大阪駅到着を前に上淀川橋りょうを渡る寝台特急「日本海」

写真は2011年12月、定期列車だった頃の寝台特急「日本海」をとらえたもの。当時の同列車には「開放型A寝台」も連結されていた。前夜の東北地方の雪の影響もあり、定刻から2時間以上遅れての大阪到着だった。「日本海」はその後、臨時列車化され、この年末年始も大阪~青森間で運行されたが、今春の運行は計画されていないという。

列車情報

寝台特急「日本海」

基本情報

「日本海」の列車名は、1950(昭和25)年に大阪~青森間の客車急行に使用されて以来、60年以上にわたる歴史を持つ。1968(昭和43)年からは同区間に新設された寝台特急の列車名となり、急行の列車名は「きたぐに」に改められた。1988年の青函トンネル開業以降、大阪~函館間1往復、大阪~青森間1往復の計2往復運転された時期もあったが、2008年3月からは大阪~青森間1往復のみの運転となっていた。

2012年3月17日のダイヤ改正をもって、「日本海」は「きたぐに」とともに定期列車での運転を終了。その後は臨時列車として、ゴールデンウィーク期間やお盆前後、年末年始に運転された。2013年春については、同列車の運行は計画されていないとのこと。