オニヤンマをリアルに再現したキーホルダー「おにやんま君」。キャンプなどのアウトドアや、外出時、自宅のベランダなどで嫌な虫が発生する際、殺虫剤や忌避剤を使用することなく虫を遠ざけることができると話題になりました。「おにやんま君」の価格は1,000円前後ですが、最近ダイソーで似たアイテムを110円で買えると話題に。そこでダイソー版と本家「おにやんま君」の違いを比べてみました。
「おにやんま君」とは?
「おにやんま君」とは、トンボの種類である"オニヤンマ"の姿を模した虫除けグッズ。殺虫剤や忌避剤を使うことなく、身に着けたり吊るしたりしているだけでアブやハチなどの虫を遠ざけることができるグッズです。
パッケージに記載されている情報によると、蚊・ハエ・蜂・アブなどにとって彼らを主食とするオニヤンマは天敵なのだそう。「おにやんま君」の視覚的威嚇効果を利用することでこれらの虫が寄ってこなくなるようです。小さなお子さまや肌が敏感な方、ペットがいるご家庭など殺虫剤や忌避剤を使用することに抵抗がある場合に心強い味方となってくれそうです。
使用されている材質はAPS樹脂、PET,プラスチックなどで、日本製です。
早速「おにやんま君」本体をチェックしてみましょう。手に取った最初の正直な感想は、「思ったよりもリアルではないな」ということ。もっとホンモノっぽくリアルな作りかと思っていたのですが近くで見るとアニメっぽいというかポップな印象です。蚊・ハエ・蜂・アブ達の視力や敵の認識能力がどの程度なのかは不明ですが、なんとなく「オニヤンマっぽい」と認識するレベルであれば逃げていくということなのでしょうか。虫が苦手な筆者的にはリアルすぎないほうがありがたいです。
顔も近くで見るとそこまでリアルさはありません。眼は光沢があり可愛らしい印象ではあります。
そして羽根も透明なプラスチックにアニメっぽく模様が描かれています。
ストラップが付いているので、まるでオニヤンマが飛んでいるかのような状態でカバンなどに取り付けることが可能です。「おにやんま君」の効果について実は科学的根拠が証明されているわけではなさそうですが、もし本当に蚊・ハエ・蜂・アブなどが嫌って逃げていくことがあるとしたらできるだけリアルなオニヤンマっぽさを出すことが重要な気がします。ストラップがあることで適度に揺れたり動いたりすることで生きてるオニヤンマ感が出るのではないでしょうか。
ストラップは口元に取り付けて水平にすることもできます。これだとリアルに生きている時の姿勢(?)とは異なりますが、ファッションとしてオニヤンマが目立つようにカバンなどに取り付けたい場合には効果的だと思います。
ストラップの便利なところは、様々な場所に取り付けができること。たとえばこのようにカバンなどにも気軽に取り付けやすいです。
また、窓の近くやベランダなど自宅で虫が気になる箇所に吊るしておくことも可能です。
ダイソー版のほうがリアルさは上か?
続いてはダイソーで販売されていた商品を見てみましょう。商品名は「とんぼブローチ黒」。「おにやんま君」が台紙付きのプラスチックパッケージだったのに対し、こちらはプラスチックの袋に入っており簡素な印象です。
材質は塩化ビニル樹脂とスチール、中国製でした。
パッケージ表面には「アウトドアシーンで大活躍(殺虫剤・忌避剤ではありません)」と書かれているのみで、裏面にも特に説明などはありませんでした。知らずに見かけたらただの虫好きな方向けアイテムかな? と思ってしまいそうではあります。
「おにやんま君」と大きく異なっていたのは、ストラップタイプではなく安全ピンがついたブローチタイプであること。
そして足が6本生えています! プラスチック感はありますが虫嫌いはちょっとぞわっとしてしまいますね……。
さらに羽根もかなりリアルな昆虫っぽさを再現しています。この羽根と足のせいでホンモノっぽさが増しているため、自宅の床などに落ちていたら悲鳴をあげてしまいそうです。
顔も「おにやんま君」みたいなポップさはなく、色味も含めてかなりリアルに作られている印象です。安価な商品=ポップ、高額な商品=リアルだとばかり思いこんでいましたがそうとは限らないのですね。
ブローチなのでカバンや帽子だけでなく、このように服にも取り付けができます。ただし穴が開くのはやむを得ず。
2つの商品を比べてみると?
改めて2つの商品を並べて違いを見てみましょう。パッと見はダイソーの方がリアル。昆虫好きな方がリアルさを求めて購入するならダイソーのほうが良いかもしれません。ただし、虫除けを目的とする場合はそこまでリアルさは必要ないのかもしれません。「おにやんま君」の方がつくりはしっかりしていて、高級感があります。
一番つくりで違いがあったのは羽根で、リアルさはダイソーのものの方がホンモノ感がありますが、薄いので持ち歩いている間に折れ曲がってしまう恐れはありそうです。「おにやんま君」はプラスチックにやや厚みがあります。
顔のリアルさもダイソー版の方が昆虫感がありますね。
そして腹部分の模様にも違いが。ダイソー版はご丁寧に先端が割れています……! しかしこの部分が一番ダイソー版ではチープさを感じるところではありました。
結論としては、「リアルさ重視ならダイソー版」「ポップさと高級感重視なら『おにやんま君』」です。実際にどちらのほうが虫除け効果があるか? は検証が難しいので本記事でお伝えできず恐縮ですが、おそらくちゃんとホンモノっぽく揺れる動きなどがあれば蚊・ハエ・蜂・アブなどはリアルさを重視しないような気がします。
ただし個人的には安全ピンタイプよりもストラップタイプのほうが使い勝手は大幅にアップすると感じましたし、前述の通りゆらゆらすることはきっと重要だと思うので、そういった意味では「おにやんま君」に軍配が上がるかもしれません!























