マッチョな人は電車へ乗ると、空いている座席へ一目散に向かうように見える――。お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルが、3日深夜に放送されたニッポン放送『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週木曜27:00~28:30)で、リスナーから寄せられた“マッチョの行動”をめぐる疑問に反論した。

  • 野田クリスタル

    野田クリスタル

「あの頑丈な肉体なら何分でも立っていられそう」

番組では、ホームで電車を待っている際、マッチョな人を見かけると、その筋肉の大きさに思わず見とれてしまうというリスナーの投稿を紹介した。

リスナーが気になっているのは、その後の行動。鍛え上げられた人たちが電車へ乗り込むと、空いている座席へ一目散に向かい、周囲へ目配せすることもなく素早く座るように見えるという。

その光景を何度も目撃する一方、「椅子が空いているけど、立ったままのマッチョを見たことがありません」とも説明。「素人からすると、あの頑丈な肉体なら何分でも立っていられそう」にもかかわらず、なぜマッチョは座りたがるのかと問いかけた。

野田自身も電車では座りたいのか、あるいはトレーニングによって疲れているのか。率直な疑問がぶつけられると、相方の村上も「素朴な疑問が届いてるね」と興味を示し、野田へ回答を求めた。

野田クリスタル「こういうマッチョ差別やめよう」

筋肉芸人として知られ、自身が発案した「クリスタルジム」のプロデュースも手がける野田は、「その……こういうマッチョ差別やめよう」と反論した。

続けて、「俺たちも人間だからさ」と苦笑し、「マッチョである前に、人間であることをまずみんな分かってもらいたい」と力説。村上から改めて「座りたいんですか?」と確認されると、「座りたいよ。座りたいし、みんなと一緒に生きていきたいよ」と答えた。

筋肉があっても疲労を感じないわけではない。「疲れるし、おなかも空くよ。眠るし」と並べる野田に、村上は「あ、そうなんですか。じゃあ、ほとんど一緒なわけです」と驚いたように反応した。

野田はさらに、「本を読むし、恋もするし、大体ミスもするし」と説明。大きな音を怖がることもあれば、世の中に対して思うこともあるとして、マッチョもほかの人たちと変わらず生活する一人の人間だと訴えた。

マッチョだけが目に入っている可能性

もっとも、投稿者には、筋肉質な人だけが座席へ急いでいるように見える理由があるのかもしれない。

野田は、投稿者がホームにいる段階からマッチョを見つけ、その体格に注目している点を指摘。最初から「あ、マッチョがいる」と意識しているため、乗車後の行動も追ってしまい、空席へ向かう姿が強く印象に残っているのではないかと推測した。

実際には、マッチョの隣にいる、ごく普通の体格の乗客も同じように座席へ急いでいる可能性がある。野田は「普通の人もそれをしている可能性がありますから」と補足した。

「マッチョも普通の人も一緒です。疲れたら座る。空いてたら座る」

野田はそう結論づけ、筋肉があるから立ち続けられるはずだという見方を否定。鍛え抜かれた肉体の内側にも、座りたい、休みたいという“普通の人”の気持ちがあった。

『オールナイトニッポン0』は、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」で放送と同時に映像でも配信中。放送後には「17LIVE」限定のアフタートークも配信されている。

【編集部MEMO】
『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0(ZERO)』は、野田クリスタルと村上がパーソナリティを務めるニッポン放送のラジオ番組。2021年4月にスタートし、フリートークやリスナーから寄せられたメールをもとに、2人が独自の視点でトークを繰り広げている。放送後はSpotifyのポッドキャストでアーカイブ配信されている。