国土交通省は、都市鉄道の混雑率調査結果(2025年度実績)を7月28日に公表した。福岡県の路線に関して、西鉄貝塚線が混雑率169%で2025年度も全国ワースト2位となったが、西鉄天神大牟田線も混雑率140%以上に。前年度を上回り、高い混雑率となっている。
西鉄天神大牟田線の最混雑区間は「平尾→薬院」間とされている。2025年度、最混雑時間帯の8~9時において輸送力1万3,828人(6.3両×18本)に対し、輸送人員1万9,512人、混雑率141%(前年度は139%)。前年度の輸送力は1万3,592人(6.2両×18本)となっており、2025年度に輸送力が微増となる一方で輸送人員も増加し、結果として混雑率が上昇した。
福岡市中心部を走る地下鉄2路線は前年度に続き、混雑率130%前後で推移している。七隈線は最混雑区間の「薬院→渡辺通」間において、最混雑時間帯の8時から8時59分まで輸送力6,876人(4両×18本)に対し、輸送人員8,949人、混雑率130%(前年度は126%)。最混雑区間は前年度の「薬院大通→薬院」間から変更となったが、最混雑時間帯と輸送力は前年度と変わっておらず、輸送人員の増加にともない混雑率が上昇している。
空港線は最混雑区間の「大濠公園→赤坂」間において、最混雑時間帯の8時から8時59分まで輸送力1万7,010人(6両×21本)に対し、輸送人員2万1,959人、混雑率129%(前年度は135%)。前年度の輸送力は1万6,200人(6両×20本)だったが、2025年3月のダイヤ改正で朝ラッシュ時間帯に増便している。輸送力増強を図ったこともあり、前年度より低い混雑率となった。
なお、福岡県内では筑豊電気鉄道も「萩原→熊西」間で混雑率124%(前年度は115%)に上昇している。福岡県内のJR線のうち、鹿児島本線の「香椎→博多」「二日市→博多」間と福北ゆたか線の「吉塚→博多」間はおおむね混雑率100%前後で推移した。

