関東を中心に全国約140店舗を展開するベイシア。プライベートブランド(以下、PB)商品やご当地グルメが度々SNSで話題となり、注目を集めている。そんなベイシアが2026年3月、複合型施設の新フォーマット「ベイシアタウン」の1号店を新狭山にオープンした。
新狭山店は、2階建ての施設に14社のテナントが集結し、買い物や食事、日常の用事まで一か所で済ませられる"ワンストップショッピング"を実現した新しい店舗だ。
今回は、その中核を担う"食のテーマパーク"「beisia Foods Park(ベイシアフーズパーク)」を実際に訪問。圧巻のカップ麺コーナーや総菜、ベーカリーなど、思わず時間を忘れて楽しんでしまう売り場の魅力を紹介する。
地元の学生にも愛される! 店内調理の「スイーツコーナー」
果物コーナーを抜けてすぐのところに、ひときわ目を引く陳列が......。スイーツコーナーだ。
たくさんの種類のクレープやパフェが並んでいる。担当者によると、果物のカットやクレープの生地を焼くところから店内で調理しているという。
「チョコバナナホイップクレープ」(453円)や「みかんホイップクレープ」(399円)、「フルーツパフェ」(322円)などバラエティ豊かで、地元の学生にも人気なのだとか。施設内は、ゆったりと過ごせる休憩スペースも設けられている印象だったので、学校帰りの"至福の時間"にもぴったりのようだ。
さらに、クレープとパフェは、それぞれ通年の商品だけでなく、季節にあわせた期間限定商品が1種展開されているとのこと。今回訪れた際には、「プリンクレープ~森永の焼きプリン使用~」(496円)と「キウイパフェ」(322円)が販売されていた。
"デカ盛りグルメ"も充実
ベイシアタウン新狭山店は、豊富な品揃えだけでなく、「デカ盛りグルメ」も多数展開されている。中でも注目したいのが、「BBB」と「1kgミルクレープ」だ。
これぞデカ盛り弁当、通称"BBB"
「BBB」は、「ベイシアビッグ弁当」の略。「BBB! 1kgカレーライス」(637円)や「BBB! ジャンボチキンカツカレー」(853円)、「BBB! 1kg麻婆豆腐ライス」(637円)など、名前の通り"デカい"弁当が取り揃えられている。お米部分はお茶碗3~4杯分くらい入っていた。
家族や友人とシェアして食べる人もいれば、一人でぺろりといってしまう人もいるのだとか......。1人前では物足りない人はぜひチェックしてほしいコーナーだ。
コスパ最強! 「1kgミルクレープ」
スイーツコーナーからは、工場直営店やコストコなどで見かけるコスパ最強の「1kgミルクレープ」(1,933円)も参戦している。北海道産小麦粉・生クリームを使用したシンプルな味付けで、フルーツなどと合わせてアレンジも楽しめそうだ。
とはいえ、「こんなに一度では食べられない......」という人もいるはず。実は、この「1kgミルクレープ」、冷蔵と冷凍の両方展開しているため、そんな人には冷凍の商品を購入して少しずつ食べるのもおすすめしたい。冷凍庫が大きければ......。
ベイシアと言えば、PBが強い
「ベイシアはPBが強い!」という声がSNSでも上がっているが、今回訪問してあらためてPBの強さを感じた。というのも、普通のスーパーでは考えられないような種類の豊富さに驚いた。現在、食品や雑貨を含む約2,000アイテムのPB商品を展開。その中でも、約200アイテムを展開する新ブランド「ベイシアプレミアム」が注目を集めているという。
今回は、中でも注目したい商品を下記にて紹介する。
「別海のおいしい牛乳 1000ml」(247円)
SNSでも、「牛乳は絶対これ」「コクがうまい、ベイシア行ったら絶対買う」などの声が上がっている「別海のおいしい牛乳 1000ml」(247円)。別海町の乳牛ならではのおいしさとコクを楽しめるそうだ。ベイシアに訪れた際はぜひチェックしてみてほしい。
実は、この別海のおいしい牛乳は、牛乳単体での販売だけでなく、ヨーグルトやジェラート、バウムクーヘンなどの焼き菓子といった、さまざまなPB商品に使用されているという。ベイシアのPBを支えている商品の1つのようだ。
群馬発祥のスーパーならでは! "群馬県のB級グルメ"も展開
ベイシアの拠点は群馬県。そのため、群馬県のご当地グルメも展開していた。中でもおすすめは、太麺と真っ黒なソースが特徴の「太田焼そば」を自宅で作れる「群馬発祥 太田焼そば」(2食入り/214円)。「太田焼そば」は、「日本三大焼きそば」の1つとされており、群馬県民に愛される、隠れた名物グルメだ。
担当者によると、この商品は水なしで調理できるため、失敗しにくいという。群馬出身者はもちろん、自炊初心者にもぜひ手軽に地域の味を感じてほしい。
さらに、居酒屋などで見かけることの多い「もつ煮」も実は群馬のご当地グルメの1つだ。「上州名物もつ煮」(430円)は、国産もつを独自の味噌で長時間煮込んでやわらかく仕上げたもの。群馬県産こんにゃくも使用しており、温めるだけで簡単に調理できるので、お酒のあてにもおすすめだ。
さらに、辛党におすすめの「炎のもつ煮」(430円)も販売している。担当者によると、汗をしっかりかくくらい辛いようなので要注意。
豚レバー、てっぽう、カシラ......品揃え豊富な「ベイシア焼肉専門店」コーナー
精肉コーナーで注目してほしいのが、「ベイシア焼肉専門店」のコーナー。焼肉専門店のような豊富な品揃えと味付けを楽しめる。
ラインアップを見てみると、カルビや厚切り牛タン、豚タンはもちろん、豚レバー、てっぽう、カシラ、コブクロといった焼肉屋でしか聞いたことのない部位も並んでいた。焼肉パーティーやバーベキューの際にはぜひベイシアをおすすめしたい。
実は、この「ベイシア焼肉専門店」コーナーはここ「ベイシアタウン新狭山店」からスタートしたとのこと。ありがとう、新狭山店......。
思わず足を止めたくなる! "まるでテーマパーク"な売り場設計
ベイシアタウン新狭山は、思わず足を止めたくなるテーマパークのようなコーナー設計が魅力の1つのようだ。「ラーメン横丁」「コロッケ売り場」「ベーカリー売り場」はぜひぜひチェックしてほしい。
まるで博物館のような「ラーメン横丁」
店舗の真ん中あたりには「ラーメン横丁」と書かれた提灯や暖簾が掛けられていた。
楽しそうな雰囲気に惹かれて中に入ってみると、そこはカップ麺の宝庫だった。
醤油、みそ、しお、担々麺、豚骨といった定番はもちろん、韓国発祥のプルダックやチャパグリ、ご当地麺まで、ずらりと並ぶカップ麺。その光景はまるで博物館のようで、「日本にはこんなに多くのカップ麺があったのか……」と圧倒されてしまった。
106円の「コロッケ」を食べ比べしたくなる、揚げ物売り場
惣菜売り場では、1個106円と、お手頃価格の「コロッケ」がラインアップ。訪問時は「ごろっとポテトのベイころ」や「カレーコロッケ」、「かぼちゃコロッケ」など5種類のコロッケが並んでいた。
ほかにも「もっちもちポテト揚げ(チーズ)」「ハッシュポテト」が人気のようだ。つい何種類も選んで"コロッケバイキング"のような楽しみ方をしたくなってしまう。
こんがり焼けたパンが美しい「ベーカリーコーナー」
最後におすすめしたいのはベーカリーコーナー。最近はさまざまなスーパーが力を入れている"パン"だが、ベイシアも負けていなかった。
中でも最も印象的だったのが、ショーケースに入った「発酵バターのクロワッサン」(171円)。こんがりと焼き上げられた黄金色の美しい見た目だけでも食欲をそそるが、ショーケースを開けた瞬間に広がる発酵バターの豊かな香りがたまらない......。
このほか、ベイシアタウン新狭山店で販売が始まった「ベーグル」や、540円という手頃な価格で楽しめる「焼きたてピザ」も見逃せない。食事用から軽食、おやつまで充実しており、「パン目当てでまた来たい」と思わせる売り場に仕上がっていた。
売り場を巡っていると、SNSで見かけて気になっていた商品との出会いもあった。SNSで話題の群馬県民の思い出の味「蒟蒻畑 どどめ味」もしっかり見つけられた。
さらに、ベイシアタウン新狭山には、ベイシア公式キャラクター「ベイB」のぬいぐるみが3匹隠されているのだとか。店内だけでなく、ベイシアタウン全体にいるというので、買い物の合間に探してみるのも楽しそうだ。
実際に訪れてみると、ベイシアタウン新狭山は、都心の喧騒を少し離れた場所で、ゆったりと買い物を楽しめるスーパーという印象だった。カップ麺がずらりと並ぶ売り場や、選ぶのが楽しくなる総菜コーナー、香り豊かなベーカリーなど、「食」をテーマにしたワクワクする仕掛けが随所に散りばめられている。
日々の買い物はもちろん、ちょっとしたお出かけ気分でも楽しめるスポットとして、一度足を運んでみてはいかがだろうか。



















