メルセデス・ベンツ日本が全国200台限定で発売した「G63 マヌファクトゥーア エディション」。ただでさえ人気の高い「Gクラス」のAMGバージョンに登場した限定モデルは、欲しいと思ったら誰でも買えるのか、それとも抽選になるのか。商品担当者に買い方や価格の考え方を聞いた。
今回の限定車もバッチリ撮影! メルセデス・ベンツ「Gクラス」の写真を一気に見る
「G63 マヌファクトゥーア エディション」は、通常モデルでは選べない5色の外装色やG63初採用となる「ダーククロームパッケージ」などを備えた特別仕様車。販売台数は全国でわずか200台、価格は3,468万円だ。
Gクラスといえば、普通に買おうと思っても納車まで待つことがあるほどの人気モデル。その限定車となれば、争奪戦になりそうな気もする。街でGクラスを見かけて、「いつかは乗ってみたい」と考えている若者にも読んでもらえるかもしれないので、こうした特別モデルの買い方の基本をメルセデス・ベンツ日本 商品企画部の柴﨑怜哉氏に聞いてみた。
まずは販売店へ、ただし抽選の可能性も
――200台限定で、日本だけでの販売ということですね。もし欲しいとなったら、どうすればいいのでしょうか。欲しければ買えるのか、それとも……。
柴﨑氏:まずは販売店に足を運んでいただいて、「このモデルのニュースを見たんだけど」「リリースを見たんだけど」とお伝えいただければ、ご案内できます。ただ、大変ご好評いただいているモデルになりますので、場合によっては抽選になったり、足を運んでいただくタイミングによっては、もう在庫がないというケースも考えられます。そこはご注意いただきたいポイントです。
――早く販売店に行ったからといって、買えるとは限らないということですね。しばらく反響を見て、たとえば50台の枠に50人しか希望者がいなければ普通に買えるけれど、100人来たら抽選になると。
柴﨑氏:そういうことです。
――いつごろまでに「欲しい」と手を挙げないと、もう手に入らないというタイミング(注文の締め切り)はありますか?
柴﨑氏:早ければ早いほどよいと思いますが、早くても抽選になってしまう可能性があります。
――なるほど。ただ、永遠に注文を受け付けているわけではないので、欲しいなら早めに言ってね、ということですね。
-

ちなみに、台数は外装色とハンドル位置(右or左)ごとに決まっている。最も多いのは「MANUFAKTUR クラシックグレー」の左ハンドルで40台。マット系3色の右ハンドル仕様はそれぞれ5台しかない。狙う仕様によって“倍率”は変わってきそうだ
通常のG63と比べて価格はどう?
――価格は、普通のG63とどんな関係になっているのでしょうか。
柴﨑氏:限定装備のお色味であったり、内外装の装備であったり、今回限定の装備を反映して設定させていただいた価格になります。
――通常版よりも少し上がっている、ということですよね。変な話、これだけの装備が付いてこの値段だったら「お買い得」なのかな、と思えるような値段の付け方ですか?
柴﨑氏:決して安い値段ではないのですが、適正な価格を本社と交渉のうえで設定させていただきました。
通常の「G63」の価格は2,862万円からで、マヌファクトゥーア エディションは3,468万円。差額は約600万円となる(マット3色は外装色オプション40万円が別途必要)。この差額には、ダーククロームパッケージや専用色、カーボン系のステアリングとインテリアトリム、チェリーウッドラゲッジフロア、Titleist製の特注ゴルフバッグなど、通常モデルでは手に入らない装備が含まれている。
そもそもGクラスは「すぐには買えない」?
――Gクラスはすごく人気のクルマで、G63もそうだと思います。普通のモデルでも、買おうと思ってもすぐには買えないというイメージがあるのですが、合っていますか?
柴﨑氏:まさに、メルセデスを象徴するモデルのひとつで、人気をいただいています。モデルや色によって状況は変わってきますが、やはり人気の高い仕様に関しては、お時間がかかるケースもございます。
――だとしたら、限定車を作って注目を集めなくても、放っておいても売れていきそうな気がします。なぜ限定車を出すのでしょうか?
この問いへの答えと、「お金を積んでも普通のG63では作れない」という限定装備の話は別記事で紹介する。

