日本銀行は10日、企業物価指数(2009年3月速報)を発表した。国内企業物価指数は前年比2.2%減で、3カ月連続のマイナスとなった。

企業物価指数は、企業間で取引される財の物価の変動を測定することで、景気動向や金融政策を判断する材料を提供すること等を目的としている。

同指数は、国内企業物価指数、輸出物価指数、輸入物価指数から構成される。国内市場向けの国内生産品を対象とした「国内企業物価指数」は前年比2.2%減で、3カ月連続のマイナス。2002年5月(前年比2.2%減)の下落幅と同じ水準となった。鉄鋼の下落などが要因。

輸出物価指数(円ベース)は前年比7.5%減で7カ月連続のマイナス、前月比では3.8%増で2カ月連続のプラスとなった。輸入物価指数(円ベース)は同19.6%減で5カ月連続のマイナス、前月比では3.4%のプラス。円安が影響し、輸入・輸出とも2月確報より上げ幅が拡大している。契約通貨ベースでは輸入物価指数は前年比0.4%減(前月比3.2%減)、輸出物価指数は前年比1.2%減(前月比17.2%減)。

次回の企業物価指数(2009年4月速報、2009年3月確報)の公表日は5月15日。