JR東日本福島事業本部は24日、団体臨時列車「719系で行く 峠駅探訪号」を10月17日に運行すると発表した。719系に乗車して板谷峠を越え、奥羽本線の秘境駅として知られる峠駅へ。通常立ち入ることのできない鉄道遺構や設備をJR東日本OB会会員の案内付きで見学する。

  • 奥羽本線(山形線)を走る719系5000番代

    奥羽本線(山形線)を走る719系5000番代

板谷峠は福島~米沢間に位置する奥羽本線の山岳区間。急勾配と急カーブが連続する難所として知られる。当日は往復とも719系に乗車。往路は福島駅を9時42分頃に発車し、峠駅へ10時20分頃に到着した後、10時30分頃から約1時間、峠駅を探訪する。復路は峠駅を11時40分頃に発車し、福島駅へ12時20分頃に到着予定。福島市街地を望む車窓や山間部の景観を楽しめるほか、復路では2021年に廃止された旧赤岩駅付近で速度を落として運転する。

降車見学する峠駅周辺には、かつて列車が急勾配を安全に走行するために設けられたスイッチバックの遺構が残る。ツアーでは、通常立ち入ることのできない折返線スノーシェッドやトンネル、スイッチバック用レール、旧ホームなど見学する。峠駅発車前には、駅前で長年営業する「峠の茶屋 江川」による旬の山の幸を使用した特製弁当を参加者に提供する。

旅行代金は1人1万7,190円。中学生以上が参加できる。募集人数は38人、最少催行人数は10人。座席は1申込みにつき2人掛けクロスシートを基本とし、一部はボックス席またはロングシートで相席となる場合がある。申込みは「JRE MALL チケット」福島事業本部店にて、9月25日15時から10月10日23時59分まで受け付けるが、定員に達し次第、受付を終了する。