北九州市が、八幡のご当地グルメ「八幡ぎょうざ」の魅力を紹介している。

  • 八幡ぎょうざマップ

    八幡ぎょうざマップ

日本の近代化を支えたスタミナ食「八幡ぎょうざ」

北九州市は、1901年の官営八幡製鐵所の操業開始以来、日本の近代産業をけん引する工業地帯へと発展した。「八幡ぎょうざ」は、そこで働く人々に親しまれたスタミナ食であったことや、また、鉄鉱石の取引から中国大陸との交流が盛んだった土地柄もあり、食文化として定着。名物の「鉄なべ餃子」をはじめとする4つの系統や、北部九州独自の「柚子胡椒」で味わうスタイルなど、八幡ならではの特徴を持つご当地餃子として親しまれている。

「4つの系統」が楽しめる、個性豊かな味わい

八幡ぎょうざは、八幡地区に中国本土系の餃子が定着したことから始まり、大きく4つの系統になった。異なる系統の食べ比べも魅力の1つとなっている。

「鉄なべ系」は、最後まで熱々で楽しめる、鉄なべ餃子発祥の地・八幡を代表するスタイル。中国本土系の餃子店が多かった八幡地区で、店ならではの工夫として、鉄板にのったナポリタンを参考に誕生した。

  • 鉄なべ系

    鉄なべ系

「中国本土系」は、肉厚の皮とジューシーな餡が特徴。八幡ぎょうざの中で最も歴史が長い餃子となる。

  • 中国本土系

    中国本土系

「ラーメン系」は、豚骨スープで焼き上げる中国本土系からの派生スタイルで、豚骨ラーメン店で提供される餃子として生まれた。

  • ラーメン系

    ラーメン系

「お母さん系」は、家庭の味として地域に受け継がれてきた、どこか懐かしい味。八幡地区で餃子が親しまれ、家庭の餃子もおいしいと評判になり、「お母さん系」の店が出店したことから生まれた。

  • お母さん系

    お母さん系

「八幡ぎょうざマップ」を発行

北九州市では、八幡東区・八幡西区の44店舗を紹介した最新リーフレット「八幡ぎょうざマップ」を発行している。各店舗の特徴に加え、官営八幡製鐵所とともに歩んできた八幡ぎょうざの歴史や4つの系統、八幡地区のみどころなども紹介している。個性豊かな44店舗からお気に入りの味を見つけたり、異なる系統の餃子を食べ比べたりと、北九州市・八幡ならではの歴史や食文化を楽しむ「ぎょうざ旅」に活用できる。

同マップは、八幡東区役所、コムシティ3階総合案内所、北九州市観光案内所(小倉駅、ジアウトレット北九州、北九州空港)、八幡駅・黒崎駅周辺ホテルで配布している。

便利なデジタルマップも公開

Googleマップと連携したデジタルマップも公開している。八幡ぎょうざマップのQRコードや八幡ぎょうざ協議会のHPからすぐにアクセス可能。初めて訪れる人でも現在地から近くの店舗を探しやすく、食べ比べや「はしご餃子」をより気軽に楽しめる。

  • デジタルマップ

    デジタルマップ

「八幡ぎょうざ」を味わえるイベントが続々

「Gastro(ガストロ)北九州」は9月12日~13日、北九州メッセ(北九州市小倉北区)で開催される。会場には、1度に約1,000個の餃子を焼く日本最大の餃子専用大鐵鍋が登場する。

9月25日~27日には、黒崎駅ペデストリアンデッキ(北九州市八幡西区)で「クロサキスイッチ ギョウザフェス」を開催。さらに、11月7日~8日には、大谷球場周辺(北九州市八幡東区)で開催される「まつり起業祭八幡2026」にて「起"餃"祭」が行われ、同会場にも約1000個の餃子を焼く大鐵鍋が登場する。

  • 八幡ぎょうざPR隊長「ヤハタン」©八幡ぎょうざ協議会

    八幡ぎょうざPR隊長「ヤハタン」©八幡ぎょうざ協議会