東京メトロ10000系が東急東横線・みなとみらい線にも乗り入れる

写真は川越市行の普通として東武東上線を走行する10000系。現在は東京メトロ副都心線・有楽町線を中心に、相互直通運転を行う東武東上線や西武有楽町線・池袋線でも活躍している。副都心線と相互直通運転を行う予定の東急東横線・みなとみらい線でも、現在、東京メトロ所属車両10000系・7000系による営業運転を実施しているとのことだ。

列車情報

東京メトロ 10000系

基本情報

東京メトロへの移行後、初となる新形式の車両。東西線05系13次車をベースに開発され、2006年9月より有楽町線で営業運転を開始した。2008年6月に開業した副都心線でも10000系が使用される。西武有楽町線・池袋線や東武東上線への直通運転にも対応しており、2013年3月16日から始まる東急東横線との相互直通運転でも同車両が使用される。

10000系では、車両間の貫通扉に大型ガラスを使用し、室内の天井高さは2,415mmで従来構造より185mm拡大。開放的で見通しの良い車内空間となっている。また、東京メトロでは初となる液晶式の車内表示器が採用された。車体は全アルミ合金製(ダブルスキン構造)で、前面デザインは大きく丸みを帯びた形状に。鍵穴の形をした前照灯・尾灯は、かつて丸ノ内線で活躍した300形をイメージしたものだという。