不動産クラウドファンディングは、1万円程の少額から投資できて、運用管理は業者に任せられる手軽さから、近年人気の不動産投資です。
しかし、ネット上で完結できる特性を利用した、悪質な事業者も存在しています。
本記事では、不動産投資クラウドファンディング19社のユーザー満足度を反映したランキングを紹介しています。
また、実際にクラウドファンディングサービスを利用している人へのインタビューもおこない、サービスの実態についてくわしく説明します。
「手軽に不動産投資を楽しみたいけれど、怪しい事業者に騙されないか心配……」という人はぜひ参考にしてください。
※本記事は専門家3名の監修のもと作成しています。監修者情報はこちら。
【利用者人気】おすすめ不動産クラウドファンディングTOP3
本記事ではおすすめサービスを19選紹介しますが、最後まで記事を読む時間がない!という人のため、まずはユーザー人気が特に高かった上位3位を紹介します。
今すぐおすすめサービスを知りたいという人も、ぜひ参考にしてください。
不動産クラウドファンディングおすすめ19選比較ランキング
マイナビ編集部では、実際にサービスを利用したことのある1,000人のユーザーにアンケートを取り、各サービスの満足度を徹底調査しました。
ここからは、利用者の採点をもとに優良な不動産クラウドファンディングサービスを19社厳選し、ランキング形式で紹介します。
まずは、不動産投資に詳しい専門家のアドバイスも交えながら19社の概要を一覧で見てみましょう。

投資初心者は利回りの高さに目がいきがちですが、利回りと同様に重要なのは「運用期間」です。
一度投資をおこなうと満期までは資金が返還されないことになるため、期間と利回りのバランスを見ることがポイントです。
アンケート調査項目 |
・人気度、知名度(回答数) ・運営会社の規模や信頼度に対する満足度 ・取扱ファンドの量や質に対する満足度 ・手続きのスムーズさに対する満足度 ・想定利回りに対する満足度 ・実際の配当に対する満足度 ※調査方法:マイナビ会員アンケート 実施期間:2023/4月 回答者数:1,000人 |
基本情報 | |
運営会社 | LAETOLI株式会社 |
設立 | 1999年 |
優先劣後方式 | あり |
1口あたりの出資額 | 1万円〜 |
運用期間の目安 | 2~87ヶ月 |
想定利回り | 3〜12% |
会員登録料 | 無料 |
URL | https://cozuchi.com/ |
COZUCHI(旧:WARASHIBE)は、1999年創業のLAETOLI株式会社が厳選した想定利回りが10%以上の物件を多く扱っており、リターン上限を設けていないためローリスクかつミドル〜ハイリターンな投資が期待できます。
万一、配当金に損失が生じた際はLAETOLI社がまず請け負う優先劣後方式を採用していますが、COZUCHIはこれまで元本毀損は発生していません。
不動産クラウドファンディングサービスでは珍しく途中解約が可能なこともメリットの一つ。
地域再生やリゾート開発プロジェクトなど多様な案件を豊富に取り扱っており、「COZUCHIでしか出会えないファンドがある」と、昨今多くの投資家が注目し始めています。
「COZUCHI」はこんな人におすすめ
- 短期間でミドル〜ハイリターンな投資を実現したい人
- 自分のタイミングで現金化したい人
- 実績豊富なプロが厳選した優良案件を探したい人
「COZUCHI」の口コミ

少額からでも不動産投資を始められ、また自分で運用する必要もないため安定して資産を増やすことができる。利回りも比較的高い。(20代/年収:400万円~600万円未満)

期間も短い中で、リターンの高さが他の追随を許さない。圧倒的な投資効果。(30代/年収:1000万円~1200万円未満)
2位:みんなで大家さん
※画像出典元:「みんなで大家さん」公式サイト
基本情報 | |
運営会社 | みんなで大家さん販売株式会社 |
設立 | 1999年 |
優先劣後方式 | あり |
1口あたりの出資額 | 100万円〜 |
運用期間の目安 | 3〜5年 |
想定利回り | 6.0~7.0% |
会員登録料 | 無料 |
URL | https://www.minnadeooyasan.com/ |
みんなで大家さんは、一口100万円単位で出資できる不動産クラウドファンディングサービスです。他の事業者に比べて最低出資額が高めですが、年利6%以上と高利回りの案件が多いのが大きな魅力。
空港周辺の開発用地やテーマパーク、ホテル、物流施設の組入物件など多彩な案件が揃っており、約3〜5年の中長期運用でしっかり安定的に収益化できる仕組みがあります。
運用期間が長めですが、2ヶ月ごとの分配・譲渡による途中換金が可能なため、短期的に資産を形成していきたい人でも活用できるでしょう。
サポート面も徹底しており、WEBまたは対面での個別相談や、定期的に専門家によるセミナーも開催している点も他社にはないポイントです。
「みんなで大家さん」はこんな人におすすめ
- 一口100万円以上の投資を検討できる人
- 長期的に安定した収益を得たい人
- 専門家に相談しながら手軽に資産運用したい人
「みんなで大家さん」の口コミ

物件の紹介については丁寧な接客で良かった。(埼玉県/50代/年収:800万円~1,000万円未満)

担当者が親身になって相談に乗ってくれた。(群馬県/40代/年収:400万円~600万円未満)

商品のラインナップが充実していることが一番の決め手です。(東京都/40代/年収:600万円~800万円未満)

年利6~7%でリスクが高い株式投資よりも利回りが良い商品があること。(富山県/50代/年収:800万円~1,000万円未満)

仕組みがわかりやすく、利益が上がったから。(新潟県/60代/年収:400万円~600万円未満)

会社が有名で、信頼度が高い。(神奈川県/50代/年収:1,000万円以上)

問い合わせがなかなかつながらない。(宮城県/50代/年収:400万円~600万円未満)

安定しているぶん大きな儲けは期待できないので、ハイリターンのものも用意してほしい。(埼玉県/40代/年収:600万円~800万円未満)

投資額が1口100万円からというのは他のクラウドファンディングサービスと比較しても高いので、金銭的に余裕がある人でないと、出資するのは難しいと思う所です。やはり出資額を用意するのが最大のネックだと思います。(富山県/50代/年収:800万円~1,000万円未満)
「みんなで大家さん」の最新ファンド募集状況
3位:ASSECLI(アセクリ)
※画像出典元:「ASSECLI 」公式サイト
基本情報 | |
運営会社 | 株式会社エボルゾーン |
設立 | 2019年 |
優先劣後方式 | あり |
1口あたりの出資額 | 1万円〜 |
運用期間の目安 | 3〜12ヶ月 |
想定利回り | 4〜8% |
会員登録料 | 無料 |
URL | https://assecli.com/ |
ASSECLIは、年利回り概ね4〜8%と高い還元率を提示しており、プロが厳選した上質なファンドのみを運用しています。
ASSECLIを運営する株式会社エボルゾーンは、マンション・アパート・商業ビルなどの収益物件を中心に、創業以来1,000件以上もの取引実績を持っています。
他にも商品企画・開発、リノベーション、リーシング、物件管理など、不動産投資における総合的な事業を展開し、さまざまなノウハウを蓄積しています。
運用期間も1年未満と比較的短いため、短期間で少しずつ収益を測りたいケースにもおすすめです。
「ASSECLI」はこんな人におすすめ
- 不動産投資の実績が豊富な事業者を選びたい人
- プロが厳選する良質な一棟物件での投資にチャレンジしたい人
- 運用期間が1年未満で高い利回りを期待する人
「ASSECLI」の口コミ

優先劣後方式なので元本の安全性が高く、1万円の少額から投資できるので、投資初心者の私でもハードルが低かった。また、ファンドの情報が細かく書いてあるので運用イメージができる。(千葉県/30代/年収:200万円~400万円未満)

利回りがある程度良く、ほったらかし運用ができるのが魅力。元本の安全性、実績の信用性があるのも投資家にとっては重要。(東京都/50代/年収:800万円~1000万円未満)
「ASSECLI」の最新ファンド募集状況
基本情報 | |
運営会社 | 株式会社シーラ(英文社名:SYLA Co., Ltd.) |
設立 | 2010年 |
優先劣後方式 | あり(匿名組合型) |
1口あたりの出資額 | 1万円〜 |
運用期間の目安 | 半年~20年 |
想定利回り | 3~5%(平均4.2%) |
会員登録料 | 無料 |
URL | https://rimawarikun.com/ |
利回りくんを運営する株式会社シーラは、入居率99/6%(2023年2月時点)を誇るマンション管理事業をおこなう不動産投資会社です。
グループの株式会社シーラテクノロジーズ(旧:株式会社シーラホールディングス)は2023年3月、国内業界初の米国ナスダック市場上場を承認されており、グループ全体で優れた実績と投資ノウハウを保有していることがわかります。
特徴的なのは、運用期間やリスクヘッジの異なる「匿名組合型」と「任意組合型」の2タイプのスキームファンドを取り扱っていること。投資家は、自分の目標に合わせて選ぶことができます。
「応援型不動産クラウドファンディング」をコンセプトに、空き家再生、障害者グループホーム支援、保護犬・猫共生型グループホームといったファンドを主に扱っています。地域創生や社会貢献にもつながるポジティブな不動産投資を目指せるでしょう。
「利回りくん」の口コミ

初心者にも使いやすく入門編には最適だと思う。(神奈川県/50代/年収:600万円~800万円未満)

簡単に出来て、サイトが見やすいので始めやすかったです。口コミも高評価が多かったので。(東京都/30代/年収:400万円~600万円未満)

応援しながら分配金を得られるため。(東京都/50代/年収:600万円~800万円未満)

資金の豊富さと規模の大きさを感じる。(東京都/60代/年収:800万円~1,000万円未満)

画面操作などがすこしわかりにくい。(東京都/40代/年収:800万円~1,000万円未満)

次なるステップアップへの事例も含めたアドバイスが欲しい。(神奈川県/50代/年収:600万円~800万円未満)
「利回りくん」の最新ファンド募集状況
5位:TECROWD(テクラウド)
※画像出典元:「TECROWD」公式サイト
基本情報 | |
運営会社 | TECRA株式会社 |
設立 | 2001年 |
優先劣後方式 | あり |
1口あたりの出資額 | 10万円〜 |
運用期間の目安 | 4~30ヶ月 |
想定利回り | 8%以上 |
会員登録料 | 無料 |
URL | https://tecrowd.jp/ |
TECROWDは、モンゴルなどの中央アジア圏の経済発展に寄与できる、人気の高い不動産クラウドファンディングを運営しています。
投資額は、不動産投資型クラウドファンディングのなかでもやや高額な1口10万円です。
高額である分、想定される利回りも高いため高配当も期待できます。
また新興国の経済発展だけでなく、国内の障がい者支援にもつながるファンドも提供しており、さまざまな方面から社会貢献度の高い投資ができることもメリットのひとつです。
「TECROWD」はこんな人におすすめ
- 経済発展が見込まれる海外ファンドに興味がある人
- 障がい者施設への出資など社会貢献も兼ねた投資をしたい人
- 出資額を10万円以上用意できる人
「TECROWD」の口コミ

国内外問わずの投資ができる。それが安心にできるようにサポート配慮がある点は好感が持てる。(30代/年収:400万円~600万円未満)

比較的リスクはあるが、利回りが良いと思う点。さらに、募集額が大きいので、余裕を持って投資ができるところ。(30代/年収:400万円~600万円未満)
6位:72crowd(ナナ・ニー・クラウド)
※画像出典:「72crowd」公式サイト
基本情報 | |
運営会社 | 株式会社インヴァランス |
設立 | 2004年5月 |
優先劣後方式 | あり |
1口あたりの出資額 | 1万円〜 |
運用期間の目安 | 3〜12ヶ月 |
想定利回り | 5% |
会員登録料 | 無料 |
URL | https://72crowd.com/ |
72crowdを運営する株式会社インヴァランスは、マンションの開発から販売・管理までを一気通貫でおこなう不動産ディベロッパー系の投資会社です。
品質・デザインにこだわった資産価値の高い自社物件でのワンストップサービスを提供することで、不動産投資会社のサポート満足度No.1の実績を持ちます。(2021年3月サイトイメージ調査、日本トレンドリサーチ提供)
ファンドは東京23区内の駅近で、都市景観に映えるエレガントで居住性の高いデザイナーズマンションが基本のため、安定的な入居率を狙えるでしょう。
最新のIoT技術による「スマートホーム」の実現や、オンラインだけでなくオフラインでの交流の場も増やすなど、利用者を包括的にサポートする360度サービスが強みです。
「72crowd」はこんな人におすすめ
- 実績豊富でサポートが充実したサービスを選びたい人
- 都内の好立地な案件で手堅く収益を得たい人
- 対面での相談や講座にも積極的に参加したい人
「72crowd」の口コミ

初心者でも簡単に使いこなせた。(兵庫県/20代/年収:1,000万円以上)

印象深くておもしろいかった。(鹿児島県/50代/年収:800万円~1,000万円未満)

手数料が高いからさげてほしい。(東京都/40代/年収:1,000万円以上)
7位:利回り不動産
※画像出典元:「利回り不動産」公式サイト
基本情報 | |
運営会社 | 株式会社ワイズホールディングス |
設立 | 2014年 |
優先劣後方式 | あり |
1口あたりの出資額 | 1万円〜 |
運用期間の目安 | 6~12ヶ月 |
想定利回り | 5~8% |
会員登録料 | 無料 |
URL | https://rimawari.co.jp/ |
利回り不動産は、株式会社ワイズホールディングスが運営する不動産クラウドファンディングサービスです。
区分マンションや戸建てといった小型不動産を豊富に取り扱っており、満室保証を利用した空室対策により安定的な賃料収入(分配)を可能にしています。
ワイズホールディングスは、ホテルや商業施設など大規模な不動産開発業務をおこなってきた実績があるため、不動産投資に必要な物件情報やマーケット分析といった納得できる情報を提供してくれます。
また、ワイズコインを使った投資が可能で、投資額などに応じてコインが溜まる仕組みも特徴的です。
「利回り不動産」はこんな人におすすめ
- 市場動向に左右されない安定した投資をしたい人
- 確かな分析根拠に基づいたマーケティングに期待する人
- ポイントを活用してさまざまなサービスを利用したい人
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利回り不動産
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「利回り不動産」の口コミ

利回りが他と比べて高いのと同時に運用期間が6ヶ月からと短いところが良い。(20代/年収:400万円~600万円未満)

情報量が非常に多くて参考にしやすかったですし、投資をする際の判断材料にもなり便利でした。(30代/年収:400万円~600万円未満)
「利回り不動産」の最新ファンド募集状況
8位:CREAL(クリアル)
※画像出典:「CREAL」公式サイト
基本情報 | |
運営会社 | クリアル株式会社 |
設立 | 2011年 |
優先劣後方式 | あり |
1口あたりの出資額 | 1万円〜 |
運用期間の目安 | 4〜24ヶ月 |
想定利回り | 4.0〜5.5% |
会員登録料 | 無料 |
URL | https://creal.jp/ |
Crealの運営会社は、運用資産残高約450億円(2023年3月時点)の不動産アセットマネジメント企業であるクリアル株式会社です。ほかにも個人向け資産運用サービス「Creal PARTNERS」やプロ向け不動産ファンド事業「Creal PRO」など、さまざまな資産運用事業を展開しています。
投資家の未投資資金を信託銀行で別管理していることや、運用口座は投資家本人名義のものに制限することで、より安全な資産管理に取り組んでいます。
扱う物件は賃貸ニーズに対応した好立地で高品質なマンションが豊富ですが、万一空室が続いた場合でも賃料保証が可能なマスターリース契約を取り入れているため、手堅い投資活動に専念できるでしょう。3ヶ月程度の短期間で運用できる区分所有物件にも対応しています。
「CREAL」はこんな人におすすめ
- 未投資資金まで安心して預けておきたい人
- 都心のマンション投資に興味がある人
- まずは区分マンションで手軽に資産形成を目指したい人
「CREAL」の口コミ

強豪他社がまだ少なく、案件に申し込めた。
レンディング業界が整理される前からスタートしたこの会社はさきがけに近いので、実績が評価されていると思う。(千葉県/60代/年収:400万円~600万円未満)

物件数を増やして欲しい。(神奈川県/60代/年収:1,000万円以上)
「CREAL」の最新ファンド募集状況
満足度:
2.76点基本情報 | |
運営会社 | 株式会社五黄不動産 |
設立 | 2021年 |
優先劣後方式 | あり |
1口あたりの出資額 | 1万円〜 |
運用期間の目安 | 6ヶ月〜 |
想定利回り | 4〜7% |
会員登録料 | 無料 |
URL | https://www.gokofund.jp/ |
ゴコウファンドは、比較的高い利回りで安心できる優先劣後方式を採用するなど、嬉しいメリットが多く見られます。
九州を中心に少額の不動産投資をおこないたい人にとっては、おすすめの不動産クラウドファンディングサービスといえるでしょう。
長期運用が基本のため、短期間で運用したい人や実績を重視したい人には向いていません。
運営会社自体の能力というより、目的や重視する部分によって相性が決まるため、自身の中で目的をしっかりと明確にして検討することをおすすめします。
「ゴコウファンド」はこんな人におすすめ
- 少額の不動産投資に挑戦したい人
- 九州エリアなど地方の安定的な投資を望む人
- 長期の投資を検討中の人
「ゴコウファンド」の最新ファンド募集状況
基本情報 | |
運営会社 | 株式会社 良栄 |
設立 | 1991年 |
優先劣後方式 | あり |
1口あたりの出資額 | 1万円〜 |
運用期間の目安 | 4~10ヶ月 |
想定利回り | 5〜6% |
会員登録料 | 無料 |
URL | https://chokotto-fudousan.jp/ |
ちょこっと不動産の運営会社である株式会社良栄は、不動産開発や賃貸事業で多くの実績がある会社です。
ちょこっと不動産は、2021年3月にサービスが開始されたばかりですが、賃貸物件の他にも多様な商品をラインアップしており、テナントやオフィスビルなど、短期から中長期的に運営が可能な案件を豊富に取り揃えています。
優先劣後方式やマスターリース契約(賃貸の一括借り上げで収入が安定)を採用することで、投資のリスクが軽減できることも特徴です。
「ちょこっと不動産」はこんな人におすすめ
- 不動産開発で実績がある運営を利用したい人
- 短期から中期で資産形成をしたい人
- 入居率の影響を受けにくい安定した投資をしたい人

難しい言葉等も分かりやすく説明がある。(東京都/20代/年収:400万円~600万円未満)

担当者がいないので、物件精査に時間がかかります。(千葉県/50代/年収:400万円~600万円未満)
11位:Jointoα(ジョイント アルファ)
※画像出典元:「Jointo α」公式サイト
基本情報 | |
運営会社 | 穴吹興産株式会社 |
設立 | 1964年 |
優先劣後方式 | あり |
1口あたりの出資額 | 10万円〜 |
運用期間の目安 | 6~12ヶ月 |
想定利回り | 3.2~6% |
会員登録料 | 無料 |
URL | https://join-to.jp/ |
Jointoαは、東証スタンダード市場に上場している穴吹興産株式会社が運営する不動産クラウドファンディングサービスです。
穴吹興産株式会社は、西日本をはじめ数多くの不動産開発の実績があり、設立が1964年と歴史がある大手の不動産会社です。
優先劣後方式の採用や、グループ会社との連携で不動産事業に関連する総合的なサポートで、投資家のメリットを最優先したサービスを提供しています。
1口10万円からと、他社と比べると最低投資額は高めですが、大きなリターンを得たい人や手堅い案件に投資したい人に向いています。
「Jointoα」はこんな人におすすめ
- 実績豊富な大手企業が運営するサービスを利用したい人
- 地域再生やリゾート開発などのプロジェクトに興味がある人
- 中長期でじっくりと収益を上げていきたい人
「Jointoα」の最新ファンド募集状況
12位:property+(プロパティプラス)
※画像出典:「property+」公式サイト
基本情報 | |
運営会社 | 株式会社リビングコーポレーション |
設立 | 1990年 |
優先劣後方式 | あり |
1口あたりの出資額 | 1万円〜 |
運用期間の目安 | 3~14ヶ月 |
想定利回り | 3.2~10% |
会員登録料 | 無料 |
URL | https://propertyplus.jp/ |
property+は、東証プライム市場上場の飯田グループホールディングスのグループ会社が運営しています。
飯田グループは、年間で約46,000戸を提供しており分譲戸建住宅シェア日本一という実績の持ち主で、property+は2021年に開始された新しいサービスですが、信頼性の高さに定評があります。
自社開発の物件を全国規模で取り扱っていて、デザイン性の高さと立地の良さなどから人気を集め、290棟超えの供給実績があります。
さらに特許も所得した独自の技術によって高度な設計効率を実現しており、収益性が高いのも大きな特徴です。
「property+」はこんな人におすすめ
- 大手グループ会社運営の信頼性の高いサービスを利用したい人
- マンション開発・供給の実績やノウハウを重視する人
- 富裕層向けの収益性が見込める物件投資に興味がある人
「property+」の最新ファンド募集状況
13位:FUNDROP(ファンドロップ)
※画像出典:「FUNDROP」公式サイト
基本情報 | |
運営会社 | ONE DROP INVESTMENT株式会社 |
設立 | 2013年1月 |
優先劣後方式 | あり |
1口あたりの出資額 | 1万円〜 |
運用期間の目安 | 3〜12ヶ月 |
想定利回り | 5〜12% |
会員登録料 | 無料 |
URL | https://fundrop.jp/ |
FUNDROPはONE DROP INVESTMENT株式会社が運営する「居住用賃貸住宅」の運用に特化した不動産投資クラウドファンディングサービスです。
商業ビルやテナントビルへの投資は行わず、居住用賃貸住宅に特化しているので、景気に左右されにくく稼働率が安定しやすい傾向があります。
少額1万円からの投資が可能で、投資期間も3〜12ヶ月程度と短期で完結するので、投資資金が少ない人や投資初心者の人にも扱いやすいファンドが揃っています。
優先劣後方式を採用しているので、低リスクで元本割れしにくいのも特徴です。
「FUNDROP」はこんな人におすすめ
- 元本割れしにくく手堅い投資をしたい人
- 投資期間が1年未満の短期間で投資をしたい人
- 事業用不動産よりも居住用不動産に投資したい人
「FUNDROP」の最新ファンド募集状況
14位:RIMPLE(リンプル)
※画像出典元:「RIMPLE」公式サイト
基本情報 | |
運営会社 | プロパティエージェント株式会社 |
設立 | 2004年 |
優先劣後方式 | あり |
1口あたりの出資額 | 1万円〜 |
運用期間の目安 | 6~12ヶ月 |
想定利回り | 3~12% |
会員登録料 | 無料 |
URL | https://funding.propertyagent.co.jp/ |
RIMPLEは、東証プライム市場上場企業のプロパティエージェント株式会社が運営する不動産クラウドファンディングサービスです。
1口1万円から投資が可能で、口座開設や投資申込、入出金などほとんどの手数料が無料になっているので、手軽に不動産投資を始められます。
現金のほか「リアルエステートコイン」という独自のポイントを使って投資することもでき、モッピー、ハピタスを始めとした他社ポイントからの交換も可能です。
ポイ活で得た余剰ポイントを投資に回せるので、現金での投資には抵抗がある人も始めやすい仕組みになっています。
「RIMPLE」はこんな人におすすめ
- 現金での投資には抵抗のある人
- ポイントを使って不動産投資をしたい人
- 東証プライム上場など信頼性のある会社で投資をしたい人
「RIMPLE」の最新ファンド募集状況
15位:ALTERNA(オルタナ)
※画像出典:「ALTERNA」公式サイト
基本情報 | |
運営会社 | 三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社 |
設立 | 2020年 |
優先劣後方式 | あり |
1口あたりの出資額 | 10万円〜 |
運用期間の目安 | 3〜6年 |
想定利回り | 3.0%前後 |
会員登録料 | 無料 |
URL | https://alterna-z.com/ |
ALTERNAの運営会社は、三井物産グループの三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社です。デジタルを活用することによる投資収益を最大化を強みとしています。
ALTERNAでは不動産に限らず、通信インフラや航空機、船舶など安定した収益が期待できる実物資産へ投資するファンドを取り扱っています。
すべての商品をブロックチェーン技術を用いてデジタル証券化しているので、株や債券などを取り扱う証券会社のように、税金の計算をALTERNAにおまかせできます。
想定利回りは3.0%程度で価格変動が緩やかなため、低リスク低リターンの実物資産投資に向いているといえます。
「ALTERNA」はこんな人におすすめ
- 不動産以外の実物資産にも投資したい人
- 税金計算の手間を省きたい人
- 大手の三井物産グループで投資をしたい人
「ALTERNA」の最新ファンド募集状況
基本情報 | |
運営会社 | 株式会社イーダブルジー |
設立 | 2009年 |
優先劣後方式 | あり |
1口あたりの出資額 | 10万円〜 |
運用期間の目安 | 3〜12ヶ月 |
想定利回り | 5〜10% |
会員登録料 | 無料 |
URL | https://www.tomotaqu.com/ |
TOMOTAQUは、不動産の仕入れ、賃貸管理、不動産売買まで一気通貫で行う不動産事業者、株式会社イーダブルジーが運営する不動産投資型のクラウドファンディングサービスです。
不動産事業者として資産運用会社にはない強みを活かして、ファンドに任せきりではなく、自社でも現地まで足を運んで物件調査を行うため、厳選した物件をファンド化しています。
優先劣後システムや第三者とのマスターリース(サブリース)契約を締結しているので、空室リスクを抑え、出資者の元本や分配金を確実なものへする仕組みが整っています。
運用期間が3〜12ヶ月で、想定利回り5〜10%と短期間で高い収益性が期待できるのも特徴です。
「TOMOTAQU」はこんな人におすすめ
- 不動産事業者の不動産投資クラウドファンディングに投資したい人
- 空室リスクを抑えた不動産投資を行いたい人
- 短期間で高い収益性が期待できるファンドに投資したい人
「TOMOTAQU」の最新ファンド募集状況
基本情報 | |
運営会社 | AGクラウドファンディング株式会社 |
設立 | 2020年 |
優先劣後方式 | あり |
1口あたりの出資額 | 1円〜 |
運用期間の目安 | 半年~3年 |
想定利回り | 1〜6% |
会員登録料 | 無料 |
URL | https://ag-crowdfunding.co.jp/ |
AGクラウドファンディングは、カードローンやキャッシングなどの消費者金融で有名な東証プライム上場のアイフルグループが運営する融資型の不動産クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)です。
投資できるファンドはアイフルグループが運営するアイフルファンドの他、不動産担保ローンなどの商品が多い傾向にあります。
アイフルグループは上場企業のため四半期ごとに業績を確認できるので、業績に応じて投資判断ができることや貸し倒れのリスクを抑えられるのが大きなメリット。
さらに不動産クラウドファンディングには珍しく、1円〜から手軽に資産運用を始められるのも特徴です。
「AGクラウドファンディング」はこんな人におすすめ
- 信頼のある東証プライム上場企業でソーシャルレンディングを始めたい人
- 1円から少額で投資をしたい人
- 定期的に業績を確認しながら投資したい人
「AGクラウドファンディング」の最新ファンド募集状況
18位:大家どっとこむ
※画像出典元:「大家どっとこむ」公式サイト
基本情報 | |
運営会社 | 株式会社グローベルス |
設立 | 1996年 |
優先劣後方式 | あり |
1口あたりの出資額 | 1万円〜 |
運用期間の目安 | 2~12ヶ月 |
想定利回り | 3~10% |
会員登録料 | 無料 |
URL | https://cf-ooya.com// |
大家どっとこむは、不動産開発や不動産売買、賃貸管理など手掛ける不動産事業者の株式会社グローベルスが運営する不動産クラウドファンディングサービスです。
不動産事業者ならではの強みを活かして、自社で投資物件の仕入れから賃貸管理までを行い、生み出した利益を投資者に分配します。
都内を中心とした首都圏の居住用賃貸住宅や空き地が主な投資対象です。
優先劣後を採用しているので、元本割れのリスクを抑えながら投資ができます。
「大家どっとこむ」はこんな人におすすめ
- 自社で所有する不動産にクラウドファンディングで投資したい人
- 首都圏の居住用賃貸住宅や空き地に投資したい人
- 優先劣後や少額投資などリスクを抑えて投資をしたい人
「大家どっとこむ」の最新ファンド募集状況
19位:プレファン
※画像出典:「プレファン」公式サイト
基本情報 | |
運営会社 | 株式会社プレサンスリアルタ |
設立 | 2015年 |
優先劣後方式 | あり |
1口あたりの出資額 | 1万円〜 |
運用期間の目安 | 6ヶ月 |
想定利回り | 4~6% |
会員登録料 | 無料 |
URL | https://www.pressance.co.jp/crowdfunding/ |
プレファンは、自社で分譲マンションの不動産開発から管理まで行うプレサンスコーポレーションのグループ会社である株式会社プレサンスリアルタが運営する不動産クラウドファンディングです。
自社で開発を手掛けた分譲マンションに特化してファンド化しており、不動産クラウドファンディングの運営会社が熟知している物件に投資できるのが特徴。
専門チームによって20,580戸の物件を管理しており、入居率98.3%と高い水準で運営しています(2020年3月時点)。
すべての商品が運用期間6ヶ月なので、短期投資に向いている不動産クラウドファンディングといえます。
「プレファン」はこんな人におすすめ
- 自社で開発から管理まで行う分譲マンションに投資したい人
- 投資資金を短期間で回収したい人
- 資産価値が期待できる物件に投資したい人
「プレファン」の最新ファンド募集状況
不動産投資型クラウドファンディングとは
クラウドファンディングの仕組み
クラウドファンディング(crowdfunding)は、「群衆(crowd)」と「資金調達(funding)」を合わせた造語です。原則としてインターネット上で多数の人々から資金を調達することを指しますが、ネット上で資金を募集している企業やプロジェクトなどに出資することを「クラウドファンディング」とも呼びます。
クラウドファンディングには次のようにさまざまな種類があります。
クラウドファンディングの種類 |
特徴 | 出資者へのリターン | |
購入型 | All-in | プロジェクトの失敗・成功にかかわらず、決められた期間内に集まった資金を起案者が受け取ることができる。 | 起案者が設定したモノやサービス。 |
All or nothing | プロジェクトの募集期間内に100%を達成した場合に限り、起案者は資金を受け取れる。失敗した場合は、支援金は全額返金される。 | 起案者が設定したモノやサービス。(プロジェクトの内容によっては、ない場合もある) | |
寄付型 | プロジェクトに支援者がお金を寄付する仕組み。社会貢献を目的としたプロジェクトが多い。 | 基本的にはないことが多いが、プロジェクトによってはお礼の手紙やモノがもらえる。 | |
投資型 | 不動産投資型 | 投資目的の不動産の取得に要する資金を出資者から募る方法。 | 家賃収入や不動産の売却により発生した利益の分配。 |
株式投資型 | 企業が行う資金調達法の1つ。投資家から資金を集め、未公開株を提供する。 | 非上場企業の未公開株。 | |
融資・貸付型(ソーシャルレンディング ) |
仲介業者や貸金業者が出資者から資金を募り、事業者に融資する仕組み。(投資家は直接融資をおこなわない) | 融資元本に対する利息。 |
なかでも不動産分野に特化したサービスを「不動産クラウドファンディング」といい、上表の「不動産投資型」と「融資・貸付型(ソーシャルレンディング)」の2つがあてはまります。
そのうち本記事では、投資タイプのサービスについて主に解説していきます。
不動産投資型クラウドファンディングでは、事業者が賃貸化または売却予定の物件の取得または運営に関わる資金を出資者から調達し、事業者(起案者)の経費を除いた利益から出資額の割合に応じて出資者へ配当します。賃貸物件の家賃収入を「インカムゲイン」、売却差益を「キャピタルゲイン」と呼びます。
不動産クラウドファンディングの注意点
不動産クラウドファンディングは投資である以上、元本割れのリスクは避けられないという点に注意しましょう。
事業者がマイナス分をどの程度負担するかは契約内容によりますが、出資金の返還額が当初の元本額を下回り(いわゆる元本割れ)、損益となる可能性があるという点は、理解しておきましょう。

リスクを理解せずに投資をするのは、資産運用というより博打と同じことになります。まずはわからないことは理解してから投資をおこなうようにしたほうがいいでしょう。

出資法で認められている機関でなければ、元本を保証して出資金を募る行為は禁止されてます。万一「元本保証あり」と謳っているクラウドファンディング事業者がある場合、むしろ違法の可能性を疑ったほうがよいでしょう。
ソーシャルレンディングとの違い
ソーシャルレンディングは「融資(貸付)型クラウドファンディング」とも呼ばれ、出資者がさまざまな企業やプロジェクトなどに対して融資し、返済利息を出資金額の割合に応じて分配する方法です。
ただし、実際は企業への融資はソーシャルレンディングを扱う事業者がおこないます。出資者は匿名組合員となり、ソーシャルレンディング事業者に対してお金を預け、貸付・運用は事業者がおこなうため、出資者が直接融資をおこなうわけではありません。
不動産投資信託(J-REIT)との違い
少額から始められる不動産投資として「不動産投資信託(J-REIT)」があります。
J-REITとは、不動産投資法人が個人投資家の投資によって複数の不動産を保有・運用し、利益を分配することを1つの金融商品として取り扱う仕組みです。
保有期間中に分配金を受け取れるほか、金融商品として証券取引所に上場されているため、株式投資のようにリアルタイムで売買できることが、不動産クラウドファンディングとの大きな違いといえます。
不動産クラウドファンディングとの違いを以下の表で比較してみましょう。
比較項目 | 不動産投資型クラウドファンディング | 不動産投資信託(J-REIT) |
投資額 | 1万円~ | 数万円~数十万円 |
証券取引所への上場 | なし | あり |
撤退の可否 | 投資したプロジェクト事業者との契約内容による | 証券取引所の営業時間内であればいつでも可 |
投資先 | 1つの不動産やプロジェクト | 複数の不動産の保有・運用をおこなう不動産投資法人 |
元本割れの可能性 | あり | あり |
おすすめの人 |
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|

不動産投資信託の仕組みはアメリカで生まれたもので、REIT(リート)は「Real Estate Investment Trust」の略です。日本ではJapanの頭文字をつけて「J-REIT」と呼びます。
不動産クラウドファンディングの選び方
運営会社の安全性や実績
運営会社の安全性が十分ではない場合、個人情報の漏洩や危険度の高い案件への投資リスクが高まります。次のようなポイントをチェックしましょう。
- 個人情報保護方針(プライバシーポリシー)の内容
- 情報セキュリティ方針の内容
- 運営会社の資本金額
- 過去の案件の目標達成率と問題
個人情報保護方針や情報セキュリティ方針が開示されていることを前提とし、内容をしっかり確認しましょう。開示されている利用目的以外で個人情報を公開するときは本人の同意を得る、社員への定期的な教育をおこなうなどの記載があることで、個人情報保護やセキュリティに対する運営会社の姿勢がわかります。
また、資本金は会社の体力ともいえる重要なポイントです。資本金が多いほうが一般的には倒産しにくく、投資家に対するリスク・ダメージを軽減できる可能性が高まります。
ただし、会社の資本金が多くても、過去に元本毀損や配当遅延などが生じた案件が複数ある場合は要注意です。運営会社の案件の見極めが甘い可能性があります。

投資リスクを考えるうえでの勉強のためにも、運営会社の過去の問題の有無や取り扱った案件の目標達成率を確認しましょう。
リスクやリターンへの配慮
投資にリスクはつきものですが、リスクを最小限に抑え、より安定した収益を期待できるようにするため、「優先劣後出資」という仕組みを導入したサービスがおすすめです。優先劣後出資は案件で損失が生じた際に、損失を運営会社または共同事業者が先に負担するという方式です。図を見てみましょう。
優先劣後出資の場合は運営会社の出資額のうちの一定割合を「劣後出資分」と呼び、損失を劣後出資分から先に負担します。そのため、個人投資家の出資を含む「優先出資分」は、損失が劣後出資分を超えない限りは守られます。
このほか、マスターリース契約も投資家を守る方法として挙げられます。マスターリース契約は賃貸物件を事業者に貸し出すことで、入居者の有無に関わらず家賃収入を得る契約です。一般の入居者に貸し出す家賃収入よりは低い金額になりますが、家賃収入の受け取りの確実性を高めることで元本毀損や配当遅延のリスクを軽減できます。
各案件の情報と質
各案件ごとに開示されている情報をチェックし、自分の希望に合った条件であるか確認しましょう。案件概要として次のような項目が開示されています。
- プロジェクト概要(物件の立地・内観・外観などの詳細、周辺環境、投資目的など)
- 物件概要(物件名称、エリア、所在地、物件種別、敷地面積、延床面積、総戸数、土地の権利など)
- 募集総額
- 資金使途(物件価格、保証金、土地代金、造成費など)
- 予定利回り
- 予定している収入と費用の内訳(賃貸物件の場合は想定の空き室率を含む)
- 予定運用期間
- 現時点での申し込み人数と達成率
- 募集方式(先着、抽選)
- 最小投資金額(個人投資家の投資額の下限)
- 投資実行予定日
- リスクの提示
- 匿名組合の償還予定日(配当金の分配がすべて完了する期日)
利回りや募集期間だけでなく、さまざまな情報から投資リスクを検討することが大切です。

利回りが内包しているリスクにはどのようなものがあるのかを理解するようにしましょう。利回りが高い理由は何かしら背景があり、そのリスクに対して適切な利回りなのかという視点が重要です。
また、不動産特定共同事業法に基づき組成されたファンドであれば、契約前に「契約成立前書面」を投資家に交付することが事業者に義務付けられています。これにより投資家には一定の情報が提供されることになります。契約してしまってから、理想としていた案件と実際は違っていたと後悔しないよう、契約成立前書面は必ず熟読するようにしましょう。

投資対象となる物件に空室があり、募集中の場合、不動産賃貸募集サイト等で室内や募集状況を確認することができます。『実際自分が住んでみたいか?』など、利回りだけでなく魅力的な物件であるかも判断材料となります。
案件数と傾向
案件数が多ければ、より自分の条件に合う案件を比較検討できるメリットがあります。また、投資する不動産によって収益性やリスク割合も異なるため、取り扱っている案件の不動産の種類が豊富なほど、リスクを分散することにもつながります。
事業者によって案件の傾向はさまざまです。具体例を見てみましょう。
- 都市部や人気エリアの商業物件を中心とした利益重視の案件が中心
- アパートやマンションなど、入居者を見込めるエリアの賃貸物件の案件が中心
- 地域創生・再開発などの社会貢献を目的とした案件が中心
- 途上国の支援を目的とした案件が中心
自分の投資目的と案件の傾向が合致するサービスを選びましょう。

マンションだけでなくホテルや物流施設などを取り扱っている運営会社も見てみるのもいいと思います。
また、土地勘のあるエリアであれば、ご自身の目でも確認出来るので、近隣状況把握も含め検討しやすいでしょう。


各案件の運用期間
不動産クラウドファンディングでは、ほとんどのサービスにおいて運用期間中での途中解約を原則不可としています。案件の運用が開始されてしまえば自身の都合で自由に現金化することができないため、手違いやトラブルで急に資金が必要になるなどの事態が発生しないよう、運用期間も比較材料の一つとしてしっかりチェックしましょう。
一般的に、運用期間が長いほうが配当金が多い傾向にはありますが、資金を拘束される期間も長くなるというリスクを忘れてはいけません。大切なのは、期間リスクに応じた利回りが期待できるのかという点です。同じ種類の投資物件で運用期間が異なる案件同士の利回りを比較検討するなど、適切なリスク管理が重要になります。
なかには途中解約を可能としている事業者もありますが、条件付きであったり返金のタイミングが希望に沿わなかったりというケースもあるため注意しましょう。
インカムゲインとキャピタルゲインの優先順位
不動産投資では「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」のどちらを優先したいかによっても案件の選び方は変わります。
インカムゲインは株式や債券などの資産を保有したまま得られる収益のことで、キャピタルゲインは資産を売却したことによって発生する売却益を指します。

例えば、インカムゲインは賃貸経営などで継続的に得られる家賃収益、キャピタルゲインは不動産を売却(手放した)際に得られる売却収益などが当てはまります。2つの大きな違いは、「資産を保有しているかしていないか」という点です。
インカムゲインを優先するのであれば運用期間中の内容がポイントになるため、利回りや運用期間を重視しましょう。逆にキャピタルゲインでは、不動産の条件に大きく影響を受けるため、利回りなどよりも不動産の立地や規模といった資産価値を重視するとよいでしょう。

不動産運用はノウハウの蓄積が大切です。投資先に迷ったら運用室数の多い投資先であるかも判断材料になりますよ。
不動産投資型クラウドファンディングのメリット
少額から不動産へ投資が可能
自ら賃貸経営や不動産の転売をおこなう場合、土地や建物を取得するためには数千万円規模の初期費用がかかることが少なくありません。その点、不動産投資型クラウドファンディングは10,000円からでも始められるため、給与・事業収入から生活費を差し引いた余剰資金を活用できるでしょう。
少額ずつ分散投資できる
不動産投資型クラウドファンディングでは、まとまった資金を1つのプロジェクトに全額投資する必要がないのもポイントです。たとえば資金が20万円ある場合、10,000円ずつ20個のプロジェクトに分散投資できます。分散投資の大きなメリットは、リスクを分散できることです。1つのプロジェクトが破綻し投資額相当の利益を回収できなくなっても、ほかのプロジェクトで利益があればマイナス分を補填しつつ、投資額以上の利益を受け取れる可能性があります。
不動産経営をプロに任せられる
不動産ク投資型ラウドファンディングで投資した資金は、運営会社が運用するため運用に手間がかかりません。資金を投下したあと、不動産投資で煩わしい経営の部分をプロに任せ配当を待つだけで良い点は大きなメリットです。
社会貢献に携わる案件がある
不動産投資型クラウドファンディング中には、日本国内のリノベーション物件や新興国の新規物件など社会貢献につながる投資商品を取り扱っているものもあります。単に利益を追求していくだけでなく、社会貢献につながる投資のあり方としても不動産投資型クラウドファンディングは注目されています。
不動産投資型クラウドファンディングのデメリット
大きな利益を得ることが難しい
家賃収入や売却差益の配当金は出資額に応じて決まるため、少額投資に対してはリターンも少額です。仮に利回りの目標が3%のプロジェクトに10,000円を投資して成功したとすると、リターンは300円になります。
投資を自己都合でやめられない
多くの出資者から少額を募っておこなわれる不動産投資型クラウドファンディングは出資者の都合での途中解約ができないことや、出資分の譲渡が認められないことが多いため、換金性・流動性が低いという点も理解しておきましょう。
申し込みの競争率が激しい
不動産投資型クラウドファンディングの募集形式は、先着順または抽選方式がメインです。人気のプロジェクトには応募者が殺到するため、希望するプロジェクトに投資できない可能性があります。

クラウドファンディングは最低数ヶ月、長くて数年スパンで投資をするものであり、短期的に売り買いをおこないたい人には向かない商品となっています。
不動産クラウドファンディングで失敗しないためのコツ
複数の事業者・ファンドに分散投資
投資の機会を逃さないため・リスクを分散するための方法として、複数の事業者やファンドに分散投資するのがおすすめです。
興味のある案件に投資したいと思っても、募集金額を達成していたり先着や抽選に漏れてしまうと投資できません。手持ちの資金を運用できず、期間中に期待できた利益の機会を失うことにつながります。
複数の事業者で並行して案件を探すことでさまざまな案件に出会う機会が増えるため、投資したいと思える案件が見つかりやすくなるのです。
また、投資案件を分散させることも大きな意味があります。たとえば、20万円の資金を1案件に全額投資した場合、その案件が失敗したときは最悪の場合20万円の損失になってしまいます。一方、20案件に10,000円ずつ投資すれば、20案件すべてが失敗しない限り全額を失うことはありません。
ただし、運営会社自体の経営が悪化し倒産などの恐れがある場合は、同サービス内で複数案件に投資していても全損となる可能性があります。運営会社の資本金や案件目標の達成率などをチェックしつつ、複数のクラウドファンディングサービスを利用することもあわせて検討しましょう。

多くの情報を得るために運営会社は一つに絞らないようにしたほうがいいと思います。また、案件の善し悪しだけで判断せずに、運営会社の状況もしっかりと調査しましょう。
生活費を削ってまで不動産投資をしない
不動産クラウドファンディングを上手に活用するコツは、毎月の収入から生活費を除いた余剰資金を運用することです。この生活費のなかには、自分のライフプランに沿った「確実に守りたい預貯金」も含まれます。
先述の通り、不動産クラウドファンディングは投資である以上、元本毀損のリスクは避けられません。将来に必要な預貯金を含む生活費から投資資金を捻出してしまうと、損失が生じたときに困ることになるでしょう。
最悪の場合として投資資金を全て失っても生活できるよう、余剰資金で運用することをおすすめします。

投資を始めるうえで分散投資を意識し、生活費3ヵ月分程度の現金は手元に残しておくことをお勧めします。
現役の投資家さんにリアルな体験談をインタビュー
これから不動産投資を始める人にとって、経験者の意見は非常に参考になるものでしょう。
編集部では、2022年から投資活動を開始し、複数のクラウドファンディングサービスを利用しているTさんにインタビューをおこない、サービスの使い心地やリターン・リスク面について詳しくうかがいました。
不動産クラウドファンディングを始めたきっかけは?

もともと不動産投資には興味があったんですが、初心者だったのでできるだけ低リスクな方法を選びたかったんです。
不動産クラウドファンディングは、少額から投資にチャレンジできるし、プロが運用してくれるので安心と思い始めました。

不動産クラウドファンディングが初めての投資だったのですね。最初はいくらぐらいから出資されたのでしょうか?

最初の1件目はCOZUCHIの案件だったんですが、部分当選という形で希望出資額の4割くらい(20万円ほど)での投資となりました。
初めての出資では、どのような不安がありましたか?

元本保証がないことが1番の不安で、現在もその不安は解消していません。ただ、それも含めて投資なので、確実にリスク対策することで、ある程度の不安は解消できるのではと考えています。

ご自身では、どのようなリスク管理をされていますか?

分散投資は常に実行しています。1案件の出資額の上限を決め、同じ事業者でも上限内の金額で複数の案件に投資するようにしています。
クラウドファンディング事業者はどのようにして選んでいますか?

事業者の会社情報や償還実績をネットで調べたり、実際に利用された人のブログやX(元Twitter)での評判を見たりして、信頼できそうだと感じた事業者の案件に出資するようにしています。

あとはこの記事のようにいろんな事業者を紹介しているランキング記事も参考にします。複数の記事で常に上位に掲載されている事業者なら一定の信用度はあると思うので。
案件は魅力的なのに知名度が低そうな事業者ならば、とりあえず最低金額だけ出資して様子を見るという感じです。

なるほど。利用者の声や評価はかなりしっかりリサーチされるということですね。
逆に「こういう事業者や案件はやめておこう」と感じる基準があれば教えてください。

運用期間が条件に合うかはまず確認しますね。
あと稀なケースですが、実際に行ったことがある土地の案件などがあれば、その土地に魅力を感じたかどうかという個人的な印象は優先しています。
いくらネット上では良い情報を掲載されていても、「こんな閑散とした土地に本当に需要があるの?」と感じることもあるので、利回りだけにとらわれないように意識しています。
不動産クラウドファンディングのメリット・デメリットは?
メリット | デメリット |
|
|

クラウドファンディングはネット上で手軽に出資できるのが魅力ですが、一方で投資家はネット上の情報だけで良し悪しを判断しなくてはいけないので、そこがデメリットにも感じます。

特に海外のファンドとなるとわからないことが多いです。TECROWDは海外案件が多く、たまにオンラインで投資家を集めて質疑応答の機会を作っているケースもありますが、当然時間が決まっているのでいつでも相談できるというわけではありません。

手軽さや利回りの良さだけにつられず、自分で下調べやリスク管理ができる人に向いているサービスといえますね。

そうですね。あとは、不動産クラウドファンディングは比較的短期の案件が多いので、長期間の資産運用を目的とする人には向かないと思います。
不動産クラウドファンディングの満足度を教えてください。
リターン面:
5点
COZUCHIで1件、早期償還となった案件がありますが、年利37.5%と想定よりかなり高いリターンとなったので大満足です。
部分当選ではありましたが、それでもこんなに戻ってくるのかと驚いています。
リスクヘッジや安心感:
4点
優先劣後方式があるから一定の安心感はありますが、投資なのでどうしてもリスクは必ず伴うという点で-1点になってしまいます。

一般的に、劣後出資率はどのくらいの案件が多い印象ですか?

どの事業者もだいたい10〜20%の案件が多いですね。案件にもよりますが、個人的には10%あれば良いとは思っています。
運用期間の長さ:
5点
いろんな案件があって、自分で期間を選べるところが良いです。
私は基本的に2年以内の案件を選ぶことが多いのですが、COZUCHIなどは短期案件が豊富で選択肢が多くて助かります。
運用の手軽さ:
5点
入金してから特にやることがないので非常に楽です。運用は専門家にすべて任せてしまえるので、株式のようにずっと値動きを気にしている必要もなく、精神的な負担も軽いです。

出資前までについておうかがいします。
人気な先着案件では申し込みが完了するまでがかなり大変という声もありますが、実際そのようなエピソードはありますか?

COZUCHIで経験があります。アクセスが一気に集中するせいか、なかなかサーバーにつながらず、他の投資家さんが「こうすればつながった」といったつぶやきをXで発信されているのを参考にしたりしました。
でも、大変といってもその程度で、抽選であれば当たるか外れるかだけの話なので、本当に手間は少ないですよ。
今後も不動産クラウドファンディングを続けたいと思いますか?

思います。船舶や企業のプロジェクトに対するファンドも多いですが、今は不動産の価格高騰が顕著なので、今後も不動産に関する出資案件を増やしたいですね。

近年では、新たな不動産クラウドファンディング事業者がどんどん増えていますが、今後利用してみたいと思う事業者はありますか?

crealは以前から気になっていました。また、TOMOTAQUも最近利用した人の声をよくXで見かけるので興味はあります。

Tさんは、利用者のブログや口コミ、ランキング記事などを調べて事業者やファンドを選んでいました。
不動産クラウドファンディングは初心者でも低リスクで手軽に始められる魅力はありますが、自身でのリスク管理を徹底している人こそがそのメリットを享受できていることがわかりました。
表面上の利回りだけにとらわれず、事業者の評判や信頼性などを多方面から調べることが重要です。
不動産クラウドファンディングへ投資をする流れ
①運営会社で個人情報の登録
まずは利用したい不動産クラウドファンディングの運営会社で会員登録を行います。多くの場合で登録は2段階に分かれており、1段階目はメールアドレスや電話番号だけでのアカウント作りです。2段階目は、名前や住所、口座、本人確認書類(免許証など)の提出をして投資家としての情報を登録します。
いずれの登録も無料で行えます。投資家としての登録では審査がおこなわれ、受理されたことがはがきなどで届きます。必要な情報の入力は15分程度あれば終わるでしょう。
会員登録が完了すると、公式HPから自分専用のページにログインし、投資を始められます。
②投資の申し込み・入金
会員登録後は公式サイトやアプリで投資したい案件を選び、申し込みましょう。先着または抽選で投資の権利を獲得できた場合、案内に記載されている指定の期日内に申し込み金額の入金をおこないます。
ただし、申し込み金額を入金した段階では「ファンドの成立」には至っていません。募集期間終了時点で目標額を達成していない場合はファンドが不成立になり、入金した金額が返還されることがあります。返還までの期間は入金した資金を新たに運用できないため注意しましょう。
③投資で利益が出ていると確定申告
不動産クラウドファンディンでの利益は、税法上で雑所得(匿名組合契約の場合)という扱いです。そのほかの雑所得(副業やFXなど)とあわせて20万円を超える雑所得は課税対象になるため、確定申告受付期間(毎年2月15日~3月15日)に確定申告する必要があります。
インターネット上で確定申告ができる「e-tax」で書類を作成すると、書類が完成した時点で納税額が算出されます。納税期限と方法も提示されるので、期限内に納税しましょう。
なお、運営会社から利益が分配される時点で所得税が源泉徴収されている場合(匿名組合型の場合)、収入に応じた納税額を源泉徴収額が上回っていれば、指定した口座に差額が還付されます。

追徴課税により利益が減ってしまうリスクが高い為、投資で利益が出た場合は確定申告を忘れずに行いましょう。
不動産クラウドファンディングでよくあるFAQ
出資後の解約や金額修正はできる?
状況にもよりますが、ファンド成立前のクーリングオフ期間内であれば解約できる可能性があります。出資金額の変更については、事業者により規則が異なりますが、ファンド名や金額を申し出て相談することで対応してもらえる場合もあるでしょう。
いずれにしても、案件の運用が開始してからでは解約や変更はできないケースが多いため、事業者側への早めの相談をおすすめします。
募集金額に達しなかった場合はどうなるの?
出資者が少なく期間内に募集金額に達しなかった場合は、案件不成立となり出資額が全額返金される可能性があります。返金時の振込手数料は事業者側が負担することが一般的です。
また、事業者側で不足分を負担し、そのまま運用へ進めるケースもあります。
表示の利回りって保証されてるの?
事業者により表記方法は異なりますが、一般的に募集時に開示されている利回りは想定的なものであり、保証されているものではありません。不動産評価額は随時変動するため、出資後に利回りも変わることは往々にしてあります。
なお、元本や利回りの保証付きで資金を集めることは、原則限られた金融機関にしか認められてません。それ以外の事業者が元本・利回りの保証を謳っている場合は、出資法に違反している疑いがあるため注意したほうがよいでしょう。

利回り保証は「不動産会社が儲かるから利回りを抑えて保証する」ということであり、基本数年で家賃の見直しで下げられるという特徴があります。そのためサブリースのような利回りがある程度確定しているようなものには裏側に事務の煩雑さ等の手数料が入っていると考えたほうがいいでしょう。
利回り保証はおこなわないほうが実質的にメリットが大きいというケースがほとんどです。
予定より早く元本が返還されることもあるの?
不動産の市況や社会情勢などの影響を鑑みて、今後の収益が見込めないと判断された場合、予定の運用期間よりも早めに運用を終了し、元本償還となる場合はあります。早期にプロジェクトを終了させたほうが、元本毀損のリスクを最低限に留められる場合があるからです。
投資するにはマイナンバーカードが必要?
マイナンバーカードは必須ではありませんが、持っていれば投資家登録時に手続きが簡略化できるためスムーズです。
事業者として、売主または貸主のマイナンバーを「法定調書」に記載することが義務付けられているため、投資家登録時にマイナンバーの登録は必要です。併せて投資家の本人確認(顔写真付き)も必要になるため、マイナンバーカードはその2点が一緒に確認できる書類ということで、登録時にあると便利です。
マイナンバーカードを持っていない場合は、個人番号通知カード+本人確認書類、住民票または住民記載事項証明書+本人確認書類、のように2点以上の書類提出が求められるケースがほとんどです。
募集中の案件がないor抽選に外れてしまったらどうすればいいの?
事業者により頻度は異なりますが、1ヶ月数件ペースで新たな案件情報を更新されています。希望の案件がない場合は次回の案件開示まで待つか、別のクラウドファンディングサービスを併用してみるのもおすすめです。
人気のサービスでは、抽選による募集で倍率1000%超えというものもあり、なかなか思うように資金を活用できないケースも多いようです。複数のサービスや案件へ分散投資することで、リスクを軽減しつつ上手に投資しましょう。
まとめ
不動産クラウドファンディングは、1口1万円円という少額からネット上で気軽に始められる、新しい形の不動産投資の仕組みです。しかし、投資である以上リスクは避けられません。サービスの運営会社の信頼性や案件の詳細情報、投資家への保護体制などをしっかり調べてから投資することが大切です。
また、リスク分散の観点ではサービス事業者や案件を分散させて投資することが成功のコツといえます。投資前の情報収集・リスク分散の対策を徹底し、目的や希望に適う案件へ投資しましょう。
監修者情報


※「マイナビニュース土地活用・不動産投資」は以下に記載されたリンク先からの情報をもとに、制作・編集しております。
・https://www.fsa.go.jp/news/30/20190328_summary.PDF
・https://www.fsa.go.jp/news/r4/kokyakuhoni/20230120/kpi_toushin_230120.pdf
・https://www.mlit.go.jp/kankocho/minpaku/overview/minpaku/law1.html
・https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/content/001411696.pdf
・https://www.fsa.go.jp/
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