野中腰痛クリニックは、週3回以上出社してオフィスワークを行う20~50代の腰痛持ち会社員を対象に、「オフィス環境における夏冷え腰痛」に関する調査を実施した。その結果、約6割がオフィスの冷房を「寒い」と感じていることが分かった。
調査によると、夏場のオフィスの冷房環境について、「非常に寒いと感じる」が19.6%、「肌寒いと感じる」が42.8%で、合計62.4%が冷房に寒さを感じていた。一方、「ちょうど良い」と回答した人は19.8%だった。
冷え対策としては、「上着を羽織る」が45.6%で最多となり、「ひざ掛け・ブランケットを使う」が35.5%、「温かい飲み物を飲む」が28.6%で続いた。各自で手軽に取り組める対策が中心となっている。
また、冷房による冷えが原因で腰の痛みや重だるさが悪化した経験については、「よくある」が23.8%、「たまにある」が50.4%となり、合わせて74.2%が経験ありと回答した。
さらに、冷房の効いたオフィスに長時間いる際に腰以外で冷えやこわばり、だるさを感じる部位として、「首・肩」が59.2%で最多。「背中」が41.5%、「足首・足先」が32.3%で続いた。
冷房による冷えや屋外との寒暖差で生じる足腰の不調では、「腰の曲げ伸ばし時の痛み」が37.6%で最も多く、「足のむくみや重だるさ」が32.4%、「立ち上がりや歩き始めの痛み」が32.1%となった。
また、冷房による腰痛が仕事へ与える影響については、「非常に悪影響を与えている」が28.6%、「やや悪影響を与えている」が62.3%で、約9割が業務効率やパフォーマンスへの影響を感じていた。
腰痛対策として実施していることでは、「ストレッチや軽い運動をする」が55.1%で最多。「姿勢に気をつける」が31.0%、「温熱療法(入浴・カイロなど)」が25.6%だった。
一方で、これらの対策による効果については、「あまり改善されていると感じない」が39.1%、「全く改善されていると感じない」が5.5%となり、約4割が十分な改善を実感できていなかった。
さらに、「一時的なマッサージや保温ではなく、腰痛の根本的な治療にどの程度興味があるか」との質問には、「とても興味がある」が35.6%、「やや興味がある」が52.6%となり、約9割が根本的な改善に関心を示した。





