『M-1グランプリ』や『キングオブコント』との違いを問われると、濱家は「漫才とコントを一回の賞レースでやるっていう経験がないので、どういう形でネタ合わせしてんねやろとか、漫才とコントのテンポ感も違うし、コントってしっかり間を取るタイミングもあるだろうし、その辺が他の大会とは違う」と解説。
前回大会で出場者たちが「これ大変やわ」「しんどいわ」と口にしていたことも明かし、「よっぽど大変なことをしてくれてるんだなと思います」と実感を語る。
山内は「テンポ感もそうなんですけど、やっぱ1本目でつかめないと、その2本目を引きずっちゃうというのは、よりあるのかな」と指摘。「全賞レースそうなんですけど、より一本目の入り方がすごい大事な大会なんだなと思いました」と話した。
漫才とコントの違いについて、濱家は「特に僕らはですけど、漫才は山内と濱家がしゃべってたらおもろいという、日常により近づけようというのが意識しているところ」と説明。
一方で、コントについては「全く別次元のもの。ありえない世界を作る」とし、「ノンフィクションかフィクションかみたいな感じかなと思います」と表現した。
山内も「漫才は人の面白さがより出ている方がウケてるイメージがあって、コントは設定とか演技力、普段と全然違う感じになってることも評価されるネタなのかな」と分析。「去年は、漫才は漫才、コントはコントってより分かれてるほうが(スタジオの反応も)“おおっ”となったな、という印象です」と振り返った。
勝ち上がるために求められる要素について、山内は「ファーストステージで漫才かコントを本人らが選んでできるということなので、そのチョイス、センスが大事」と指摘。濱家も「めちゃめちゃレベルの高いしゃべくり漫才をして、次にとんでもないわけ分からんコントとか見せられたら、やっぱり鷲づかみにされるんちゃうかな」と、2本のギャップに期待を寄せた。
20%は本番当日の舞台で完成させる余白を
大舞台で緊張しないコツについては、山内が「緊張はします」としながら、「当日に慌ててネタ合わせをめっちゃしちゃうと疲れるんで、当日はネタ合わせしなくていいか、一回ちょっとやるぐらいで済むところまで前日までに仕上げておいたほうがいい」とアドバイス。濱家も、自身らが最後の『M-1』で「音楽を聴いて体を動かして、アスリートみたいなことをしていた」と明かし、「リラックスして臨んでいただきたいと思います」とエールを送った。
さらに、賞レースを勝ち切る上で大事なこととして、濱家は「“俺らが一番おもろいねん”という自信に満ちあふれてやってほしい。それが一番近道なんじゃないかな」と力を込める。
山内も「優勝優勝のプレッシャーでガッチガチになっちゃうと、やっぱり緊張しちゃうので、楽しみながらやった方がみんな笑いやすい」と助言。濱家は「100点、120点を出したんねんと思いすぎるとあんまり良くないのかな。80点ぐらいで優勝できるように、普段の練習とかネタ作りを頑張れていたらいいのかなとは思いますね」と語るが、山内によると「これはトミーズ雅さんが言ってたこと(笑)」とのことだ。
濱家は中川家・剛から、『M-1』前に「80%ぐらいで決めていきや。あとの20%は本番当日その舞台で完成させるぐらいの余白を持って行った方が絶対うまいことできるで」と言われたことも紹介。「最後の『M-1』とかはすごくリラックスできて、一番いい状態でできた。やっぱり余裕と自信みたいなものを持ったほうがいいかなと思います」と締めくくった。
●『アサヒビール スマドリ ダブルインパクト2026 漫才&コント二刀流No.1決定戦』
ファイナリスト:ななまがり、蛙亭、ダンビラムーチョ、TCクラクション、今夜も星が綺麗、滝音、ドンデコルテ、ビスケットブラザーズ
MC:かまいたち、橋本環奈
審査員:千原ジュニア(千原兄弟)、剛(中川家)、後藤輝基(フットボールアワー)、田中卓志(アンガールズ)、辻クラシック(ニッポンの社長)

