日本銀行は24日、企業向けサービス価格指数を発表した。企業向けサービス価格指数は、企業間で取引されるサービスの価格に焦点を当てた物価指数で、企業間で取引される商品(モノ)を対象とした企業物価指数とは対をなす。

2008年度の企業向けサービス価格指数は前年比0.6%減の94.1で、3年ぶりにマイナスに転じた。部門別にみると、運輸(前年度比1.4%減)、通信・放送(同1.1%減)、広告(同3.7%減)、情報サービス(同0.8%減)、不動産(同1.6%増)など。また3月分(速報)は92.9で前年比2.1%減、6カ月連続のマイナスとなった。