初めて親元を離れ、涙を流す15歳。教わる側から教える側になった21歳。宮大工の養成塾に、新入生と新米講師の春がやってきた――フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、「夢と修業と初恋と2 前編 ~新米講師と15歳の涙~」を、18日に放送する。

  • 「夢と修業と初恋と2 前編 ~新米講師と15歳の涙~」

    「夢と修業と初恋と2 前編 ~新米講師と15歳の涙~」

作業中は私語厳禁、スマホは禁止、寮のスペースは一人わずか1畳、食事は正座で黙食という大阪府太子町の「宮大工養成塾」。塾長の金田優さん(40)の下、3年間かけて神社仏閣を修復する技を学ぶ。

その門をたたいた一人が、中学を卒業したばかりの双葉さん(15)。母の勧めもあり、手先の器用さを生かそうと、高校へは進まず宮大工の道を選んだ。

入塾式の日、風邪で欠席した母と電話で話すと、一人、寮で涙を流す。実習ではのこぎりに苦戦。「毎日研ぐ」と砥石に目標を記した双葉さんだったが、入塾式からわずか5日目の夜、姿を消してしまう。

そんな新入生たちを教えるのが、宮大工養成塾を卒業した片山さん(21)。叱られてばかりだった彼が、今は講師として後輩を指導する。だが、初めて現場監督を任された灯籠の修復では、想定外の作業に手間取ってしまう。頼れる先輩がいない現場で、任される重さを知る。

目下の悩みは、慣れない仕事に余裕がなく、去年から付き合う恋人と会えないこと。連絡の少なさを指摘され、彼女の気持ちが離れていないか心配していた。

厳しい修業に食らいつき、初めての恋に悩み、親元を離れた寂しさも抱えながらも、宮大工の夢を追う若者たち。そのひたむきな姿と、たくましく成長していく日々を、松本若菜のナレーションで見つめていく。

(C)フジテレビ