東武鉄道は28日、埼玉県比企郡小川町ならびに東武トップツアーズと共同で、「東武東上線新型車両90000系お披露目会」を9月12日に小川町駅で開催すると発表した。小川町のふるさと納税返礼品として設定され、ふるさと納税を行った人のみ参加できる限定イベントとなる。

  • 東武東上線の新型車両90000系

    東武東上線の新型車両90000系

イベント会場の小川町駅は、新型車両90000系が走行する区間の終点にあたる。駅の所在地である小川町は、小川和紙や酒造などの伝統産業が有名で、「武蔵の小京都」とも呼ばれる。近年は循環型農業に取り組む「有機農業の里」としても知られ、今回の企画を通じて地域の関係人口創出や継続的な観光振興につなげたいとのこと。7月28日から寄付の募集を開始した。

当日は小川町駅に停車中の新型車両90000系を背景に記念撮影を行えるほか、実際の車内放送を体験可能。小川町駅から引上線まで、新型車両に1往復乗車できる。参加者向けに東武鉄道の制服と制帽も用意し、駅員や乗務員になった気分で各種体験を楽しめる。

  • 新型車両90000系の車内

    新型車両90000系の車内

90000系は東上線で運行する9000系の代替として導入する東武鉄道の新型車両。最新機器の採用と効率的な機器構成により、9000系と比べて消費電力を40%以上削減するという。快適な室内空間を提供するとともに、東上線沿線における人や物流のルーツが荒川や新河岸川の舟運にあることに着目し、「地域と人と未来をつなぐ わたし舟」をコンセプトにデザインした。