オニヤンマをリアルに再現したキーホルダー「おにやんま君」。キャンプなどのアウトドアや、外出時、自宅のベランダなどで嫌な虫が発生する際、殺虫剤や忌避剤を使用することなく虫を遠ざけることができると話題になりました。「おにやんま君」の価格は1,000円前後ですが、最近ダイソーで似たアイテムを110円で買えると話題に。そこでダイソー版と本家「おにやんま君」の違いを比べてみました。

「おにやんま君」とは?

「おにやんま君」とは、トンボの種類である"オニヤンマ"の姿を模した虫除けグッズ。殺虫剤や忌避剤を使うことなく、身に着けたり吊るしたりしているだけでアブやハチなどの虫を遠ざけることができるグッズです。

  •  「おにやんま君」(1,078円)

    「おにやんま君」(1,078円)

パッケージに記載されている情報によると、蚊・ハエ・蜂・アブなどにとって彼らを主食とするオニヤンマは天敵なのだそう。「おにやんま君」の視覚的威嚇効果を利用することでこれらの虫が寄ってこなくなるようです。小さなお子さまや肌が敏感な方、ペットがいるご家庭など殺虫剤や忌避剤を使用することに抵抗がある場合に心強い味方となってくれそうです。

  • 蚊・ハエ・蜂・アブなどにとって彼らを主食とするオニヤンマは天敵……寄ってこなくなる?

    蚊・ハエ・蜂・アブなどにとって彼らを主食とするオニヤンマは天敵……寄ってこなくなる?

使用されている材質はAPS樹脂、PET,プラスチックなどで、日本製です。

  • 日本製、商標登録・意匠登録もされている

    日本製、商標登録・意匠登録もされている

早速「おにやんま君」本体をチェックしてみましょう。手に取った最初の正直な感想は、「思ったよりもリアルではないな」ということ。もっとホンモノっぽくリアルな作りかと思っていたのですが近くで見るとアニメっぽいというかポップな印象です。蚊・ハエ・蜂・アブ達の視力や敵の認識能力がどの程度なのかは不明ですが、なんとなく「オニヤンマっぽい」と認識するレベルであれば逃げていくということなのでしょうか。虫が苦手な筆者的にはリアルすぎないほうがありがたいです。

  • 意外とリアルすぎないことに驚いた

    意外とリアルすぎないことに驚いた

顔も近くで見るとそこまでリアルさはありません。眼は光沢があり可愛らしい印象ではあります。

  • ビーズっぽい眼

    ビーズっぽい眼

そして羽根も透明なプラスチックにアニメっぽく模様が描かれています。

  •  昆虫が苦手なのでリアルさはないほうがありがたい

    昆虫が苦手なのでリアルさはないほうがありがたい

ストラップが付いているので、まるでオニヤンマが飛んでいるかのような状態でカバンなどに取り付けることが可能です。「おにやんま君」の効果について実は科学的根拠が証明されているわけではなさそうですが、もし本当に蚊・ハエ・蜂・アブなどが嫌って逃げていくことがあるとしたらできるだけリアルなオニヤンマっぽさを出すことが重要な気がします。ストラップがあることで適度に揺れたり動いたりすることで生きてるオニヤンマ感が出るのではないでしょうか。

  • ゆらゆら揺れるので、遠目からは生きているっぽさが出る

    ゆらゆら揺れるので、遠目からは生きているっぽさが出る

ストラップは口元に取り付けて水平にすることもできます。これだとリアルに生きている時の姿勢(?)とは異なりますが、ファッションとしてオニヤンマが目立つようにカバンなどに取り付けたい場合には効果的だと思います。

  • 水平にストラップを取り付けることも可能

    水平にストラップを取り付けることも可能

ストラップの便利なところは、様々な場所に取り付けができること。たとえばこのようにカバンなどにも気軽に取り付けやすいです。

  • カバンにも取り付けやすい

    カバンにも取り付けやすい

また、窓の近くやベランダなど自宅で虫が気になる箇所に吊るしておくことも可能です。

  • カーテンレールに吊るして窓からの虫の侵入を防ぐ

    カーテンレールに吊るして窓からの虫の侵入を防ぐ

  • ベランダやお庭に吊るして虫が寄ってくるのを防いでも◎

    ベランダやお庭に吊るして虫が寄ってくるのを防いでも◎

ダイソー版のほうがリアルさは上か?

続いてはダイソーで販売されていた商品を見てみましょう。商品名は「とんぼブローチ黒」。「おにやんま君」が台紙付きのプラスチックパッケージだったのに対し、こちらはプラスチックの袋に入っており簡素な印象です。

  • 「とんぼブローチ黒」(110円)

    「とんぼブローチ黒」(110円)

材質は塩化ビニル樹脂とスチール、中国製でした。

  • こちらは中国製

    こちらは中国製

パッケージ表面には「アウトドアシーンで大活躍(殺虫剤・忌避剤ではありません)」と書かれているのみで、裏面にも特に説明などはありませんでした。知らずに見かけたらただの虫好きな方向けアイテムかな? と思ってしまいそうではあります。

  • 虫が寄ってこなくなる的説明はなし

    虫が寄ってこなくなる的説明はなし

「おにやんま君」と大きく異なっていたのは、ストラップタイプではなく安全ピンがついたブローチタイプであること。

  • 安全ピンでカバンや帽子などに取り付けるスタイル

    安全ピンでカバンや帽子などに取り付けるスタイル

そして足が6本生えています! プラスチック感はありますが虫嫌いはちょっとぞわっとしてしまいますね……。

  • オニヤンマの足も忠実に再現

    オニヤンマの足も忠実に再現

さらに羽根もかなりリアルな昆虫っぽさを再現しています。この羽根と足のせいでホンモノっぽさが増しているため、自宅の床などに落ちていたら悲鳴をあげてしまいそうです。

  • 羽根もリアルな模様が印刷されている

    羽根もリアルな模様が印刷されている

顔も「おにやんま君」みたいなポップさはなく、色味も含めてかなりリアルに作られている印象です。安価な商品=ポップ、高額な商品=リアルだとばかり思いこんでいましたがそうとは限らないのですね。

  • 正面から見た顔もまあまあリアル

    正面から見た顔もまあまあリアル

ブローチなのでカバンや帽子だけでなく、このように服にも取り付けができます。ただし穴が開くのはやむを得ず。

  • 安全ピンなので取り付けた箇所に穴は開いてしまう

    安全ピンなので取り付けた箇所に穴は開いてしまう

2つの商品を比べてみると?

改めて2つの商品を並べて違いを見てみましょう。パッと見はダイソーの方がリアル。昆虫好きな方がリアルさを求めて購入するならダイソーのほうが良いかもしれません。ただし、虫除けを目的とする場合はそこまでリアルさは必要ないのかもしれません。「おにやんま君」の方がつくりはしっかりしていて、高級感があります。

  • 「おにやんま君」とダイソー版を比べてみる

    「おにやんま君」とダイソー版を比べてみる

一番つくりで違いがあったのは羽根で、リアルさはダイソーのものの方がホンモノ感がありますが、薄いので持ち歩いている間に折れ曲がってしまう恐れはありそうです。「おにやんま君」はプラスチックにやや厚みがあります。

  • リアルさはダイソーの勝ちだが、しっかりしているのは「おにやんま君」

    リアルさはダイソーの勝ちだが、しっかりしているのは「おにやんま君」

顔のリアルさもダイソー版の方が昆虫感がありますね。

  • ポップなのは確実に「おにやんま君」

    ポップなのは確実に「おにやんま君」

そして腹部分の模様にも違いが。ダイソー版はご丁寧に先端が割れています……! しかしこの部分が一番ダイソー版ではチープさを感じるところではありました。

  • 一番価格が反映されていたのは腹部分かも

    一番価格が反映されていたのは腹部分かも

結論としては、「リアルさ重視ならダイソー版」「ポップさと高級感重視なら『おにやんま君』」です。実際にどちらのほうが虫除け効果があるか? は検証が難しいので本記事でお伝えできず恐縮ですが、おそらくちゃんとホンモノっぽく揺れる動きなどがあれば蚊・ハエ・蜂・アブなどはリアルさを重視しないような気がします。

ただし個人的には安全ピンタイプよりもストラップタイプのほうが使い勝手は大幅にアップすると感じましたし、前述の通りゆらゆらすることはきっと重要だと思うので、そういった意味では「おにやんま君」に軍配が上がるかもしれません!

  • どちらを選ぶかは好みや目的によるかも

    どちらを選ぶかは好みや目的によるかも