WILLER TRAINSは京都丹後鉄道のダイヤ改正を3月13日に実施すると発表した。朝と夕方の通勤通学時間帯を維持しつつ、JR直通列車の運行形態変更に伴う普通列車の新設と運転区間の変更、一部区間を快速化することによる速達性向上などを予定している。

  • 特急「たんごリレー」などに使用される「丹後の海」車両(2015年の報道公開にて撮影)

京都丹後鉄道のダイヤ改正では、JR線から直通する特急「はしだて1・6・7号」の丹鉄線内での発着時刻を変更。これまで網野駅で豊岡行の普通列車に接続していた特急「たんごリレー1号」はダイヤ改正後、豊岡駅まで快速列車として運転し、福知山駅から豊岡駅まで乗換えなしで利用できるようにする。特急「たんごリレー4号」も豊岡駅から網野駅まで快速運転を行い、速達性の向上を図る。

その他、普通列車322D(与謝野駅9時43分発・西舞鶴駅10時51分着)の始発駅を与謝野駅から網野駅に変更し、運転区間を延長。普通列車351D(西舞鶴駅21時30分発・網野駅22時59分着)と普通列車353D(宮津駅22時49分発・網野駅23時33分着)を1本化するとともに、宮津駅での特急「はしだて9号」との接続時間をこれまでの20分間から5分間に短縮し、利便性の向上を図る。