演舞台は、8月6日から公演が行われる予定だったが、主催者側は土屋が無断で稽古に参加し続けなかったとして7月29日、公式サイト上で中止を発表。事務所側もすぐに反論のコメントを発表する中、濱田氏が自身のブログを通じ「土屋さんは、全くの無実です」と主張した。すると、同舞台製作会社代表の甲斐智陽氏がフェイスブックを通じ、再反論。その後、甲斐氏が土屋と所属事務所に約3,000万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴したことが報じられていた。