雄秀会が運営する「GYNメディカルグループ」は2026年7月28日、「低用量ピル服用におけるパートナーとのコミュニケーションに関する調査」の結果を発表した。本調査は、交際中の20代〜30代女性1,034名を対象に、2026年7月8日~7月11日の期間、インターネット調査にて実施された。
交際中の20代〜30代女性の31.9%が低用量ピルを服用
交際中の20代〜30代女性に「低用量ピルを服用しているか」を聞いたところ、「服用している」は31.9%、「服用していない」は68.1%だった。この結果から、交際中の20代〜30代女性の3割以上が低用量ピルを服用していることがわかった。
低用量ピルの服用目的は「PMSの症状緩和」が最多
低用量ピルを服用している女性に「低用量ピルを服用している目的」を聞いたところ、最も多かったのは「PMS(月経前症候群)の症状緩和のため」(55.2%)だった。次いで、「月経周期を安定させるため」(44.5%)、「望まない妊娠を防ぐため」(30.9%)が続いた。
低用量ピルを服用している交際中の女性の半数以上が、PMSの症状緩和を目的として服用していることが明らかになった。
低用量ピル服用をパートナーに伝えた女性は91.8%
低用量ピルを服用している交際中の女性に「パートナーに低用量ピルの服用を伝えたことがあるか」を聞いたところ、「ある」は91.8%、「ない」は8.2%だった。9割以上の女性がパートナーに服用を伝えている一方で、伝える際に心理的ハードルを感じる女性もいることがうかがえる結果となった。
約3人に1人が「低用量ピル服用を伝える際に心理的ハードルを感じる」と回答
低用量ピルを服用している交際中の女性に「パートナーに対して低用量ピルの服用を伝える際に心理的ハードルを感じるか」を聞いたところ、「全く心理的ハードルを感じない」(33.9%)が最多となった。一方、「やや心理的ハードルを感じる」(27.3%)と「強く心理的ハードルを感じる」(5.5%)を合わせると32.8%となり、約3人に1人が程度の差はあるものの心理的ハードルを感じていることが明らかになった。
伝えにくい理由は「避妊を女性任せにされる懸念」が最多
パートナーに低用量ピルの服用を伝える際に心理的ハードルを感じる女性に、その理由を聞いたところ、最多は「避妊を女性任せにされる懸念があるため」(37.0%)だった。次いで、「ピルに対する偏見があると感じるため」(33.3%)、「生理や婦人科系の話題を共有することに抵抗があるため」(30.6%)が続いた。
低用量ピルの服用を伝えることへの不安として、避妊に関する役割分担や、ピルへの誤ったイメージへの懸念があることがわかった。
半数以上が「ピルへの正しい知識」を求める
低用量ピルを服用している交際中の女性に「低用量ピルの服用に関して、パートナーにどのような理解を深めてほしいと思うか」を聞いたところ、最多は「ピルは避妊目的だけではないという正しい知識」(51.2%)だった。続いて、「月経による日常生活への影響への理解」(42.4%)、「通院や処方にかかる費用負担への理解」(37.3%)となった。
低用量ピルを服用している女性の半数以上が、パートナーに対して、避妊以外の目的や正しい知識を理解してほしいと考えていることが明らかになった。





