「これめちゃくちゃ面白くてヤバいんですよ」――。錦鯉の渡辺隆が、あるゲームに夢中になりすぎて、酒を飲むことさえなくなったという。何十回も敵に倒されながら挑戦を続けた末に、思いがけない気づきもあったそうだ。文化放送のラジオ番組『錦鯉・渡辺隆の深夜、オヂさんは大胆に』(毎週土曜27:30~28:00)で、渡辺が9月4日に発売されたアクションゲーム『鬼武者 Way of the Sword』への熱い思いを語った。

  • 渡辺隆

    渡辺隆

ゲームが面白すぎて「体も健康になってきちゃった」

秋の夜長をどう過ごしているかという話題から、渡辺は「私はもう最近ゲームばっかやっておりまして」と近況を報告。現在は『鬼武者』に夢中になっているといい、「これめちゃくちゃ面白くてヤバいんですよ」と興奮気味に語り始めた。

その熱中ぶりは、普段の生活にも影響を及ぼしているようで、「酒も飲んでないぐらいなんで、面白すぎて。体も健康になってきちゃった」と笑った。さらに、「もう今やりたいもんね。だってもうラジオでゲーム実況しようかなぐらい面白い」と話すほど、ゲームの魅力に取りつかれているという。渡辺が特に絶賛したのは、敵との戦闘システムだった。

防御だけでも、通常の防御、受け流し、弾き、回避など複数の操作があり、敵の攻撃に応じて使い分ける必要がある。最初は「もう何をどうしていいかわかんない」と戸惑い、敵の攻撃をうまくさばけなかったそうだ。しかし、繰り返しプレイするうちに、少しずつ操作が身についていった。

「でもね、やってるとできてくるんすよ」

渡辺は、その変化に「人間ってすごいなっていう、まず感動を覚えまして」と語った。

何十回も倒され続けるうちに「敵が見えてくる」

とりわけ夢中になったのが、強力なボスとの戦いだった。通常の攻撃だけではなかなか体力を減らせないため、相手の攻撃を受け流したり、弾いたりしながら隙をつく必要があるという。

最初は敵の攻撃の種類もタイミングも分からず、何度挑んでも倒されてしまった。ところが、何十回も戦い続けるうちに、不思議な変化が起きたそうだ。

「このゲームのすごいところ、戦ってるとね、敵が見えてくるんですよ」

「何十回も何十回もやられるんすよ。何十回もやられるんですけど、戦ってるうちに敵が見えてくるんすよ」と繰り返し、その感覚を「自分が達人になったような気分になってね」と表現した。

ついには、ロケで購入した模造刀を手に取り、「俺、いけるんじゃねえかな」と思ってしまったこともあるという。

苦戦した末にボスを倒したときの達成感も格別だった。しかし、喜びもつかの間、倒したはずのボスが体力を回復し、第2形態となって再び襲いかかってくることも。

渡辺は「まだやんのかよ。めんどくせえ」と思いながらも、そこにゲームの巧みな仕掛けを感じたという。プレイヤー自身に主人公と同じような感情を抱かせることで、物語への没入感が生まれているのではないかと分析し、「これすごいシステムだな」と感心していた。

「やればできる」この年になって気づいたこと

番組収録時点では、ゲームの終盤まで進んでいたという渡辺。「早く帰ってやりたい」「今日できればクリアしたいなって思ってるんですけど」と期待を膨らませながら、ゲームを通じて得た気づきを明かした。

「本当にこの歳になって分かった。ゲーム『鬼武者』をやって分かったこと。人間、やればできる」

一方で、「やればできる」という言葉について、「すごい言葉にしては文字数少なすぎない?」と独特の疑問も口にした。

言葉としては理解できても、実際に挑戦することの難しさや、繰り返すうちにできるようになる感覚は、簡単には伝わらないのではないか。そんな思いから、「もっといい言葉ねえのかな」と考え込んだ。

渡辺は「『鬼武者』に学んだことがちょっと多すぎてね」としみじみ語り、「今まで習ってきたもの全て嘘なんじゃねえかなって思うぐらい、今『鬼武者』にはまっております」と熱弁。

最後には「素晴らしいゲームに出会いましたね」と満足げに話し、クリアできた暁には「このラジオでシャンパン開けたいと思います」と宣言していた。

【編集部MEMO】
『錦鯉・渡辺隆の深夜、オヂさんは大胆に』は、お笑いコンビ・錦鯉の渡辺隆がパーソナリティを務める文化放送のラジオ番組。番組では、渡辺が自身の近況や趣味について語るほか、リスナーから寄せられた相談や日常のエピソードを紹介。今回のオープニングでは、ゲーム『鬼武者』への熱中ぶりを約5分間にわたって語った。