俳優の榮倉奈々と赤楚衛二が、テレビ朝日の新ドラマ枠・サタデードラマ10『あにいもうと』(毎週土曜22:00~22:54)でW主演を務めることが、わかった。

  • テレビ朝日『あにいもうと』

    テレビ朝日『あにいもうと』

同作は、テレビ朝日の新たなドラマ枠として誕生する「サタデードラマ10」の第1作。『Nのために』(14)以来、12年ぶりのテレビドラマ主演となる榮倉と、同局ドラマ初主演を果たす赤楚がW主演を務める。

脚本・吉田紀子氏と新城毅彦監督がタッグを組んだ今作は、トラブルメーカーの“兄”を持ちながらも念願の医師となった“妹”春木奈緒(榮倉)と、病と闘う“妹”を懸命に支える“兄”園田修司(赤楚)の“許されざる愛”を描く物語。修司の妹を担当する医師と患者の兄として出会った2人は、それぞれの“あにいもうと”関係が明らかになるにつれ、惹かれあっていくが、その恋はある出来事を機に突然幕を下ろすことになる。

そんな2人の出会いと別れを描く「地方編」と、3年後に偶然再会した2人が、封印してきた“疑惑”と“愛”に翻弄されていく「東京編」の2部構成で、交錯する2組の“兄・妹”の切ない運命を描く。

榮倉が演じるのは、地方都市の港町にある汐見崎市民病院で働く総合内科医・春木奈緒。問題児の兄・亮介が起こしたトラブルが原因で、遠回りをしながら医師になった奈緒だが、長らく夢見てきた医師の仕事は、人手不足かつ想像をはるかに超える激務。内科医になり3年経った今では、心身ともにすっかり疲弊し、ジレンマを抱えながらも、これまで軽蔑していたはずの“診察をこなす”だけの医師になってしまう。

そんなある日、重篤な病に冒された少女・絵里の担当医になった奈緒。病気と闘う絵里や彼女を献身的に支える兄・修司と関わるうちに奈緒の心境に変化が訪れる。“絵里を救いたい”という共通の思いを胸に治療を続けるうちに、奈緒と修司の距離は少しずつ縮まっていく。

一方、赤楚が演じるのは、重篤な病に冒された妹・絵里を献身的に支える園田修司。地元の造船所で寝る間を惜しんで働いているものの、絵里の治療費がかさみ、生活は困窮する。ある日、病院で絵里の担当医になった奈緒と出会った修司だったが、第一印象は最悪。しかし、絵里を救うため、真摯に治療法を模索する奈緒の姿を目の当たりにし、少しずつひかれ始めていく。

コメントは以下の通り。

榮倉奈々

“ドラマに主演させていただくのは久しぶりだな”とは思っていたのですが、まさか12年ぶりとは……と驚いています。不安も大きいですが、素晴らしいご縁をいただいたと感じます。

私が演じる内科医の奈緒は、一生懸命な人であると同時に、とても不器用な人でもあります。私を含め、誰にでも不器用な面というのはあると思うのですが、そういう部分にもフォーカスが当たるドラマだと思っています。そしてこの作品では、医師と患者の家族という立場での恋愛模様が描かれます。最初は少し特異な環境に置かれた2人の恋だなと感じましたが、その中でも奈緒と修司の気持ちはとても普遍的で……。奈緒の不器用さも含め、誰もが共感できる人物の描かれ方をしていると思います。

修司役の赤楚さんとは今回が初共演ですが、クランクインの日、もうそこには“園田修司”がいました。とてもストイックに役作りをされていて、マジメな方だと思いました。実は、雨が続いて撮影が延期になってしまうことも多く、まだあまり一緒に撮影はできていません。早く奈緒として役になじみたいですし、現場のリズムというものもつかみたくて日々頑張っているところです。

このドラマは2組の兄と妹を中心に恋愛や家族の問題など、さまざまな人間模様を繊細に描いた作品となっています。いろいろな見方ができるドラマだと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。

赤楚衛二

今回、テレビ朝日さんのドラマに初主演させていただくことになりました。『Destiny』を手掛けられたチームの作品だとお聞きして、「面白そう!」と思い、参加させていただくのを楽しみにしていました。

僕が演じる修司は、病に冒された妹の入院費を稼ぐために、必死で働いている青年です。いっぱいいっぱいの毎日で、明日のことも考えられないという厳しい状況の中、奈緒と出会ったことで少しずつ彼の日常に変化が現れます。

そんな奈緒役の榮倉さんとは今回初めてご一緒させていただきます。先日、真夏日に撮影をしたんですが、現場の皆さんに「きちんと水分補給してくださいね」と声をかけていらして、「なんてステキな方なんだ!」と思いました。皆さんに気を配りながら、自然にケアされている姿に感動しました。

この作品は《ラブ・サスペンス》ということで、恋愛はもちろん、“ある出来事”の真相に迫るサスペンスの要素もありますので、本当にいろいろな見方で楽しんでいただけると思います。そして何より、とても情緒のあるストーリーで、グッとくるシーンがたくさんありますので、ぜひ楽しんでください!