JR四国は2021年3月13日にダイヤ改正を実施する。特急「南風」「しまんと」の全列車が2700系で運転され、特急「あしずり」にも2700系を追加投入。土讃線土佐山田~高知間、徳島線徳島~穴吹間でパターンダイヤの導入も予定されている。

  • 新型車両2700系「土讃線きいろいアンパンマン列車」で運転される特急「南風」

特急形気動車2700系は2019年8月に高徳線の特急「うずしお」でデビューした後、土讃線経由の特急「南風」「しまんと」にも投入された。制御付自然振子方式を採用し、最高速度は130km/h。既存の2000系の後継車両として順次投入され、今年は新たに「土讃線あかいアンパンマン列車」「土讃線きいろいアンパンマン列車」も登場している。

来年3月のダイヤ改正では、特急「南風」の28本(上下各14本)中10本、特急「しまんと」の10本(上下各5本)中6本に2700系を追加投入し、「南風」「しまんと」は全列車2700系での運転に。特急「あしずり」にも2700系が追加投入され、16本(上下各8本)中6本を2700系で運転。快適な車内空間を提供するという。

土讃線では、土佐山田~高知間でパターンダイヤの導入も予定されている。高知駅では9~15時台の毎時13分に特急列車、毎時16分(9時台は除く)にごめん・なはり線の列車、毎時44分(15時台は除く)に土佐山田方面の列車が発車。土佐山田駅や後免駅から高知方面も9~15時台の時刻がパターン化されるほか、後免発高知行の普通列車が1本増発される。

徳島線の徳島~穴吹間も、日中時間帯において普通列車の発車時刻をおおむね統一。穴吹駅では10~17時台の毎時15分に徳島方面の普通列車が発車する。途中の阿波川島駅では、10~17時台の毎時43分に徳島方面、毎時31分に穴吹方面の普通列車が発車するほか、徳島~阿波川島間などで普通列車が増発されることにより、同区間で1時間あたり普通列車2本の運転となる時間帯も。徳島県内における都市圏輸送の充実が図られる。

  • 徳島線穴吹行の普通列車

来年3月のダイヤ改正では、利用状況に応じた特急列車・普通列車の平日・土休日の設定見直し、時刻・行先等の変更も実施。新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う行動様式の変化により、とくに深夜時間帯の利用が減少していることから、利用状況に合わせた列車の減便や最終列車の時刻繰上げも行われる。