星野リゾートが展開するグランピングリゾート「星のや富士」(山梨県南都留郡)は9月1日から、秋ならではの葡萄を堪能する2泊3日の滞在プログラム「グラマラス葡萄ステイ」(1名 79,000円/宿泊料別)を開催する。

  • 日本固有の二大品種「甲州」と「マスカット・ベーリーA」の魅力を引き出す「葡萄ペアリングディナー」

    日本固有の二大品種「甲州」と「マスカット・ベーリーA」の魅力を引き出す「葡萄ペアリングディナー」

山梨県では日照時間の長さや昼夜の気温差の大きさ、そして水はけのよい土壌という地理的条件の良さから、多種多様な果物が栽培されている。中でも葡萄は歴史が古く、約1,300年前から栽培が始まったと言われており、山梨県は10年以上連続で国内1位の生産量を誇っている。特に秋は葡萄の収穫シーズンで、さまざまな品種を楽しめるのも魅力の1つ。そして、山梨県は日本のワイン生産発祥の地であり、山梨の気候や風土に合った日本固有品種の「甲州」や「マスカット・ベーリーA」を使用したワインも多く作られている。

同プログラムでは、甲州葡萄の起源である大善寺からワイナリーや農園を巡り、同品種の奥深さを醸造家との交流や料理長こだわりのペアリングディナーを通じて堪能できる。期間は2026年9月1日~30日。料金は1名 79,000円(サービス料込、宿泊料別)。定員は1日1組(2~3名)で、20歳以上が対象。公式サイトにて2週間前まで予約を受け付ける。

山梨葡萄の起源を知り、現在までの変遷を巡る

  • (左)山梨の葡萄を巡る体験は、葡萄伝来の地「大善寺」から始まる/(右)大善寺での参拝で、葡萄の歴史に思いを馳せる

    (左)山梨の葡萄を巡る体験は、葡萄伝来の地「大善寺」から始まる/(右)大善寺での参拝で、葡萄の歴史に思いを馳せる

葡萄伝来の国宝「大善寺」にて、手に葡萄を持った薬師如来像にまつわる話を聞き、1300年の歴史を辿ることから旅は始まる。葡萄の起源に触れた後は、ワイナリー「勝沼醸造」にて伝統を継承しつつ世界へ挑むワイン造りを学び、さらに、農園「葡萄専心」で農園の主人から現在の先進的な葡萄栽培となる話などを聞きながら楽しむ葡萄の食べ比べを通じ、現在の多様な品種へと至る歴史を感じる。ルーツから現代へと繋がる、山梨葡萄の歩みを辿る体験。

二大品種の魅力を引き出すペアリングディナー

  • 「葡萄ペアリングディナー」のメイン料理|鹿肉のグリルとキノコのポワレ 6年熟成バルサミコ酢

    「葡萄ペアリングディナー」のメイン料理|鹿肉のグリルとキノコのポワレ 6年熟成バルサミコ酢

夕食は、甲州とマスカット・ベーリーAのワインの個性を引き立てる特別コースを味わう。特にメイン料理は、鹿肉に山梨葡萄を使用し6年熟成させたバルサミコ酢を合わせ、旨味とフルーティーさを楽しめるように仕立てた。ワインの果実味や酸味、繊細な渋みに合わせ、地元の旬の食材を合わせた一皿一皿が並ぶ。料理長が提案する絶妙なマリアージュを通じて、葡萄が持つ多様な表情と山梨の豊かなテロワールを堪能する美食体験。

焚き火で楽しむ「前夜のひととき」

  • 焚き火を眺めながら、ホットワインと葡萄ショコラを味わう

    焚き火を眺めながら、ホットワインと葡萄ショコラを味わう

初日の夜は、同施設のクラウドテラスで「前夜のひととき」を過ごす。ゆらめく焚き火を眺めながら味わうのは、シナモンやクローブなどのスパイスを効かせたホットワインと葡萄ショコラ。森の静寂に包まれ、葡萄の香りに癒やされながら、翌日の旅へ向けて思いを馳せるひとときを楽しめる。