日本テレビ系大型特番『24時間テレビ48-愛は地球を救う-』(30日18:30~31日20:54)のチャリティーマラソンランナーを務める星野真里がこのほど、取材に応じた。障がいのある娘と過ごした11年間を振り返りながら、「子どもたちの可能性を大人が狭めない社会になってほしい」との思いを語った星野。本番を控えた当時の心境やトレーニングの手応え、娘の大きな手術を経てあらためて感じた家族の絆について明かした。
3キロからスタート、30キロ超完走で自信
トレーニングについては、正式決定前から自主的に走り始めていたという。
「最初は3キロくらいから、走って歩いてを繰り返していました」と振り返り、ゴールデンウィーク明けから本格的に練習チームへ合流。少しずつ走行距離を伸ばし、7月末の合宿では30キロを超える距離を走り切った。
「もともと体を動かすことは好きなんですが、やればやるだけ体が変わっていく実感がありました。苦しさを感じるまでの時間も長くなっていって、それがどんどん自信になっています」
合宿についても、「一番苦しかった経験ではありましたが、サポートを受けながら回復してまた走り出せるという成功体験を何度も積めたことが自信になりました。当日何があっても大丈夫かなと思えるようになりました」と手応えを口にした。
「自分は意外と前向きだった」
チャリティーマラソンへの挑戦を通じて、自身の新たな一面にも気付いたという。
「今回の挑戦は、自分が本当にやりたいと思って受けたもの。だから不安やプレッシャーよりも、『やりたいことをやらせてもらえる』という気持ちのほうが大きかったです」
練習チームからは「本当にネガティブなことを言わないですね」と声を掛けられることも多かったそうで、「私はどちらかというとネガティブな人間だと思っていたんです。でも、自分が本当にやりたいと思ったことには、こんなに前向きに向き合えるんだと知ることができました」と笑顔を見せた。
長女の言葉に感謝「私も頑張るからママも頑張って」
家族からの支えについて問われると、「夫も娘も最初から応援してくれている。一番の応援団です」と感謝を語った。
特に印象に残っているのは長女の言葉だという。
長女はインタビューで、自身が「人生で一番大きな手術」に挑戦することに触れ、「私もが頑張るから、ママもマラソンを頑張ってほしい」と話したという。
星野は「私は自分がやりたいから頑張るけれど、その姿が娘の挑戦の背中を押せるんだと思ったら本当にうれしかった。このタイミングで挑戦させてもらえることがありがたいと感じました」と思いを明かした。
また夫からは「ある意味うらやましい。大きな挑戦ができるのは素晴らしいことだよね」と声を掛けられたそうで、「お互いにそれぞれの場所で頑張る姿を見て、『いいね』と言い合える関係でいられることがありがたいです」と語った。
「ありがとうと言われる挑戦にしたい」
昨年のチャリティーマラソンランナー・横山裕(SUPER EIGHT)との交流についても言及。横山から「走り終わった後、街で『ありがとう』と声を掛けられたことが一番うれしかった」と聞いたエピソードを紹介した。
「その話を聞いただけで少しうるっとしてしまいました。誰かに『ありがとう』と言ってもらえるようなことに挑戦できるんだなと思ったので、私もそう言っていただけるよう頑張りたいです」
本番で苦しくなったときについては、「大きな目標だけを見るのではなく、一歩一歩、目の前のことを積み重ねるタイプ」と自己分析。「給水ポイントまで行こう、その先にはスタッフの皆さんや応援してくださる方がいる。そうやって一つひとつ乗り越えた先にゴールがあればと思っています」と語った。
「子どもたちが一緒に過ごせる社会を」
最後に、チャリティーマラソンを通じて伝えたいメッセージについても言及した。
「娘と過ごした11年間で、障がいの有無にかかわらず子どもたちがもっと一緒に過ごせる時間が増えてほしいと思っています」
さらに、「どんな子どもにも、その子なりの『できた』という瞬間がある。その可能性を大人が狭めることのない社会にしたい」と訴えた。
「私一人にできることは限られていますが、一緒に考えてくれる仲間が増えれば素晴らしいアイデアが生まれるはず。私の走る姿を見て少しでも考えていただけたらうれしいです」と力強く呼びかけた。
(C)日テレ



