JR北海道は、8月27日の大雨で被災し、運転を見合わせている室蘭本線について、豊浦~伊達紋別間を9月2日夕方から運転再開すると発表した。長万部~豊浦間は引き続き運転を見合わせ、同区間内の静狩~小幌間で復旧に時間を要することから、9月7日以降の復旧をめざす。

  • 室蘭本線の運転見合わせにともない、特急「北斗」も運休に

    室蘭本線の運転見合わせにともない、特急「北斗」も運休に

8月27日、室蘭本線の有珠~長和間において、回送列車が新エントモトンネル手前で大雨による土砂とともに線路へ流入した倒木と衝突し、脱線した。現場では斜面が崩壊し、約100立方メートルの土砂が流入。脱線区間は約170mに及び、マクラギも損傷したという。JR北海道は土砂の撤去やマクラギ交換などの復旧工事を進め、同区間を含む豊浦~伊達紋別間について、9月2日夕方から運転できる見通しとなった。

一方、引き続き運転を見合わせる長万部~豊浦間のうち、静狩~小幌間で路盤・道床の流出をはじめ、複数箇所で土砂流入や線路冠水、橋りょうの閉塞など、計12カ所の被害を確認した。当初は少なくとも9月2日まで運転を見合わせるとしていたが、被災状況の全容が判明し、さらに時間を要する見込みとなった。少なくとも9月6日までの運転再開は難しく、9月7日以降の復旧をめざすとしている。