求人ボックスは2026年7月8日、「2026年 夏のボーナス実態調査」の結果を発表した。本調査は2026年6月15日~21日の期間、求人ボックス会員のうち「正社員」に関する検索履歴があり、現在正社員として働く男女834名を対象に、インターネット調査により実施されたもの。
夏ボーナス平均支給額は33.6万円、不満は7割超
2026年夏のボーナス支給額は「20万円~」(86人)が最多で、次いで「10万円~」(71人)、「30万円~」(54人)が続いた。一方、平均支給額は33.6万円で、前年の42.6万円から9万円減少した。「10万円未満」「10万円~」の回答が増え、「70万円~」「90万円~」の回答が減少したことが平均支給額を押し下げる要因となった。
前年の夏季賞与と比較すると、「変わらない」(64.5%)が最多で、「減った」(21.5%)、「増えた」(14.0%)が続いた。また、支給額に対する満足度では、「やや不満」「とても不満」の合計が74.8%となり、前年の60.0%から14.8ポイント増加。「とても満足」(2.8%)、「やや満足」(22.4%)の合計は25.2%だった。
ボーナスの使い道は「貯金」「生活費の補填」が上位
ボーナスの使い道では、「貯金」「生活費の補填」が上位を占めた。一方で、「子どもの教育費」や「ローン返済」、「借金の返済」といった削減が難しい支出への割り当ては増加した。対して、「貯金」「旅行」「家族へのプレゼント」など、将来への備えや余暇に関する消費は減少した。
ボーナスをきっかけに6割超の転職意欲が上昇
ボーナスをきっかけに転職意欲が「あがった」(とても転職したくなった・少し転職したくなった)と回答した人は61.4%だった。前年の63.4%からは減少したものの、依然として6割を超える高い水準となった。
支給額別に見ると、「~29万円」では「とても転職したくなった」(43.0%)が前年の33.8%から増加した。「30万~49万円」では転職意欲が高まった人が64.5%に達した。一方、「50万円~」では「とても転職したくなった」(11.2%)にとどまり、「特に変化はない」(62.9%)が最も多かった。
転職時に重視するのは「待遇アップ」
転職時に重視するポイントでは、「給料・ボーナス・待遇のアップ」が首位となった。前年と比較しても回答数は増加しており、待遇を重視する傾向が強まっている。
一方で、「職場の人間関係」「労働時間・残業の少なさ」「仕事のやりがい・成長実感」といった項目はポイントを落とした。また、「子育てや介護など家庭との両立への理解」「資格の取得支援制度などキャリアアップできる環境」も一定の票を集めたが、「在宅勤務や柔軟な働き方」の回答は減少した。




