おっはモーニング。酒村です。今日は、野郎姐さんもお世話になった、野郎ラーメン監修の新製品のカップ麺を攻略しようと思います。その名も「ニンニクマシマシ汁なし野郎」。

  • 奇跡の再会! 「野郎ラーメン監修 ニンニクマシマシ汁なし野郎」

その名の通り、野郎ラーメンの人気メニューのまぜそば「汁なし野郎」に、ニンニクをこれ見よがしにたんまりと入れた、野郎ラーメンマニア垂涎の品だ。

この製品が発売されると聞いて、ニンニクマシマシ教の信者である私は、日々「ニンニクマシマシ汁なし野郎」との対面を日々待ち望んでいた。まさか、ついにこの日が来るとは……。発売後、コンビニで黄色いパッケージを発見した時には思わず歓喜の声が漏れた。

急いで帰宅後、包装紙を剥がし、蓋を開けると、そこには黄金色に輝く縮れた中太麺が私をお迎えしてくれた。2種類のパックをカップから取り出し、熱湯を注ぐこと4分、お湯を捨てると、歓喜の湯気が暖房で乾燥しきった私の肌を包み込む。そこに、パウダー状の「特製スープ」と「特製調味だれ」をかけまぜてゆく。

特製スープのパウダーからは大好きな「あいつ」の香りがただよってくる。言わずもがな、幸せを呼ぶ魔法のパウダー。この匂いは私の人生には欠かせない。そう、それはニンニク。匂いだけでも「ニンニクマシマシ感」がひしひしと伝わってくる。かき混ぜながらよくよく麺を見てみると、そこにはフレーク状になった、ニンニクが所々ひょっこり顔を出す。かわいい。そのニンニクの断片を見つける度に私の顔は綻ぶ。

一口麺をずるぽずるぽとすすると、そこにはニンニクマシマシの名の如く、ニンニクが口いっぱいに拡散し、私を優しく包み込んだ。

溢れでるようなニンニクに、恍惚となる。

そして、渋谷センター街の野郎ラーメンの光景が浮かぶ。豚野郎と書かれたあのぶっきらぼうな看板が愛しい。離れていても野郎ラーメンの味わい、雰囲気を感じさせてくれるカップ麺。野郎ラーメン本店の本物の生麺には敵わないけれど、この値段で、地方でも味わえる感動に感謝。

野郎ラーメンよ、感動に再会させてくれてありがとう。ニンニクマシマシパワーで、活力がみなぎり、冬でセンチメンタルな私を奮起させてくれる。ただし、毎度のことながら大切な人と会う前や寝る前に食べると大変なことになるから、要注意だ(笑)。案の定しゃっけ、も私を腫れものにでも触れるかのように避ける。

また再びコラボをしたいと強く願う酒村であった。