真夏の熱気に包まれた東京・Zepp Hanedaで8月5日、新たなコンセプトのライブイベントが幕を開けた。「サントリー ノンアルコール アイドルパーティー Vol.0 Produced by @JAM」である。
「カラダはそのまま、ココロだけごきげんに。」というテーマを掲げるサントリーと、日本最大級のアイドルフェス「@JAM」がタッグを組み、ノンアルコール飲料を片手にライブを楽しむ新しいエンターテインメントの形を示した。
「ドリンク代1000円です」→まさかのノンアル飲み放題
「それでは一緒に、カンパーイ!」
Zepp Hanedaに響き渡ったのは、アイドルイベントの会場ではちょっと意外な掛け声だった。片手に掲げられているのはビール……ではなく、ノンアルコール飲料。そう、この日のZepp Hanedaでは、一風変わった“乾杯”が生まれていた。
会場に入ってまず驚いたのが、ドリンクカウンター。通常、ライブ会場では「ドリンク代」が必要になる。今回も入場時に1,000円を支払うのだが、なんとこの1,000円で楽しめるのが「ノンアルコール飲料の飲み放題」。
……飲み放題!? 思わず二度見してしまう太っ腹っぷりである。
会場には、サントリー「オールフリー」をはじめ、「のんある酒場 赤ワインスパークリング」や「のんある気分 カシスオレンジ」など、さまざまなノンアルコール飲料がずらりとラインナップ。
ビールテイストをはじめ、ワイン風、サワー風など、その時々の気分やテンションに合わせて選べるようになっているのである。
最近のアイドルイベントでは、お酒の提供は行われない場合が多い。ライブ後の特典会(握手会など)での事故を未然に防ぐ意味合いが強いようだ。
が、当然ながらノンアルであれば問題なし。むしろ酔うことなく“お酒を飲んだ気分”になれるので、ライブイベントとは好相性。仕事終わりに駆けつけてもいいし、車で来てもいい。翌日に予定があっても気にしすぎる必要もない。
藤江れいな、NMB48との共演「エモすぎる」
開演時間を迎えると、ステージにはサントリー ノンアルアンバサダーアイドルの「unFinale Tokyo」の藤江れいなと小林智絵が登場。
藤江は、かつてNMB48のメンバーとして活動していたこともあり、この日はちょっと特別な一日だったようだ。
藤江は「私は一度アイドルを辞めたんですけど、また3カ月前に再開しました。今回は私の原点であるグループも出演するということで、めちゃくちゃ楽しみです! エモすぎる。ちょっとなんか感慨深くて、泣きそうになっちゃった」と胸の内を語る。
一方、小林は「私たちはノンアルアンバサダーアイドルを務めさせていただいてるんですけど、こうして皆さんとノンアルで乾杯できる楽しいイベントだということで、本当に楽しみにしてきました!」と挨拶。
藤江も「今回お届けするスペシャルライブは、サントリーと@JAMがタッグを組んでお送りする、『アイドル×ノンアル』をテーマにした新しいライブ体験です。サントリーさんは『カラダはそのまま、ココロだけごきげんに。』をテーマに、ノンアルコール飲料の魅力を発信されています」と続ける。
さらに、「最近のアイドルライブは入場制限があったり、明日もお仕事だという方もいるので、なかなかお酒を飲むのも悩むと思います。でも、ノンアルコール飲料だったらそんなことも気にせずに楽しんでもらえるということで。しかも今回は飲み放題! ノンアルを飲みながら、パフォーマンスを楽しんでもらえたらうれしいです」と呼びかけた。
その後、この日出演するアイドルグループがステージ上に集結。ライブのトップバッターとしての意気込みを問われたfav meのメンバーは、「今日はノンアルコールなんですけど、私たちのライブにぜひ酔ってほしいです!」と会場を盛り上げる。
虹のコンキスタドールの“打ち上げ隊長”こと石浜芽衣も「ノンアルコールを楽しんでいる皆さんも、さらに虹コンのライブで酔わせちゃいたいと思います!」と宣言。
藤江は「今日はたくさん(ノンアル飲料を)飲んで楽しんでください。じゃあ、それでは皆さん、楽しいイベントにしていきましょう! カンパーイ!」と盛大に乾杯の音頭を取った。
「ソフトドリンクだけでは得られないプレミアム感」
その後のステージでは、各アイドルグループが夏にぴったりの楽曲を次々と披露。キレのあるダンス、華やかなパフォーマンス、そして客席から飛び交う大きな声援。ファンたちはノンアル飲料を片手に声を上げ、全力で推しを応援している。
なぜ「ノンアル×アイドル」なのか。そもそも、なぜ今回のイベントが生まれたのか。その背景には、「@JAM」総合プロデューサー・橋元恵一氏の思いがあった。
繰り返しになるが、アイドルイベントでは、安全面や特典会でのトラブル防止などを考慮し、アルコールが制限されることも少なくない。一方、ライブにはライブならではの「乾杯したくなる瞬間」があるのも事実。そこで橋元氏が着目したのがノンアルコールだった。
「これまでリスク管理のためにアルコールを禁じてきましたが、ノンアルならその問題をクリアできる。ソフトドリンクだけでは得られないライブのプレミアム感を、ノンアルコール飲料なら演出できると思ったんです」
今回のイベント名に「Vol.0」とあるように、これはここから始まる新しい試みの“プロローグ”に過ぎない。アイドルとノンアル。一見すると少し意外な組み合わせだが、実際に体験してみると、その相性の良さがわかる。
「カラダはそのまま、ココロだけごきげんに。」――「Vol.0」の次には、どんな「ごきげん」が待っているのか。次の乾杯が、今から楽しみだ。
<セットリスト>
fav me
M1 ケーキを食べればいいんじゃない!?
M2 Eye to eye!
M3 君と私の夏
M4 あの空はずっとキミの色
M5 Trust me
M6 EDMC
unFinale Tokyo
M1 GOOD FELLOWS
M2 Starting Over
M3 Alstromeria
M4 運命的エンタングル
虹のコンキスタドール
M1 マイレージラブサマー
M2 マーメイドキス・サマー!
M3 in(door) the Summer
M4 愛をこころにサマーと数えよ(short)
M5 プレシャスサマー!
Rain Tree
M1 3秒ルール
M2 台風の夜
M3 好きなんて嘘に決まってる
M4 キス・リハ中
NMB48
M1 まさかシンガポール
M2 ナギイチ
M3 初めてのオール
M4 ピーク
M5 全部抱きしめろ!
M6 しがみついた青春
M7 僕らのユリイカ

















