JR東日本は10日、千葉エリアの総武本線、成田線、外房線、内房線、東金線において、現在運用している209系からの置換えとして、E233系(改造車両)とE131系(新造車両)を投入すると発表した。E233系は2026年10月、E131系は2027年夏以降の営業運転開始を予定している。
E233系改造車両は6両編成、E131系新造車両は3両編成または6両編成に。いずれも車体側面にカメラを設置し、乗務員が運転台から利用者の乗降を確認する機能など、ワンマン運転に対応した機器を搭載する。外観デザインは現在運用しているE131系0番代のカラーリングを踏襲し、房総の海をイメージした明るい青色と、菜の花の色をイメージした黄色の帯を配した。
現行の209系より座席幅を拡大して快適性の向上を図るほか、半自動ドアの採用で車内の快適性が向上するという。非常通報装置を1両につき4カ所設置してセキュリティを向上させ、ドア上部のLED表示器(一部)に運行情報を表示して情報提供の充実を図る。車いす・ベビーカー利用者向けのフリースペース、車いす対応大型洋式トイレなど、バリアフリー化も推進する。
主回路機器にSiC(炭化ケイ素)半導体素子を採用することで車両の消費電力を抑制し、環境性能が向上。E131系新造車両において、モニタリング技術を活用した車両搭載機器や線路設備の状態監視機能により故障の予兆を把握し、事前に対処することでさらなる安全性・安定性向上を実現するという。
現在運用している209系は今後、E233系とE131系に順次置き換える計画となった。投入線区の一部区間ですでにワンマン運転を実施しているが、車両を置き換えた後、準備が整い次第、ワンマン運転の区間を拡大する。実施線区・実施時期は決まり次第、改めて発表する。

