モデルで歌手の土屋アンナが25日、東京・渋谷のシネクイントで行われた写真集『SOSEXY 土屋アンナ"Four Rooms"by Shingo Wakagi』(2,500円 PARCO出版・LPEI刊)の発売記念イベントに出席した。

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同写真集は、土屋が、"ロックスター"、"淑女"、"愛人"、"メイド"という4人の女性を演じているコンセプトビジュアルマガジン。土屋のセクシーなランジェリー姿やメイド服姿など多彩な表情を、写真家の若木信吾が撮り下ろしている。雑誌に加え、PlayStation3で鑑賞可能な写真のズームや高解像度ムービーも楽しめるデジタル版も配信中。

土屋は「14歳からモデルやってるけど、ストーリーが見える写真集は初めて」と話し、「写真って、その一枚の中にどういう意図があるのかを想像するけど、この写真集はどういうコンセプトなのか、目に見えて面白い」とPR。4人の女性を演じたことについては、「喋んないし、表情だけだったけど、"愛人"は楽しかった! もうちょっと、グラマラスだったら良かったんだけど(笑)」と振り返り、「メイド服は、普段あんな格好しないから面白かった。でも、あんなメイドいたらクビだよ。ワイン飲んだりしてるし」と話して、観客を笑わせた。軍地彩弓クリエイティブディレクターは、「アンナの魅力を全部出したかった。一日で撮ったんですが、メイクを変える度にその役柄になりきっちゃって、さすが女優だなぁと」と、土屋の女優っぷりに感嘆していた。

イベントでは、デジタル版の上映も行われ、ドレスを着た後ろ姿がスクリーンにアップにされると、「肩こりが写ってるから、背中はやめてー!」と照れ隠し。シャンパンを飲む場面では、軍地ディレクターにヴィンテージものだったことが明かされると、「えっ!? あのシャンパン、カクヤスとかのじゃないの? ガブガブ飲んじゃったよ」と悔やんでいた。最後に、「この仕事をやってて、一番面白いのは違う人間を表現すること」と話した土屋は、「この写真集で、ファッションの楽しさが分かる。メイクやシチュエーションで人って変われるんだって知って欲しい」と笑顔でアピールした。