JR東日本は8日、現在6つに分かれている「Suica」の利用エリアを2026年度末に統合すると発表した。あわせて新たな改札方式「どこでも改札(仮称)」を順次導入し、2030年代初めに同社管内の全駅で「Suica」を利用できるようにするとしている。

  • 東北本線黒磯~新白河間で運転される普通列車

    東北本線黒磯~新白河間で運転される普通列車

「Suica」の利用エリアは現在、首都圏・仙台・新潟・青森・盛岡・秋田の6エリアに分かれている。各エリア内で利用を完結させる必要があり、「Suica」を使って異なるエリアをまたいで乗車することはできない。

一方で、JR東日本は2023年5月から運賃計算処理のセンターサーバー化を進めており、今年度末に完了するという。これにより、6エリアが1つに統合され、「Suica」を利用できる駅の相互間で、従来のエリアをまたいだ乗車が可能になる。サービス開始日などの詳細は決まり次第、改めて発表するとのこと。

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    2026年度末に「Suica」利用エリアを1つに統合する

  • <!-- Original start --></picture></span>現在、開発を進めている「どこでも改札(仮称)」により、2030年代初めにJR東日本管内の全駅で「Suica」を利用できるようにする<!-- Original end -->

    現在、開発を進めている「どこでも改札(仮称)」により、2030年代初めにJR東日本管内の全駅で「Suica」を利用できるようにする

  • <!-- Original start --></picture></span>2026年度末から新たに「Suica」を利用できる駅(東北本線、常磐線)<!-- Original end -->

    2026年度末から新たに「Suica」を利用できる駅(東北本線、常磐線)

  • <!-- Original start --></picture></span>2026年度末から新たに「Suica」を利用できる駅(奥羽本線)<!-- Original end -->

    2026年度末から新たに「Suica」を利用できる駅(奥羽本線)

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    2026年度末から新たに「Suica」を利用できる駅(羽越本線)

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    2026年度末から新たに「Suica」を利用できる駅(大船渡線)

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    2026年度末から新たに「Suica」を利用できる駅(上越線)

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    2026年度末から新たに「Suica」を利用できる駅(久留里線)

エリア統合に合わせ、東北本線の高久駅、新白河駅、白河駅、泉崎駅など8駅、常磐線の桃内駅、奥羽本線の横手駅、大曲駅、東能代駅、大館駅、羽越本線の鶴岡駅、酒田駅、羽後本荘駅、大船渡線の気仙沼駅、上越線の越後湯沢駅など5駅、久留里線の祇園~久留里間12駅、計32駅で新たに「Suica」を利用できるようにする。これにより、同社管内で「Suica」を利用できる駅の割合は2026年度末時点で約60%となり、従来型の「Suica」対応改札機の設置等により、2029年度末に約70%まで高める計画とした。

新たな改札方式「どこでも改札(仮称)」は、「Suica」カードや「モバイルSuica」のタッチ処理をタブレット端末などで行う方式に。汎用的な端末を駅と車両で柔軟に設置でき、これまで「Suica」を利用できなかった駅でも比較的早くサービスを導入できるという。運転本数の少ない線区において列車へ搭載することも検討し、GPS機能を活用して1台の端末で複数駅に対応する。2030年度から順次導入し、2030年代初めに同社管内全駅で「Suica」を利用できる環境の実現をめざす。

  • <!-- Original start --></picture></span>「どこでも改札(仮称)」の設置イメージ<!-- Original end -->

    「どこでも改札(仮称)」の設置イメージ

  • <!-- Original start --></picture></span>「どこでも改札(仮称)」の端末イメージ<!-- Original end -->

    「どこでも改札(仮称)」の端末イメージ

  • <!-- Original start --></picture></span>「スマホ改札(仮称)」イメージ<!-- Original end -->

    「スマホ改札(仮称)」イメージ

  • <!-- Original start --></picture></span>JR東日本全駅での「Suica」利用実現に向けたロードマップ<!-- Original end -->

    JR東日本全駅での「Suica」利用実現に向けたロードマップ

利用者自身のスマートフォンとGPS等を活用し、改札機を設置せずに入出場処理を行う「スマホ改札(仮称)」も開発中とのこと。こちらは「モバイルSuica」を対象とし、「Suica」カードには対応しない。「どこでも改札(仮称)」の導入後、2030年代中頃の実現を予定している。