普段は学校で積極的に発言するタイプではなかった小学6年生の娘が、授業参観で勇気を振り絞って手を挙げた。その理由は、父親と交わしたギターをめぐる約束。ところが、念願のギターを手に入れた娘が明かした将来の夢は、父親の予想とは少し違うものだった。17日に放送されたTOKYO FMのラジオ番組『福山雅治 福のラジオ』(毎週土曜14:00~14:55)で、ある父親から寄せられたエピソードが紹介された。
『ラストマン』で福山雅治の大ファンになった小6娘
番組には、佐賀県に住む50歳の男性リスナーから、小学6年生の娘についてのメールが届いた。父親によると、娘は昨年末に放送されたTBS系ドラマ『ラストマン』の再放送をきっかけに、突然、福山雅治の大ファンになったという。その熱中ぶりは、父親も驚くほどだった。大みそかには『NHK紅白歌合戦』で福山を目を輝かせながら応援。年が明けると、父親と映画『ラストマン -FIRST LOVE-』を鑑賞し、隣で大号泣していたという。
その後も福山への思いは冷めず、長崎ランタンフェスティバルの時期には長崎を訪問。長崎スタジアムシティや中華街を満喫した。さらに、福山の福岡公演のチケットは落選してしまったものの、娘は「雰囲気だけでも味わいたい」と希望。父親と会場まで足を運び、グッズを購入して楽しんだという。そんな娘が、ある日突然、父親に「ギターが欲しい」と言い出した。
ギターが欲しい娘に父親が出した条件「次の授業参観で…」
父親は、福山に憧れている娘がギターを欲しがることを、自然なことだと受け止めたようだ。しかし、すぐに買い与えるのではなく、一つの条件を出した。
「次の授業参観で手を挙げて発表したら買ってやるよ」
父親によると、娘は普段、学校で積極的に発言するタイプではなかった。そのため、軽い気持ちで持ちかけた約束だったという。ところが、授業参観の当日、娘は父親の予想を超える行動を見せた。勇気を振り絞って手を挙げたのだ。
「緊張で声は小さかったものの立派に発表し、無事にギターをゲット」
父親は、娘が苦手なことに挑戦し、約束を果たした様子をうれしそうにつづった。念願のギターを手に入れた娘は、さっそく練習を始めた。そして、そのわずか1週間後には、祖父の誕生日に演奏動画をプレゼント。まだ上手とは言えない演奏だったものの、祖父を感動させたという。
ギターを手にするために一歩を踏み出し、今度はその音色で家族を喜ばせた娘。父親は、すっかり福山の影響を受けているものと思っていた。しかし、娘に理由を尋ねると、意外な答えが返ってきた。
父親が驚いた将来の夢「そこは福山さんみたいになりたいでいいだろう」
「そんな娘、てっきり福山さんみたいになりたいからギターをゲットしたと思っていたんですが、理由を聞いてびっくり」
父親が明かした娘の目標は、福山のようなシンガーソングライターになることではなかった。なんと、佐賀県出身のお笑いコンビ・どぶろっくのようなギタリストになりたいというのだ。思いがけない答えに驚いた父親は、さらに理由を尋ねた。すると、娘は「だって福山さんがどぶろっく好きだから」と答えたという。
福山に憧れるあまり、福山が好きな芸人にまで憧れるようになっていた娘。父親は「そこは福山さんみたいになりたいでいいだろう」と思いながらも、「愛が深すぎる故のちょっとこじれた愛情に笑ってしまいました」と振り返った。
一方、娘にはもう一つ楽しみにしていることがある。父親によると、念願だった福山の年末ライブに向けてファンクラブに入会し、12月29日の公演に見事当選。娘にとって人生初のライブになるという。
福山雅治も思わず「まだ早いかな(笑)」
メールを聞いた福山は、娘がどぶろっくに憧れていることについて、「もちろんどぶろっくさん僕好きですよ」と認めつつも、どぶろっくの楽曲には子どもが歌うには少々早い内容のものもあることから、「まだ早いかな」と冗談交じりにコメント。大人になってから自分の判断で演奏するなら「すごいかっこいいと思うし、素敵だと思う」としながらも、「まだ早いかな」と笑いを誘った。
そして、福山は父親から届いたエピソードを「うれしいですね」と喜び、「恋のビッグバンですね」「それは突然」と、娘が突然ファンになったことを楽しそうに振り返った。最後には、人生初のライブを控える娘と家族に向けて、「年末ライブ感謝祭、ぜひ楽しんでいただくと同時に刻み込んでもらいたいですね」と呼びかけ、「お会いしましょう。29日」と再会を楽しみにしていた。
福山への憧れをきっかけに、授業参観で勇気を出し、祖父を喜ばせるまでになった小学6年生。少し意外な将来の夢も含めて、家族に新たな思い出を届けていた。
【編集部MEMO】
『福山雅治 福のラジオ』は、福山雅治がパーソナリティを務め、TOKYO FMをキーステーションにJFN全国38局ネットで放送されているラジオ番組。リスナーからの身近な出来事や福山への質問に加え、若い世代の恋愛相談も紹介している。
