JR西日本と広成建設は17日、「ドクターイエロー(T5編成)」の7号車を広成建設の研修施設内に保存展示すると発表した。「ドクターイエロー(T5編成)」は2027年1月に検測運転を終了し、引退予定。展示開始時期は2027年9月を予定している。
「ドクターイエロー(T5編成)」は2005年に製造された新幹線電気軌道総合試験車。東海道・山陽新幹線(東京~博多間)を走行し、電気設備や軌道設備などの状態を検測している。
JR西日本グループの広成建設は、山陽新幹線の開業以来、新幹線の安全・安定輸送を支える鉄道保守業務に携わっており、新幹線の安全を支えてきた「ドクターイエロー」の役割と意義を後世に継承するため、同社で保存展示を行うことになったという。広成建設の研修施設「江田島研修センター ~み・ら・い~」にて、新たに建設する鉄道保守技術の展示施設に「ドクターイエロー(T5編成)」の7号車を保存展示する。
「江田島研修センター ~み・ら・い~」(広島県江田島市)は、広成建設社員の技術力向上や人材育成を目的とした実践型研修施設。施工計画の検討や現場OJTの補完に加え、各種技術研修の場として活用されている。江田島市から旧切串中学校の土地と校舎の譲渡を受け、校舎を改修した上で2022年3月に開設された。

