「涙が流れる暇もなく」――日本テレビ系バラエティ番組『有吉の壁』のレギュラー放送が30日に最終回を迎え、番組ラストで年末特番の放送と、Huluオリジナル「アドリブシリーズ」最新作『アドリブヤンキードラマ』の制作・独占配信が発表された。

2020年4月から6年半にわたりレギュラー放送を続けてきた『有吉の壁』。最終回の最後、有吉弘行からまさかの発表が飛び出すと、壁芸人たちは騒然。地上波では早くも年末特番が決まり、さらにHuluでは有吉が監督を務める「アドリブシリーズ」の最新作が制作されることになった。

  • (左から)有吉弘行、佐藤栞里

    (左から)有吉弘行、佐藤栞里

有吉監督、新作は「アドリブヤンキードラマ」

Huluで制作されるのは『アドリブヤンキードラマ』。『劇場版アドリブ大河』のヒットを受け、Hulu全面協力で制作が決定した。

ただし、現時点ではタイトル以外のストーリー、配役などは全くの白紙。決まっているのは年内にHuluで公開することだけで、芸人たちからも「年内!? 間に合う?」と不安の声が上がった。

どんな作品にしたいか聞かれた有吉は「恋愛リアリティショーにしたいです」と即答。これに壁芸人たちは「いやいや、違うでしょ! リアリティーショーじゃないでしょ! ヤンキー、ヤンキー!」と一斉にツッコミを入れた。

「まだ1カットも撮影していません」

日本テレビの横澤俊之プロデューサーは、6年半のレギュラー放送について「水曜よる7時という家族団らんの時を過ごす貴重な時間帯に、有益な情報は何一つない、お笑い1本で6年半もの間、有吉の壁のレギュラー放送をお届けさせていただき、本当にありがとうございました!」と感謝。

その一方で「レギュラー終了の涙が流れる暇もなく、有吉の壁新作動き出します!」と宣言し、「地上波での年末特番に加えて、Huluでのアドリブヤンキードラマの年内配信が決まっていますが、本当にまだ1カットも撮影していません」と現状を明かした。

「劇場版アドリブ大河よりも過酷すぎるスケジュールです。本当に間に合うのかとても不安です」としながらも、「あとは有吉監督の手腕と出演いただく皆様の名演技だけが頼りです。配信の壁も越えられる様、有吉の壁スタッフ一同も頑張ります」と意気込んでいる。

レギュラー放送は終了するものの、『有吉の壁』は今後も地上波とHuluで展開。Huluでは番組初期の特番13本や、直近1年の放送回、未公開映像も配信されている。

【編集部MEMO】
横澤俊之プロデューサーは、レギュラー終了発表後、自身のX(Twitter)で、「壁ファンの皆さま本当にすみません」と切り出し、「改編の壁、越えられませんでした」と謝罪。レギュラー終了を告げられた日から涙が止まらず、自分にとって『有吉の壁』がどれほど大きな存在だったのかを痛感したと、率直な胸の内を明かしていた。