国土交通省は、「令和8年熊本地震」(7月28日発生、最大震度7を観測)による被害状況等について、7月29日14時時点の情報をサイト上に公開した。鉄道の施設被害として、九州新幹線熊本駅構内で架線断線、九州新幹線と鹿児島本線で線路の変状が起きたと報告している。
九州新幹線は7月28日の地震発生後から全線(博多~鹿児島中央間)で運転見合わせに。JR九州によれば、7月29日は筑後船小屋~熊本間および熊本~鹿児島中央間で終日運転見合わせとし、博多~筑後船小屋間は17時頃から本数を減らして運転再開予定だという。国土交通省は九州新幹線の施設被害として、熊本駅構内での架線断線に加え、車両基地の熊本総合車両所でも線路の変状等が起きたと報告している。
あわせて在来線の施設被害に関して、鹿児島本線の松橋~小川間でも線路の変状があったとしている。いずれの施設被害も点検継続中とのこと。
なお、JR九州の在来線に関して、鹿児島本線の荒尾~八代間、豊肥本線の熊本~宮地間、三角線の宇土~三角間で終日運転取りやめとするほか、鹿児島本線と豊肥本線の一部区間で列車の本数を減らしての運行となっている。肥薩おれんじ鉄道と南阿蘇鉄道も、7月29日は全線で終日運転見合わせに。熊本電気鉄道は現在、全線で平常運転を実施しており、熊本市電も全線で運行中だが、再び大きな揺れが発生した場合など、安全確認のため運転を見合わせることがあるとしている。くま川鉄道も肥後西村~湯前間で通常通り運転している。
