ここからは、5人が2曲ずつ歌いつなぐ「豪華10レンチャンメドレー」だ。
トップバッターの松浦航大は「KICK BACK」(米津玄師)で、まずは普通にカッコいいライブを展開するが、続く「女々しくて」(ゴールデンボンバー)では、舞台袖からほいからカンペでものまねを次々に無茶振りされることに。玉置浩二、米津玄師、平井堅、和田アキ子、ジャイアン、槇原敬之、最後はほいけんた。全てに応えた松浦は、歌い終えるなり「びっくりしたー!」と冷や汗が止まらない。
“鬼レンチャンの至宝”STU48・池ちゃんは「BLUE BIRD」(浜崎あゆみ)に続き、バックダンサーを従えて「フライングゲット」(AKB48)を披露。その中をよく見ると、なぜかほいが交じっている。
しかし、振り付けは完璧。一言も発さず、池ちゃんにも特に触れられず、曲が終わると何事もなかったかのように去っていく。わずかな時間でもきっちり仕事をして帰る姿は、もはや職人だった。
ササキオサムは「Honey」(L'Arc~en~Ciel)のイントロからステージ狭しと駆け回り、番組で披露した“骨伝導パフィーチーク”(※)を投入。放送ではおでこにマイクを当てて骨伝導させていたが、今回は右頬にマイクを当てるたびに客席が沸く。
(※)…「パフィーチーク」は頬を膨らませたまま声を出す発声法。ササキはさらに、骨伝導による振動でマイクに声を拾わせる技術を編み出した。
赤いジャケットを脱ぎ捨てると、自身のヒット曲「ESCAPE」へ。「離さないよ!」「大好きだぜベイベー!」と熱く呼びかけながら、ここでも“骨伝導パフィーチーク”を惜しげもなく見せつけた。
「ちょっと出過ぎじゃないですか?」「主催者としては…」
ササキからハイタッチでバトンを受けた浅岡雄也は「オラに力を分けてくれー!」と孫悟空ばりに叫び、『ドラゴンボールGT』のテーマ曲である自身のヒット曲「DAN DAN 心魅かれてく」からスタート。スーツ姿でスタンドマイクに向かって正攻法で歌うと思いきや、すぐにマイクを外して走り、ジャンプし、「ウェイ! ウェイ!」と客席をあおる。
続く「突然」では自らスモーク演出を希望したが、途中からほいが冷却噴射装置を手に乱入。浅岡が見えなくなるほど吹き付け、ポカリスエットのCMでおなじみの爽やかな夏の名曲で「寒い!」と連呼する事態になった。
たむたむは河村隆一のものまねで「Love is...」「Glass」を披露。クセたっぷりにアレンジを効かせ、「みんな、愛してるぜー!」と世界に入り込んだかと思えば、ワイングラスで飲むかのようなアクの強すぎるマイクの持ち方を見せる。
「Glass」では、またしてもほいが登場。いつの間にかデュエットになり、「♪ガラスのメロディ 伝えたくトゥー!」と“ほい節”をさく裂させると、自分のステージを奪われたたむたむは「邪魔しないでもらっていいですか?」と訴える。
こうして他人のステージに次々と参加したほいは、河合からも「ちょっと出過ぎじゃないですか?」と指摘されたが、「主催者としてはみんなを盛り立てようと思って」と、冠イベントとしてのプライドを見せた。
そんな主役とは別方向で体を張ったのが、馬姿の河合だ。









