「心の支えになった」タレントの伊集院光が、6月29日深夜に放送されたTBSラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月曜25:00~)で、同月20日に亡くなった美輪明宏さんとの思い出を語った。
「言った通りだったでしょ?」美輪明宏さんの“予言”
美輪さんは6月20日午前9時30分、老衰のため亡くなった。91歳だった。同28日、所属事務所のオフィスミワが公式サイトで発表した。
番組では、リスナーから寄せられた「出会い、共演なさったときのエピソード、金言などがありましたらお伺いしたいです」というメールを紹介。伊集院は「俺、これ言ったことあるかな?」と切り出し、「全然売れない頃、まだ落語家の名前もあった頃だと思うんだけど。師匠の鞄持ちだったか、ちっちゃい番組出たときか何かに、局で美輪さんとすれ違った」と振り返った。
その際、美輪さんから突然呼び止められ、「あなた3年後に売れるわよ」と声を掛けられたという。「それで俺、たぶん3年後に売れたの」と回顧し、後に共演した際には「言った通りだったでしょ?」と言われたことも明かした。
一方で、伊集院は「絶対僕は信じないんです。信じるとこれからの人生の指針も変わるから。何か見れる人がいて、決まっていることがあるっていうことが好きじゃないから、信じもしないし」と自身の考えを説明。それでも、「でも、まったくクソみたいな生活をしている中では、心の支えになって」と感謝の気持ちを述べた。
さらに、「『タモリに初めて会ったときの空気を感じる』って言われて。それは全然当たってないんです、その規模には全然ないんだけど」と苦笑いしつつ、「すごいよく覚えていますね」と振り返っていた。
【編集部MEMO】
美輪明宏さんは、1935年5月15日生まれ。小学校の頃から声楽を学び、16歳でプロの歌手として活動を開始。1957年に「メケメケ」が大ヒットし、「ヨイトマケの唄」など多くの楽曲を発表した。俳優としても寺山修司、三島由紀夫らの作品に出演し、「毛皮のマリー」「黒蜥蜴」「双頭の鷲」「椿姫」などで高い評価を受けた。声優として『もののけ姫』『ハウルの動く城』にも参加し、NHK連続テレビ小説『花子とアン』では語りを担当。音楽、演劇、映像、執筆、講演など幅広い分野で活躍した。
