星野リゾートが展開する「星のや東京」(東京都千代田区)は9月1日から、秋限定のプログラムを提供する。
同施設は、現代に合わせて進化し続ける「塔の日本旅館」。地下2階、地上17階の塔の空間は、畳敷きの玄関、伝統的な和のデザインと現代の快適性を兼ね備えた客室や各階のお茶の間ラウンジ、最上階の温泉で構成されている。日本の歳時記に合わせた室礼、日本文化を身近に感じられる体験や日本旅館らしいおもてなしを提供している。
9月1日~11月30日の期間、江戸の情緒に浸る「秋の特等席」を提案する。静寂の中で感覚を研ぎ澄ます江戸の精神性を再解釈した特等席として、都会の喧騒を断つ結界のような玄関、江戸の粋を嗜む一献、地上160mで行う天空月光稽古など、日本旅館の感性が息づく圧倒的な非日常を提供する。
優雅に十三夜の月を愛でる「後の月見舟」
十三夜は、満月に少し満たない月を愛でることで、「不完全なものにも美を見出す」日本の美的感覚に基づく古来の風習。本アクティビティでは江戸時代の月見文化を再解釈し、近代的なビル群と古き良き日本庭園のコントラストが楽しめる場所で、日本酒と月見団子を味わいながら優雅な月見を堪能。秋最後の月に名残惜しさを感じることで、都会の喧騒から離れ、日本ならではの美的価値観に触れる粋な体験を提供する。
期間は10月22日~24日。料金は1名112,250円、2名113,450円、3名114,650円(税・サービス料込、宿泊料別)で、貸切り舟、日本酒、月見団子が含まれる。定員は1日1組3名まで。公式サイトにて14日前まで予約を受け付ける。
秋の訪れを告げる結界の室礼と伝統楽器の荘厳な音色
館内に一歩足を踏み入れた瞬間、都会の喧騒を断つ結界のような静寂が広がる。白檀の香りが漂う玄関には、秋の訪れを告げる季節の草花が設えられ、訪れる人を優しく迎え入れる。秋の荘厳な音色に導かれ、畳の上で靴を脱ぐ所作は、日常の重みをそっと下ろす合図のよう。季節を感じる室礼と伝統楽器の調べに身を委ね、心身がゆっくりと深奥へ解き放たれていく、星のや東京ならではの滞在の始まりを彩る。
旬の味覚を粋に嗜む「よい前のひととき」
夕食前の高揚感に添えるのは、江戸の小粋な屋台文化を再現した一献。目の前で供される菊ちらしの手毬寿司に、華やかな菊酒を合わせる。かつて屋台で鮨を手繰った江戸の活気を感じながら味わう一杯は、当時の武士たちが愛でた秋の原風景を彷彿とさせる。歴史の文脈にそっと触れ、宵の入りを趣深く楽しむ、日本旅館ならではの豊かなひととき。
期間は9月1日~11月30日。料金は無料、予約も不要となっている。
秋夜の月を仰ぎ、静寂と対峙する「天空月光稽古」
地上160m、360度開かれた屋上で、秋の冴え渡る月を仰ぎながら竹刀を振る。かつての武士が暗闇の中で気配を察する感覚を養った文化に倣った、北辰一刀流の師範監修によるアクティビティ。都会の灯りが月光と溶け合う特別な空間で自身の呼吸に意識を向ける時間は、秋夜の静けさと一体になるような心地よい緊張感をもたらす。剣の冴えとともに心身がすっきりと整っていく、東京の頂ならではの美しい秋の夜長を提供する。
期間は9月1日~11月30日(月/木)。料金は1名6,000円(税・サービス料込、宿泊料別)で、公式サイトにて前日まで予約を受け付ける。





