「若者のクルマ離れ」という言葉を最近、あまり聞かなくなった。クルマと若者はいま、どんな関係を構築しつつあるのか。若者向けカーライフメディア/ブランド「Car City Guide」(カーシティガイド/以下CCG)の編集長に話を聞いた。
あえてセダンを選ぶ人も? 若者のクルマ事情
CCGはカーライフ、シティガイド、ライフスタイル情報を発信するカーライフメディア/ブランドだ。もともとはクルマ中心のメディアだったが、2026年7月に5周年を迎えたことを機に、街や人、プロダクト、ファッション、食、音楽など、クルマのある生活の周辺に存在するカルチャーも横断して発信するカーライフメディア/ブランドにパワーアップした。若いフォロワーも多いという。
CCGを運営するCREATIVE UNION MULTESEの代表取締役・中村真さん自身も、若者世代のひとりだ。そもそもなぜ、若者も楽しめるカーメディアを立ち上げようと考えたのか。
「僕らはもともとクルマ好きなので、クルマの知識や楽しみ方は専門誌から自然に吸収してきましたし、クルマを買って実体験として学んでいくこともできます。でも、クルマが気にはなるけど、買うまでではないという人も、おそらくたくさんいます。そういう人たちからすると、クルマをどう楽しんでいいかわからないし、そもそも、どこから入っていいかもわからないところがあるのではないでしょうか。だったら、その入り口になれるようなメディアを自分たちで作っちゃおうと考えたのが始まりですね」(以下、カッコ内は中村さん)
CCGを立ち上げて5年。当初の想定よりも反響があったと話す中村さんは、若者世代のクルマに対する意識について感じることがあるという。
「カーミーティングに集まるようなものすごいクルマ好きもいれば、全く興味のない人もいるんですが、その中間に『ものすごく絶妙なゾーン』がある気がしています。例えば、クルマをファッションアイテムのひとつと捉えているような人たちです。クルマ自体には詳しくないけれど、漠然とした興味を持っていたり、自分のライフスタイルに合うクルマを楽しみたいと思っていたりする若者は、意外と多いんだなと感じます」
そんな若者世代のクルマ選びで重視されるのは、必ずしも「スペック」ではないそうだ。
「何馬力のクルマだからとか、この装備が付いていなければ買わないといったようなこだわりは、あまりないのかなと感じています。かといって、コスパ重視で、安かったら買うという感じでもありません。それよりも、自身のライフスタイルに合うか合わないかを重視して、ノリや勢いで買う人が多いのが、若者世代の特徴かなと思います。ライフスタイルに合っていれば、人気のSUVや実用性の高いワゴンではなく、不人気と言われているセダンをあえて選ぶ人もいます。特に、見た目に関するこだわりは強いようです」
イベントに約200人が来場!
そんなCCGが5周年と新カープロダクトのリリースを記念して開催したのが、「Car City Guide New Product Launch Party」だ。クルマだけではなく、ライフスタイルの延長として楽しめるカーイベントを目指しているところが特徴だ。
会場では、CCGをフォローするオーナーから募集した「GOODなクルマ」を入れ替え制で展示する「集まれ、僕らのGOODCARS」やフォルクスワーゲン・ゴルフⅡ専門店「スピニングガレージ」(神奈川県相模原市)がセレクトした「ゴルフGTI」の特別展示を実施。渋谷の老舗紅茶専門店「ケニヤン」で修業を積んだ須藤勇介さんが手がける「MILK TEA SERVICE」の出店やアルコール販売も行うDJイベント「CCGナイト」なども開催した。
CCGの新たなカープロダクト「Sun Visor Sacoche」(サンバイザー サコッシュ)は、クルマのサンバイザーに取り付けられる小さなバッグだ。散らばりやすい駐車券やレシート、小物などを、車内の雰囲気を損なわずスマートに収納できる便利なアイテムとなっている。
開口部が大きくて使い勝手のいいメインポケットに加え、サブポケットやマグネット式で脱着可能なコインケースを備えており、コンパクトなサイズ感以上に収納力は高い。サンバイザーから取り外せばサコッシュとして使用できるところもポイント。サービスエリアやコンビニに立ち寄る際にも活躍しそうだ。日常的に使いたくなる機能性とデザインから、カープロダクトにとどまらないCCGのものづくりへのこだわりが垣間見える。
今回イベント会場では数量限定で先行予約販売を実施。予定数は完売したそうだ。中村さんによれば、10月12日からCCG公式オンラインストアにて再販するとのこと。価格9,900円だ。



















