俳優の木村達成が、テレビ朝日系ドラマ『あにいもうと』(17日スタート 毎週土曜22:00~)の制作発表会見に、榮倉奈々、赤楚衛二、宮崎優(※崎はたつさき)とともに登壇。問題児の兄を演じる上で意識したことや、監督との役作りについて語った。

  • 木村達成

    木村達成

今作は、問題児の兄が起こしたトラブルのせいで遠回りしながらも医師になった妹・春木奈緒(榮倉)と、重病の妹に寄りそいながら、困窮した生活を支える兄・園田修司の“許されざる愛”を描くラブ・サスペンス。木村が演じるのは、妹・奈緒の人生を振り回してきたトラブルメーカーの兄・亮介。少年時代のある出来事をきっかけに、ドロップアウトした人生を送っていたが、ある日突然、奈緒の前に姿を現す。

過去の影を背負った難しい役どころについて、木村は「お芝居として“やりすぎないように”ということを、かなり意識的にやっていました」と説明。続けて「新城(毅彦)監督とも話していたんですが、“悪い”“トラブルメーカー”という影を引っ張っている役ということにとらわれすぎると、芝居もそっちのほうに寄っていきすぎてしまって、本来描きたいもの・見せたいものとはまた別のものになっていってしまうので、その塩梅については新城監督とも話し合いながら、亮介という役を作り上げていきました」と語った。

さらに、「いろんな方向に、いい顔をしている亮介がそこにいていい、という話を監督ともさせていただいて、自分の中でも、一つの線をつなげずにその都度思ったことを演じていった」と役作りについても明かしていた。

『あにいもうと』あらすじ

とある地方都市の港町。汐見崎市民病院の内科医・春木奈緒(榮倉奈々)は、トラブルメーカーの兄・亮介(木村達成)が原因で、遠回りしながら念願の医師になる。しかし3年が経った今、当初の熱い志を失いかけるほどの激務で、心も体もすっかり疲弊し、ジレンマを抱えながら、“診察をこなす”だけの日々を送っていた。

そんなある日、重い病で入院中の患者・園田絵里(宮崎優)の担当になった奈緒は、彼女の年の離れた兄・修司(赤楚衛二)と出会う。そして修司が、祖母・さと江(竹下景子)との生活に加え、絵里の医療費までその肩にのしかかる中、造船所で身を粉にして働いていることを知る。

医師と患者の家族として出会った奈緒と修司だが、ある誤解から第一印象は最悪に。しかし、献身的に絵里を支える修司の思いに打たれた奈緒は、さまざまな治療法を模索するなど、積極的に2人に関わり始める。修司もまた、真摯に治療と向き合う奈緒の姿を目の当たりにし、心がほぐれていく。

患者やその家族に深入りし過ぎではないかという周囲の心配をよそに、奈緒と修司の距離は少しずつ近づいていく。そんな中、トラブルを起こして以来、消息不明だった兄の亮介が18年ぶりに姿を現す。