角山氏は『THE SECOND』について、「芸人愛、お笑い界への愛みたいなものが根底に流れている番組」と語る。構成を考える時も、「これって出場者の方々はどう思うんだろう」「お笑いファンの方々は嫌な思いをしないかな」という意識を、制作チーム全員が共有しているという。
近年、テレビ各局でお笑いの賞レースが次々に生まれているが、『THE SECOND』の存在意義は、賞レースで優勝したことがない芸歴16年以上のプロ漫才師という出場資格そのものにある。角山氏は、ある意味で「一生参加できる大会」と表現し、「選考会からずっと見ていると、まだこんなにも日の目を浴びていない面白い漫才師がいるのかとビックリします」と驚きがあるという。
そんな大会に、「携われる限りやり続けたいと思っています」という角山氏。その言葉には、単なる賞レースの演出を超えた、漫才師たちへの敬意と、大会を未来へつなげる覚悟がにじんでいた。
●角山僚祐
1985年生まれ、大阪府出身。09年に京都大学卒業後、フジテレビジョン入社。『爆笑レッドカーペット』『爆笑レッドシアター』などバラエティ番組のADを経て、『THE CONTE』『THE MANZAI』『爆笑ヒットパレード』などの総合演出を担当。現在は『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』『何か“オモシロいコト”ないの?』などを担当し、今年から『THE SECOND~漫才トーナメント~』の総合演出を務める。

