岡山県が、お盆やシルバーウィークなど連休が続くこれからの旅行シーズンに向け、「晴れの国おかやま」の魅力を楽しむ1泊2日のモデルコースを紹介している。

  • 写真提供:岡山県観光連盟

    写真提供:岡山県観光連盟

全国トップクラスの晴天率と温暖な気候に恵まれた岡山県。お盆にシルバーウィークにと連休の多いこれからの旅行シーズン、「晴れ」を思い切り体感できるスポットから、天候に左右されず楽しめるスポットまであるのが魅力だ。

大人も子どもも全力で夏の余韻をアクティブに楽しむ「家族旅」、瀬戸内の絶景や島アート、ご褒美アフタヌーンティーを楽しみ尽くして写真に収める映え必至の「女子旅」、そしてフルーツや熱狂のスポーツ観戦を通じて味覚の秋・スポーツの秋を二人で分かち合う「カップル旅」。それぞれのターゲットに向けて、夏も秋も楽しめるおすすめスポットを交えた1泊2日のモデルコースを提案している。

夏に楽しめるイベントも開催

岡山に伝わる、桃太郎のお話の原型とされる「温羅(うら)伝説」をテーマに、鬼の化粧を施した踊り子が市内各所の演舞場で熱い踊りを繰り広げる岡山県下最大級の夏祭「うらじゃ夏祭り」が、8月22日~23日、岡山県岡山市で開催される。思い思いの踊りを披露する「うらじゃ」の演舞のほか、子どもも一緒に楽しめるファミリーフェスタや絵画コンテストも開催される。

  • 「うらじゃ夏祭り」写真提供:岡山県観光連盟

    「うらじゃ夏祭り」写真提供:岡山県観光連盟

家族みんなで楽しむアクティブ旅

  • 写真提供:岡山県観光連盟

    写真提供:岡山県観光連盟

1日目は美作エリアへ

1日目は、まず「なぎビカリアミュージアム」(奈義町)へ。約1,600万年前の巻き貝「ビカリア」を中心とした貴重な動植物の化石が産出されるエリアで、実際に化石の発掘を体験できる。所要時間は約1時間30分。

続いて、「横野滝」(津山市)へ。マイナスイオンたっぷりの滝周辺で自然を堪能する。まだ暑さが残るこの時期には、「もみじ亭」で天然水を使った流しそうめんを味わい、近くの滝で涼むのがおすすめだという。所要時間は約2時間。

その後、「津山まなびの鉄道館」と「つやま自然のふしぎ館」(いずれも津山市)を巡る。国内2番目の規模を誇る「扇形機関車庫」などで鉄道の歴史や仕組みを楽しく学んだ後は、世界の希少な動物のはく製などが並ぶ自然のふしぎ館へ。朝から1日を通じて知的好奇心を満たせる。

2日目は美作・備中or備前エリアへ

2日目は、まず「ボウケンノモリHIRUZEN」(真庭市)へ。自然の地形を生かしたアウトドアパークで、まだ暑さの残る時期でも自然の森の中では比較的涼しく過ごせる。大人も子どもも思い切り体を動かし、スリルと達成感を味わえる家族の思い出作りにぴったりのアクティビティ。所要時間は約2時間30分。

14:30からは、「ライフパーク倉敷科学センター」(倉敷市)または「人と科学の未来館サイピア」(岡山市)へ。涼しい屋内の体験型施設で、夏休みの自由研究のネタ探しにも最適。科学の不思議に触れられる展示や美しいプラネタリウムを楽しみ、旅を締めくくる。

岡山の写真映えが盛りだくさん、女子旅

  • 写真提供:岡山県観光連盟

    写真提供:岡山県観光連盟

1日目は備前・備中エリアへ

1日目は、まず「王子が岳」(倉敷市・玉野市)へ。標高234mの山頂付近から、壮大な瀬戸大橋や瀬戸内海の多島美を一望できる絶景スポット。変わった形の巨岩が多くあり、中でも「ニコニコ岩」と真っ青な海を背景にした撮影は、幅広い世代から人気を集めている。所要時間は約1時間。

続いて、「児島ジーンズストリート」(倉敷市)へ。国産ジーンズ発祥の地である児島エリアで、街中に吊るされたジーンズの風景を楽しみながら散策できるほか、自分だけのデニム作りも体験できる。所要時間は約1時間。デニムを作る場合は所要時間が異なる。

その後は、「倉敷美観地区」(倉敷市)へ。遅めのランチ兼カフェタイムとして、岡山県の旬の特産フルーツを使った「倉敷アフタヌーンティー」を堪能する。食後は、倉敷美観地区で趣ある町並みの散策や大原美術館でのアート鑑賞、倉敷帆布などの買い物も楽しめる。なお、倉敷アフタヌーンティーは7月1日~9月30日まで、倉敷市内38店舗で実施されている。

2日目は備前エリアへ

  • 写真提供:岡山県観光連盟

    写真提供:岡山県観光連盟

2日目は、アートの島「犬島」(岡山市)へ。近代産業遺産である銅の製錬所跡を再生した「犬島精錬所美術館」や、集落で展開される「家プロジェクト」など、島の豊かな自然とアートが融合した空間を満喫できる。所要時間は約4時間。

犬島から宝伝港までフェリー、宝伝港から長船まで車で移動し、「日本一のだがし売り場」(瀬戸内市)へ。巨大な倉庫内に全国から集まった駄菓子やおもちゃがずらりと並ぶテーマパークのようなスポットで、レトロでカラフルなパッケージがSNS映えも抜群だという。

その後は、"日本のエーゲ海"と称され、「日本の夕日百景」にも選出された「牛窓」(瀬戸内市)で絶景を楽しむ。サンセットクルーズも運航している。

観光もスポーツもよくばりに楽しむカップル旅プラン

  • (左)写真提供:岡山県観光連盟/(右)写真提供:@FAGIANOOKAYAMA

    (左)写真提供:岡山県観光連盟/(右)写真提供:@FAGIANOOKAYAMA

1日目は備中・備前エリアへ

1日目は、まず「道の駅笠岡ベイファーム」(笠岡市)へ。地元産の野菜・フルーツをはじめ、精肉(笠岡牛)や瀬戸内海で獲れた新鮮な魚介類、ソフトクリームを販売している。レストランでは、笠岡の海・山の幸を中心とした「バイキング」や、名物の笠岡ラーメンを楽しめる。また、隣接したエリアには、西日本最大級となる数百万本のひまわりが咲き誇る花畑があり、秋にはコスモスが一面に広がる。所要時間は約4時間。

続いて、岡山市方面へ移動しながら、軽食として「SOL BAKERY」(里庄町)へ。本店には、具だくさんでボリュームのある独創的なパンが約50~150種類並び、日本一に輝いた実績もある。所要時間は約30分。

その後は、岡山駅から徒歩圏内にあるスタジアムをホームとするサッカーチーム「ファジアーノ岡山」の試合を観戦。30試合連続完売と毎試合人気のため、事前のチケット予約が必須となる。岡山にはサッカーのほか、バスケットボール、バレーボール、卓球のプロチームもあり、ハシゴ観戦などスポーツ尽くしの1日を楽しめる。所要時間は約4時間。

2日目は備前エリアへ

  • 写真提供:岡山県観光連盟

    写真提供:岡山県観光連盟

2日目は、まず「備前焼・土ひねり体験」(備前市)へ。日本六古窯の一つに数えられる備前焼の里として知られる伊部で、旅の記念にもなる備前焼作りを体験する。土の風合いを活かし、釉薬を使わず絵付けもしない、素朴でオリジナルの焼き物作りに挑戦する。ランチは伊部駅構内にて、備前焼の器でいただく軽食やコーヒーなどを楽しめる。所要時間は約3時間。

最後は、「ぶどう狩り」(赤磐市)へ。「くだもの王国」岡山県では、夏から秋にかけて多彩なフルーツを楽しめる。ピオーネやシャインマスカットなど、バリエーション豊かな品種のブドウを自分たちで収穫し、秋の味覚を存分に堪能して旅を締めくくる。所要時間は30分~1時間。

岡山で楽しみたい観光スポット&ご当地グルメ

「美星天文台」(井原市)は、アジアで初めて「星空保護区」に認定された美星町の高台に建つ天文台。"360度パノラマ展望"は星空を鑑賞するには絶好のロケーション。口径101cmの望遠鏡を持つ国内でも最大規模の公開天文台でスターウォッチングが楽しめる。

  • 「美星天文台」写真提供:岡山県観光連盟

    「美星天文台」写真提供:岡山県観光連盟

「まきばの館」(美咲町)には、6~7月に見頃を迎えるラベンダー園や10月下旬に満開となる約200万本のコスモス畑、約70種類のハーブ、アスレチック広場やデイキャンプ場などがある。アイスクリーム作りやソーセージ作りなど、年間を通してさまざまな体験もできる。

  • 「まきばの館」写真提供:岡山県観光連盟

    「まきばの館」写真提供:岡山県観光連盟

「セルフうどん&ぶっかけうどん」は、うどんの注文、麺の湯通し、トッピング、配膳、片付けなどの工程を客自身が行う(または一部を選ぶ)スタイル。うどん店は岡山市が、ぶっかけうどんは倉敷市が発祥の地。味覚からも岡山旅の思い出を作れる。

  • 「セルフうどん」※写真はイメージ

    「セルフうどん」※写真はイメージ

「喫茶ほんまち」(岡山市)は、岡山駅から徒歩1分の喫茶店。旬のフルーツをふんだんに使ったパフェや夜カフェ営業が地元の人に愛されている。夕食後にボリューム満点のデザートを楽しめる。

  • 写真情報提供:喫茶ほんまち

    写真情報提供:喫茶ほんまち

岡山で夏の風物詩として親しまれる「桃パスタ」は、みずみずしい旬の白桃を使った冷製パスタ。桃の甘みと生ハムの塩気、ガーリックやオリーブオイルのバランスが特徴で、毎年7月~8月に提供される期間限定メニュー。

  • 「桃パスタ」※写真はイメージ

    「桃パスタ」※写真はイメージ

岡山県庁本庁舎地下1階にある「おかやま晴れの国食堂」(岡山市)では、「もったいないを美味しいに」をコンセプトに、市場には出回らない規格外の桃などを使ったスイーツビュッフェを各期間で開催している。冬はいちご、初夏は桃など、さまざまな旬に合わせたビュッフェを提供しており、岡山県民も通うスポット。

  • スイーツビュッフェ 写真提供:岡⼭県庁

    スイーツビュッフェ 写真提供:岡⼭県庁

岡山のご当地グルメ「岡山カレー」は、白桃のチャツネなどを隠し味に使ったスパイスの効いたカレー。フルーツ王国ならではのフルーティーで奥深い味わいが特徴。スパイスカレーやスープカレー、煮込み系、トッピングたっぷり系、2種盛、3種盛、老舗から新オープンまで、さまざまな岡山カレーを楽しめる。