2026年8月29日、30日の2日間、横浜アリーナで大型アイドルフェスティバル「@JAM EXPO 2026 supported by UP-T」が開催された。2011年に始動した「@JAM」シリーズが15周年という大きな節目を迎えた今回、会場は例年以上の熱気に包まれた。
そんななか、ひときわ賑わいを見せていたのが、サントリーの「ノンアルコール飲料ブース」だ。これまでのアイドルフェスにはなかった「ノンアルで乾杯」という新しい楽しみ方が現場でどう受け入れられていたのか、会場の様子をレポートする。
アイドルフェスに、ノンアルという新たな選択肢
アルコールの持ち込みを禁止するイベントもあるなか、お酒を飲まずに乾杯気分を楽しめるのがノンアルコール飲料だ。酔うことなく、ライブ後までイベントを満喫できる点も、アイドルフェスと相性がよい。
夏フェスとなれば、キンキンに冷えた一杯が恋しくなるもの。そこでサントリーが示したのが、アイドルフェスにおける「ノンアルコール」という選択肢だった。
ブースには「サントリー オールフリー」をはじめ、「のんある酒場 レモンサワー ノンアルコール」「のんある酒場 白ワインスパークリング ノンアルコール」「のんある気分〈カシスオレンジ ノンアルコール〉」など、おなじみのラインナップがずらり。
実は、ノンアルコール飲料と「推し活」の相性はかなりいい。
たとえば、車で遠方から駆けつけるファンや、翌日に仕事を控えている人でも、アルコールの影響を気にせず「飲んでいる雰囲気」を楽しめる。さらに、カシスオレンジや白ワインスパークリングのようなフレーバーなら、ビールが得意でない層にも歓迎されやすい。「お酒は飲めない。でもライブの日くらい、ちょっと特別な一杯を楽しみたい」というファンにとって、ノンアルコールはちょうどいい選択肢なのだ。
冷えたノンアルコール飲料は、喉を潤すだけでなく、ライブの高揚感をさらに盛り上げてくれる。実際、商品を手に、楽しそうに会場へ戻っていくファンの姿が印象的だった。
そして、今回のブースを語るうえでもうひとつ欠かせないのが、「推しと乾杯できる」という仕掛けだ。
今回の最大の目玉は、出演アイドルたちが実際に売り子を務める「アイドルによるノンアル飲料手渡し会」。両日ともアイドルごとに15〜30分ほどの持ち時間が割り振られており、ファンは事前に公開されたタイムテーブルを参考に、“推し”の登場を見計らってブースを訪問。目の前のアイドルからドリンクを受け取るという特別な時間を、多くのファンが満喫していた。
特に盛り上がりを見せていたのが、8人組アイドルグループ「RiNCENT♯(リンセント)」の登場回だ。
手渡し会が始まると、ブースの前には瞬く間に長蛇の列ができた。ファンは自分のノンアルドリンクを買うだけでなく、アイドルにも一杯ごちそうし、「お疲れ〜!」「乾杯〜!」と声を掛け合いながら「ノンアルで乾杯」を楽しんだ。
一人ひとりと気さくに言葉を交わしながら、手際よくドリンクを渡していくRiNCENT♯のメンバーたち。あまりの盛況ぶりに、予定されていた時間が終了しても列が途切れず、泣く泣く購入を諦めるファンの姿も見られたほどだ。
「推しと一緒に乾杯する」という体験は、ファンにとって何ものにも代えがたい瞬間だったに違いない。ジュースでは少し味気なく感じる場面でも、ノンアルコール飲料なら“乾杯”という行為そのものを楽しめる。
サントリーのノンアル飲料は、「お酒が飲めないときの代用品」ではなく、ライブを思い切り楽しみながら、推しと乾杯し、仲間と盛り上がるためのアクティブな選択肢として、アイドルフェスという新たな場所でも、ファンに受け入れられていたようだ。
ライブを見て、推しと乾杯して、最高の気分で帰る。だけど酔っていないから、翌日も元気に働ける。そんな新しいフェスの楽しみ方が、これからさらに広がっていくのかもしれない。













